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Entries in 2008/09

上京してから初めての帰省でした

9月の3連休を使っ… たわけではなく,金曜日にお休みをもらって札幌に帰り,土曜日は高専カンファレンスに参加し,日曜日は札幌高専の学校祭に足を運び,夜の便で帰ってきました.連休最終日の月曜日は昼過ぎまで寝て,部屋の片付けなどしながら日常に戻る準備をしていました.

ナナカマドがきれい.

ナナカマド

久しぶりに帰った北海道,札幌.とてもステキなところだった.実家に向かう道の途中で見上げた空は「あぁ,ボクはこの空を覚えている」と思わせてくれる空だった.

東京にきて働き始めて,とにかく楽しい毎日を過ごしている.第2の我が家である自分の部屋もとても居心地の良い場所になった.たくさんの人がいて,たくさんのイベントがあって,たくさんの刺激がある.「こっちにきてから得たもの」を考えては,嬉しくなる日々なんだ.

今回の帰省で,いつもはあまり考えない「こっちにきて失ったもの」について考えさせられたなー.ボクは実家の近くの空気が好きです.久しぶりに実家で食べるゴハンは美味しかった.弟が車で事故ったりと,両親の苦労もまだまだ多いようだけれど,みんな元気にしていたよ.

実家の近くの,なんでもない道.なぜだかシャッターを切りたくなる.

実家の近く

道

いつもの道

帰りの日,札幌駅の辺りをうろうろしていたら,たまたま友達に会った.一緒にゴハンを食べながらお互いの近況について話した.偶然に知り合いに会ったときって,テンション上がるなぁ.この地にはボクが生きてきた跡が確かに残っていると感じて嬉しくなる.

たっぷりと良い時間を過ごすことができた.また忙しい日常がやってくる.次の帰省を楽しみにしながら,またガンバっちゃうよ!

札幌高専の学校祭に行ってきた

高専カンファレンスが終わって帰宅して,「高専いいなぁ」という気持ちでいっぱいになっているときに,Twitter のタイムラインで ZoAmichi さんが 明日は Last of 札幌高専祭か… と言っているのを見かけた.そうかぁ,校舎は残って札幌市立大学になるとは言え,高専としての役目は終えてしまうのだな.

時間に余裕があったので,足を運んでみることにした.テーマは「home」

札幌市立高等専門学校 第18回高専祭 home

何度か訪れたことはあるんだけど,何度見ても面白い形をした校舎だなぁと思う.入り口の写真.

札幌市立高等専門学校

これももうすぐ見納めか.

札幌市立高等専門学校

入ってすぐのところにあった展示物.

札幌高専 学校祭

ボクにはデザイナーになりたいと思っていた時期があって,でも,どこかのタイミングで自分にはセンスがないと思って,けっこう簡単にあきらめてしまった.だから実は,こういったクリエイティブな空間にいると,ちょっと複雑な気持ちになる.なんだか胸がチクチクする感じ.

何かのリハーサルをしていた.

札幌高専 学校祭

その上,「学校」という空間もボクの中の何かを強烈に刺激する.会場に入ってからものの数分で目眩を覚えた.

札幌高専 学校祭

札幌高専 学校祭

札幌高専 学校祭

そうか… ここには「今の自分にないもの」が詰まっているんだ.デザイナーになりたかった自分とか,もう学校に戻ることのできない社会人になった自分.眩しすぎる光の中で,自分という存在が消えてゆく感覚に近い.矢沢あい先生の描く世界観に憧れるのも,自分が持っていないものがたくさんあるからなんだろうな.

札幌高専 学校祭

理由はよく分からないけど,中庭とか,他には屋上とか螺旋階段にも憧れがある.なんなんだろうなー.自分でもよく分からない.

札幌高専 学校祭

札幌高専 学校祭

札幌高専 学校祭

「高専を卒業して〜〜〜」な下りを見ると,勝手ながら「この人の話を聞いてみたい!」と思ってしまう.この人はどんな高専時代を過ごし,今,当時を振り返って何を思うのだろう.

高専に限らず,マイノリティの側に立つってことは,少なからず「理由を求められること」なのかもしれない.あんまり「普通高校を卒業して思うこと」って表現は見かけない.日本に生まれて「日本を出る!」って大きな声で言う人はいるけれど,「日本を出ない!」って宣言する人は珍しい.だとすれば,その理由が,なぜ敢えてマイノリティ側に立つのかという理由が,人の興味をそそるんじゃないかな.ボクは明確な意志があって高専への進学を選んだわけじゃないけれど,卒業した今となっては,高専を選んでどうだったかについて,考える機会は多い.

札幌高専 学校祭

ここでうまれる
わたしたちの輪
高専の記憶
わたしたちのhome

うわぁ,本当になくなってしまうんだなぁ.全然関係のないボクまで,少し悲しくなってしまった.卒業生の皆さんは,今どんな気持ちでいるのだろう.もう後輩と呼べる人たちが現れないってのは,どんな感覚なんだろう.

