3D mode!

Entries in 2006

半年!

おかげさまで当ブログcameraLadyも,立ち上げから半年を迎えることができました.2006年6月29日,ボクの23歳のバースディにスタートさせたcameraLadyの半年を振り返りたいと思います.

当時利用していたはてなダイアリーからWordPressに乗り換えたのは,自身の手でWebサイトを運営してみたいと思ったからです.メインコンテンツはブログとして,ブログの内容,サイドバーに設置するナビゲーションの種類,デザインに至るまで,すべてを自分の望むようにしてみたかったのです.はてなダイアリーが特別気に入らなかったわけではありません.はてなダイアリーは,今も別の用途で利用を続けています.

サーバインストール型のブログには選択肢がいくつかありました.その中からWordPressを選んだのは,実際にWordPressを使って運用されているたくさんの魅力的なブログに出会えたからです.今では,WordPressという共通の興味を通じて他のWordPressユーザの方たちと交流できていて,とても嬉しく感じています.また,WordPressユーザの多くは偶然か必然か,FirefoxやFlickr,del.icio.usなどなど,ボクが愛している他の様々なツールやサービスも同じように利用していて,そういった話題でつながることも珍しくありませんでした.

さて,実際に独自のドメインでブログを運用してみてどうだったでしょう.レンタルサーバが重くて上手く接続できないこともあれば,CSSのデザインで失敗して表示が崩れてしまうこともありました.スパムコメントやスパムトラックバックとの日々の戦いも大変です.思っていた以上に苦労は多かったです.だけど,やってみて本当に良かったなぁと感じています!

自身のブログでは,(重さを気にしなければ)好きなだけブログツールを試すことができます.WordPressであれば,数々のステキなテーマとプラグインたちを組み合わせるだけで,柔軟なサイト構築が可能です!流行のWeb技術を試したいときも,サーバがあると何かと便利です.異なる環境をまたいで複数のPCで作業をするときのファイルの受け渡しにも使えます.レンタルだとしても自身のサーバをもってブログなりWebサイトなりを運用してみると,楽しいことがいっぱいです!

そして何より忘れてはいけないのが,Webの向こう側にいる人々との出会いです.自分のブログやドメインはまさにWeb上での「居場所」のようなもので,憧れのあのブロガーさんのところにコメントを書くときも,「cameraLadyのjune29です!」と言えるのは嬉しいものです.小規模であれ,少しずつ自分がWeb上で認知されていくのを感じては,何とも言えない興奮を味わっています(変態).他のブログからトラックバックをもらったり,「cameraLadyの人」と言って言及されたり,エントリがブックマークされたりするたびにモチベーションが上がります!

そう遠くない未来には,今で言うSNS上の「1ユーザが1ホーム」が「1ユーザが1サーバ」になるかもしれませんね.今でももう,サーバを保持するコストは限りなくゼロに近づいています.これからWebサイトを構築してみたいと思っている皆さん,どんどんやったらいいですよ!失敗したって失うものなんてさほどないはずです.ただ,ネーミングには力を入れた方がいいと思います!何にせよ,ネーミングってのはすごく重要で,そのものの未来を決める要素のひとつです.「ウェブ人間論」の中で梅田望夫さんも言っていて,ネーミングがユニーク(唯一)であることは本当に大事だと思います.cameraLady立ち上げ当時,Googleで「cameraLady」と検索しても(少なくとも日本のサイトは)ほとんど何もヒットしませんでした.今はもう検索結果はボクのものです!これはボクが仲間と立ち上げたLibelaboにも同じことが言えます.

当初はボクにまつわるすべてのことを思うままに書く場所としてcameraLadyを立ち上げ,aboutページにもそのように書いていました.今はすっかりWeb関連とデジカメに関する話が中心になってしまいましたね.cameraLadyの他に研究日誌,開発日誌,mixiの日記,自分用Wiki等を更新しているので,自然とコンテンツが細分化してきています.今一度,サイトの運用方針を確認し,aboutページも書き直そうと思います.

最後になりましたが,読者の皆さん,いつもcameraLadyを訪れてくれて本当にありがとうございます.これからもcameraLadyどうぞよろしくお願いします!あわせて,ボクらの成果物の発信場所であるLibelablogもよろしくお願いします!