気が付いたら

とっても暗いエントリになっていた…!そんなつもりはまったくありませんでした><

校内に展示されたたくさんの作品を見て,いい刺激をいっぱいもらいました.自分を知る機会にもなりました.現役生の皆さん,最後の最後まで高専生活を満喫してください!1人の高専 OB として応援させていただきます.

ボクももっとクリエイティブな活動をするぞー.

高専祭テーマ「home」

これ本当にいい話だなー

第2回 高専カンファレンス in 北海道

東京で開催された第1回 高専カンファレンスに続いて,第2回は北海道札幌市での開催となりました!

高専カンファレンスのポスター

高専関係のイベント,しかも地元北海道での開催となれば,ボクが参加しない理由はありませんねッ!今回は実行委員,そして発表者としてイベントに関わらせていただきました.

先に感想から書いておくと,発案当初の不安をよそに,たくさんの参加者と素晴らしい発表に恵まれたステキなカンファレンスだったと思います.参加できてよかった.とても楽しかった.

高専カンファレンス名札

開催まで

第1回の発起人であるおびなたさんも言っていたように,「会場確保」「告知」「参加者募集」などなど,課題は山積みでした.特に北海道での開催となると,東京で開催する場合に比べて参加者を集めるのが難しいだろうと考えていましたが,そこは実行委員長のむらけんさんや他の皆さんの人脈などを頼りに,最終的に第1回と比べても遜色ないほどの人数が集まり,大いに盛り上がることができました.開催を実現するまでの苦労等は,むらけんさんのエントリ『高専カンファレンス in 北海道』が開催されましたで語られています.様々な支援のもとに開催が実現しました.感謝です.

当日ミーティング「朝の会」の様子

高専カンファレンス

発表順番などを決める司会チーム

meeting

(Taken by snoozer05さん)

配信と聞いて Ruby の方から駆け付けてくださった善良な市民たち

配信と聞いてRubyの方から駆け付けてくださった善良な市民の方々

善良な市民たちの配信力は異常

高専カンファレンス

9つの発表

実行委員長むらけんさんによる開会の挨拶

高専カンファレンス

(Taken by tmaedaさん)

うち1つは自分なので,8つの発表を楽しませていただきました.今回は一応のテーマとして「私の歩いた高専道」を掲げ,とは言っても発表内容は自由にしていただいたのですが,皆さんそれぞれが「自分にとっての高専道」を語ってくれて,テーマ発案者としてはとても嬉しかったです.技術的な話は少なかったので,そういう話を期待されていた方はガッカリされたかもしれませんが,一参加者としては,濃厚な話をたっぷり聞けて大満足でした.

発表者の皆さん,参加者の皆さん,いい感じに出身高専も専門分野もばらけていて,バランスもよかったですね.道内5つ,札幌高専,函館高専,旭川高専,苫小牧高専,釧路高専をコンプリートしつつ,現在北海道にお住まいの方で豊田高専,福井高専出身の方もいらっしゃいました.第1回の参加者からは群馬高専,長野高専,茨城高専出身の方たちが駆け付けてくれました.海賊王を目指す人がいれば,未踏のスーパークリエイターを経て漫画家を目指す人もいて,大変賑やかな顔ぶれでした.

発表者の承諾がいただけた分は,マイリスト 高専カンファレンス in 北海道(2008/9/13)‐ニコニコ動画(夏)にてご覧頂けます.配信,録画,公開までを完璧にこなしてくださった KaigiFreaks 札幌支部の皆さん,ありがとうございました!

高専カンファレンス in 北海道

(Taken by むらけんさん)

発表全体を通して「人生こそ究極のコンテンツである」と思いました.

懇親会,カンファレンス終了後

懇親会はアサヒビール園で行われました.会場に向かうバスの中では,のぼりべつクマ牧場のCMや,ホーマックについて道外の方に教えるなどして,北海道ならではのおもてなしをしました.とうもろこしを食べたら思い出してほしいものです.

高専カンファレンス

(Taken by tmaedaさん)

ここでは,参加者同士の密なコミュニケーションが行われていました.いい話がいっぱい.ボクが聞いただけでも「私も発表したくなった」「次は俺も!」という声がいくつかあがっていて,igaiga さんが発表の中で言っていた「次へ繋がる種をまく」が,まさに体現されたんじゃないかなぁと思います.思えば,「高専カンファレンス」という名で開催されるのは2回目ですが,第1回と第2回では実行母体もまったく異なり,そして第3回もまた別のメンバーが別の集まりを開くことになるでしょう.それでも何か,「高専」というキーワードでゆるやかに続いていく感じは,とても不思議で,とても力強い流れを感じます.そのとき,その場所ごとに,色んな高専カンファレンスが開催されると楽しいですね!

同じ釧路高専出身の後輩たちにも会えました.1人は現役の高専生です.次は発表したいと言ってくれて,先輩として何かを伝えられたのであれば,こんなに嬉しいことはありません.今回何か得たものがあれば,ぜひとも残りの高専生活に活かしてほしいです.まずは直近のテストをガンバってくださいw

最後に

実行委員の皆さん,発表者の皆さん,参加者の皆さん,配信を担当してくださった皆さん,すべての関係者の皆さん,お疲れさまでした!ありがとうございました.