2006年12月29日 暖房の届かない部屋で少し震えながら
june29

補足:キーボードショートカットでfirstfield

前回のエントリ「キーボードショートカットでfirstfield」ですが,仲間に相談してGreasemonkeyで実装しました.以下のエントリにて公開しています.

Focus Field – Libelablog

ショートカットキーを入力するたびに閲覧ページ内のテキストフィールドを順々にフォーカスするようにしてあるので,実用性が高まっています.

キーボードショートカットでfirstfield

またしてもFirefoxのキーボードショートカット話です.こればっかり.事の発端は下記のエントリです.

検索をするときには Google を使うことが多いです。いろいろな方法で Google にアクセスすることが多いわけですが、最終的に Google のサイトに飛んで検索をすると希望のものが出てこない場合、さらにキーワードを追加したり、変更したりするわけです。そのときにちょっとしたことですが、検索フォームの中にフォーカスが持っていけるようになると便利です。

Going My Way: Google の検索フォームにフォーカスする Google Search Box AccessKey

確かにその通りですね.カーソルを検索フォームまで移動させるには,けっこうなエネルギーが必要です.キーボードショートカットでカーソル移動できたら最高です.でもこれは,Googleの検索結果のページに限定される話ではありません.マウスを窓から投げ捨てろ!ショートカットであいつに差を付けるメソッド | Queueで紹介されている拡張機能firstfieldは,まさにすべてのサイトでキーボードショートカットによるカーソル移動を目指したものです.具体的には,閲覧中のページにおいて最初に出現するテキストフォームにカーソルを合わせます.

さっそく導入してみましょう… と思いきや,現行のFirefoxには対応していないようです.install.rdfを偽装してもダメでした.仕方がないのでxpiファイルをzipにリネームして解凍し,XULのソースコードの一部をkeyconfigに割り当てました.設定には,以前のエントリで紹介した拡張機能keyconfigとfunctions for keyconfigが必要になります.

firstfield keyconfig

[code]
var doc = window.content.document;

if (!doc) return;

for (var i=0; i < doc.forms.length; i++) {
var elements = doc.forms[i].elements;

for (var j=0; j < elements.length; j++) {
if (elements[j].type == "text") {
elements[j].focus();
elements[j].select();
return;
}
}
}
[/code]

キーは本家に習って「Ctrl+;」としました(なぜか表示は「Ctrl+=」になる).この場合「大きく[文字サイズ]」のキーと競合するのでこちらをOFFにしておきます.ボクはまず使わない機能なので問題ありません.あとはFirefoxを再起動すればキーば有効になります.いくつかのサイトで動作確認を行いました.

Google


firstfield - Google

cameraLady

firstfield - cameraLady

mixi

firstfield- mixi

YouTube

firstfield - YouTube

del.icio.us

firstfield - del.icio.us

はてなダイアリー

firstfield - はてなダイアリー

ボクが確認したかぎりでは割と使えそうです.ただ,ブログのエントリページで,検索フォームよりコメントの名前欄にカーソルが移動してしまうのは難点です.もう少し工夫すればもっと良いものができそうなのですが,今日はこの辺で終わりにします.

実は当初はGreasemonkeyでこれを実現しようとしていました.「せっかくGreasemonkey本ももらったし!」と意気込んでみたものの,どうも上手くいかなくて断念しちゃいました.Greasemonkeyでの実装があれば,ぜひソースを見て勉強したいです.

追記

Focus Field - LibelablogにGreasemonkeyでの実装があります!

Web2.0 x 複雑系

本屋さんで見つけて手に取り,タイトルを見て即買いしました.

photo
Web2.0的成功学―複雑系の科学と最新経済学で時代を読む
近 勝彦 MYCOM新書編集部
毎日コミュニケーションズ 2006-12
売り上げランキング : 17149

by G-Tools , 2006/12/20

内容(「MARC」データベースより)
「複雑系の科学」「最新ネットワーク理論」「情報と不確実性の経済学」という3つの理論によってWeb2.0的な世界の本質に迫り、その複雑な世界で見落とされている「成功のための単純な見方」を導き出します。

商品の説明 — Amazon.co.jp

Web2.0」はボクが今,最も興味を持っている話題のひとつであり,「複雑系」はもろにボクの研究分野です.いまやWeb2.0をタイトルに含めた本は山ほどありますが,複雑系の観点を持ってWeb2.0を考察している本は他に知りません.複雑系を専攻している仲間たちにもお勧めしたい本です.ボクはWeb2.0を,複雑系の研究をするための有益で豊富なデータが揃った宝の山だと捉えています.様々な種類の「リンク」によって要素同士が繋がり合っていくWeb2.0の世界は,特にネットワーク理論を武器に世界を理解しようとする人たちに貴重な経験を与えてくれます.