高専時代の仲間たちはみんな,何をしているだろうか.元気にしているだろうか.1人1人の高専道について,ゆっくり聞いてみたいものだなぁ,そんなことを思いました.

お仕事でプログラムを書くようになって思うこととか

「じゃあ仕様を決めてください」と言われて,ビビったボクは「えっ」と情けない声を出してしまった.するとチームリーダは「どんな風になっていたらプログラムを書きやすいですか」と質問を変えてくれた.ボクはこれまでの作業を振り返りながら少し悩んだあと,無事に仕様を決めることができた.そうか,仕様を決めることは怖いことなんかじゃなくて,願うことに近いんだな.

社会人プログラマ1年目,今の心境.

いつもお世話になっている kei-s さんは「正しい」という表現をよく使う.目の前の問題をスマートに解決できたときなんか「正しいなー」と力強く言ってくれる.ボクはそれを聞くのが好きで,いつの間にかつられて「正しい」とよく言うようになった.以前,お仕事でお客さんのところに行って,先方の技術担当の方とデータの受け渡し方法について話し合っていたとき,相手からとてもスマートな方法が提示された.ボクはたまらず「正しい!」と言ったところ,あとで上の人に怒られた.「お客さんに向かってそんなこと言ったらダメだよ」って,まったくその通りだ.

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後悔はない… すみませんでした.

お仕事でプログラムを書いている.サービスの運用を自動化するためのプログラムだ.趣味で自分のためだけに書くプログラムと違って,継続的にメンテナンスしなければならない.時が経てば業務の内容も変化する.もちろん,それにあわせてプログラムも変えていかなければならない.すでに動いているプログラムを作り直そうとすると,今までできていたことさえできなくなったりする.常に不安がつきまとう.

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プログラマは誰でも不安や恐怖を克服して安心を得るために生きる.バージョン管理したりテストを書いたりするのも安心するためだ.人のために役立つだとか愛と平和のためにだとか,すべて自分を安心させるためだ.安心を求める事こそプログラマの目的だ.

初めてテスト駆動開発を知ったとき,まだボクはお仕事でプログラムを書いたことがなかった.なんだか奇抜な開発だなぁと思った.でも全然そんなことはない.不安と真面目に向き合って,不安を解消するためのとても自然な行動だ.開発環境とテスト環境と本番環境で上手いこと接続先のデータベースが切り替わってくれるのも,作業時の不安を消してくれるための仕組みだ.ボクは随分と遅れて,名の知れたフレームワークたちの仕組みがよくできていると気が付く.

苦労を知らなければ楽を知ることはできないんだな.

まだまだ上手にプログラミングできない.経験もセンスもない.それでもプログラミングを楽しいと思うし,プログラミングを通じて多くのことを学べていると思う.会社の開発チームで,コードレビューの時間を設けるようにしている.先輩プログラマの方に本当に細かいところまで注意してもらえる.ベストな書き方ではないと思う.だけど,今よりきれいな書き方はできそうだと気が付いたりする.さっきよりはきれいに書けたと思える.「正しいことの白の中」にいるッ!

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プログラミングとジョジョはボクの人生に色んなものを与えてくれるなー.というわけで,角谷さんのXP祭り2008のLTでストーンオーシャン戦略について語りましたはマジで素晴らしいなと敬意を表しますッ!アジャイルプラクティスを再び読みながら眠りにつこう.

アジャイルプラクティス 達人プログラマに学ぶ現場開発者の習慣
アジャイルプラクティス 達人プログラマに学ぶ現場開発者の習慣
  • 発売元: オーム社
  • レーベル: オーム社
  • スタジオ: オーム社
  • メーカー: オーム社
  • 価格: ¥ 2,520
  • 発売日: 2007/12/22
  • 売上ランキング: 5870
  • おすすめ度 4.5

頻繁に発生するものは効率化される

「キーボード派」って言葉はボクもたまに使うけど,その括り方はちょっと違うかもしれないな.「頻繁に発生するものは効率化される」ってそれだけの話.

何かの操作に限らず,自然言語だってそうで,英語でいったら前置詞とか,日本語でいったら接続詞とか,とにかくよく出てくるものは短くなっている.キーボードの Qwerty 配列みたいに歴史的な経緯があるものは例外としても,「よくあること」「よくやること」をどれだけ効率化できるかって,それだけのことなんだよね,きっと.

別に自分のことをキーボード派だと思っていなくても,キーボードを叩いて文章を打つ人の多くはコピー&ペーストをコンテキストメニューから呼び出したりしない.技術的なことに全くと言っていいほど興味のない知り合いも,仕事で毎日使う Excel の基本操作はほぼキーボードだけで片付けてしまう.ボクは1日の中で Web ブラウザに触れている時間がとても長いから,なるべく効率化して使いたい.そういうわけで,今のところは最も融通が利く Firefox を愛用している.大好き.

「この,いつも繰り返す面倒な作業,なんとかならないものか」と,まずは気が付くことが大事.気が付いたら半分は解決したようなもんだ.むうぅ.