第1章「Web2.0と複雑系ネットワーク」では言葉の定義についてざっと触れています.Web2.0の説明ではTim O’Reillyの「What Is Web 2.0」に触れ,複雑系の説明では還元主義の考え方から話を始めており,全体的に流れが親切なのでどちらか一方を知っている人であれば難なく読める構成になっています.mixiGraphを使ってスモールワールドを体感させようとする試みは,ウチの研究室でもオープンキャンパスや研究室見学の際に取り入れてきたので共感を持てました.この章の最後で「Web2.0の要素にいくつ当てはまるかで企業を分類してもあまり意味がない」と書かれていて,ここで早速「還元主義的な考え方では本質を見落とすことがある」という例を示しているのは巧妙です!上手だなぁ.

第2章「情報と不確実性の経済学」では,Web2.0,複雑系に続くこの本の重要な要素である「経済学」について説明しています.ボクは経済学の知識をまったく持たないので,メモを取った量はこの章が最も多く,ふむふむと頷きながらじっくり読みました.経済学の視点から見たWeb2.0は「補助的チャンネルの不確実性を小さくすることがビジネスの大きなテーマ」であると書かれています.制度的チャンネル(マスコミなど)の情報に飽き足らない人々は,補助的チャンネル(ここではずばりCGM)に走ります.Amazonのカスタマーレビューはまさに信頼できる仕組みを持った補助的チャンネルの例として挙げられています.しかし著者は,どちらか一方を取り入れるのではなく,複数の情報源を持ちそれらを突き合わせて総合的な判断を下すのが重要であると強調しています.その通りでしょうね.Web2.0の世界では情報を集める能力よりも,集めた情報を編纂する能力が求められていると言えるでしょう.

第3章「複雑系の経済学」,第4章「ネットワーク組織論」では,最近話題になった実際の社会の動向を紹介し,これまでに述べてきた理論を持って説明しようとしています.固有名詞もたくさん登場するので話の内容をイメージしやすくなっています.最後に第5章「Web2.0的起業学」,第6章「Web2.0的流行学」の2章構成で,実例から得た知見をどう未来に活かしていくべきか書かれています.この中で「リスクに対する意識のゆがみ」の話があるのですが,ボクは昔から「みんな,ガソリン代の値上がりには反応しすぎ!」と思ってきたので,人間の心は難しいなぁと思いながら読みました.日々溢れるほどの情報にさらされていると,勝手な思い込みや局所的な情報によって間違った認識を持ってしまいがちです.情報の真偽を嗅ぎ分ける嗅覚を養っていくべきですね.

この本を読んで,これまで漠然とWeb2.0と複雑系を結び付けてきたボクの頭の中は少しスッキリしました.感覚が言葉になるとスッキリしますね.自分以外の誰かにも伝えられるようになります.また,経済学や心理学の立ち位置からはWeb2.0がどんな風に見えているのか,初めてそんなことを考えられたので得るものがありました.ひとつの対象を様々な角度から見てみることはとても大事です.自分ひとりでそれができないのなら,専門分野の異なる人と何かテーマを用意してじっくり話してみるのもよさそうです.

会社の忘年会

良い写真が撮れたのでエントリにしておきます.会社の忘年会に参加してきました.

盛り上がる場内

今回の会場は,以前,会社で働いていた人が最近になってオープンしたバーでした.ダーツやビリヤードも楽しめるステキなバーを貸切にしてもらって,みんなでワイワイ楽しみました.

壁紙

上の写真は壁紙アートなんですが,キャンパスがすべて1$札なんです!とびきりクール!ボクが感動している横で仲間たちは「いくらくらいかかっているんだろう」といやらしい話をしていました.この他にもステキな店内装飾がいっぱいで,聞くところによるとお手製だとか!ビックリ!

自らがオープンした店ですから,いわば自分の城ですよね!そこに辿り着くまでに様々な苦労はあれど,一国一城の主になるって気分が良いんだろうなぁ.

トイ

帰り際に,お店のオリジナルグッズをもらってきました.うーん,細かいところにも粋を感じます.