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Entries in 2008

今年,最も面白かったソーシャルアプリはFlickrだ

2008年も残すところあと半月といったところで,書き溜めていた振り返りエントリを小出しにしますよ.

11月にこんなタイトルを思い付いて,ちょっと胡散臭くて面白いなぁって自分で思った.でも確かに,今更だけど Flickr を楽しめた1年だったと思う.しまださんが泊まりに来てくれた夜も「Flickr 楽しいねー」って話が出て,ボクの想いは確固たるものとなった.

改めて言おう.今年,最も面白かったソーシャルアプリは Flickr だ.

2008/12/10 08:53:57

ボクから見える Flickr を面白くしてくれているのは,もちろん Contact の皆さんだ.例えばボクは mio-spr さんの写真が大好きで,Flickr のホームに訪れて新着写真を見つける度に心が躍る.最近はカメラ好きのお友達もずいぶんと増えて,毎日毎日チェックしては,ステキな写真に出会い,Fav の小さな星を付ける.これが楽しい.

そしてまた,自分が撮った写真も以前に増してたくさんアップロードするようになった.これは壊れていたレンズを直したから,とか,Flickr 自体とは関係のない要因もあるのだけれど,とにかくボクは Flickr に写真をアップするのが楽しくなった.

テキスト検索とイメージ検索

ではなぜ,2008年になって,Flickr の面白さが加速したのだろうか.この話の背景には,面白いコンテンツにたどりつくための手段である検索エンジンがある.

ここで,個人を表現する場所として,ブログと Flickr の比較を試みる.ブログのメインコンテンツは,テキストと言えるだろう.一方,Flickr のメインコンテンツは写真だ.両者の最大の違いは,検索によるランダムアクセスが発生する頻度であろう.

ある単一のトピックについてテキスト検索を繰り返していると,みんなが必ず辿り着くような定番的サイトに行き着く.「○○の話題を追いかけるなら,このブログを読んでおこう」といった流れが生まれる.しかし,タイトルもカメラが付与したもので,タグも振られていないような写真には,ランダムアクセスがほとんど発生していないのが現状だ.それがどれだけ素晴らしい写真であっても,だ.テキスト以外の CGM の世界は,まだまだ検索エンジンが整理し切れていない未開の土地なんだ.

じゃあ,ボクはどうやってステキな写真に,その写真を撮る人たちに出会えたのか.…考えてみると,Twitter の存在が大きい.これに気付くまでに数ヶ月を要した.Twitter は,とにかくたくさんの人と触れ合う機会を与えてくれた.量的変化は質的変化となり,ボクの元に届けられたのは,ステキな写真を撮る人たちとの出会いだった.だからきっと,みんなにとっては,写真じゃなくて音楽に関するものかもしれないし,もしくはまったく別の何かが見つかったりしたんじゃないかな.

さらに言えば,真にユーザ生成型コンテンツの面白さを感じられるのは,そのユーザのことを身近に感じられるようになったときである.同じような景色を切り抜いた写真でも,まったくの他人が撮った写真と,仲の良い友人が撮った写真を比べれば,後者の方が面白いことが多い.「あいつはどんな想いでこれを撮ったんだろう」などと思慮を巡らせて楽しむことができる.「あいつらしいなぁ」なんて笑ってしまうこともある.ステキな写真にポツリと,その人らしい一言が添えてあったりしたときには,この身が震えるほどに感動を覚えることがあるよ.

検索エンジンの代わりに,ソーシャル Web のコミュニケーションプラットフォームである Twitter が,写真というコンテンツへのトラフィックを生んだ.こうして,ボクにとっての Flickr は大変に面白いものになった.この変化は,検索エンジンによって様々なサイトが活性化していった Web の進化に似ているだろう.

マイクロブログがソーシャルアプリを補完する

DeliciousLast.fmTumblr,そして今回の主題である Flickr などなど,これまで何度も言及してきたソーシャルアプリ群.熾烈な「時間の奪い合い」が繰り広げられる中,今日を生き残っているものたち.そのすべてにソーシャルなコミュニケーションの要素はあるが,どれもコンテンツが中心にあり,人同士をつなぐ機能や特徴は,Twitter に代表されるマイクロブログに比べて弱いと言わざるを得ない.

きっとそれでいいんだ.正常な役割分担が進んでいるように思える.「日記を書けます,写真もアップできます,音楽の趣味も共有できます」すべてが洗練されていれば素晴らしいけれど,機能が増えてゴテゴテしてしまったアプリに愛着が沸かないことをボクは経験的に知っている.むしろ何かひとつに特化して,そこに関しては他の追随を許さないスピードで進化していくアプリは使っていてワクワクするし気持ちがいいものだ.

ここ最近の盛り上がった Web アプリを見てみても,料理に特化していたり,イラストに特化していたり,英語の学習に特化していたりと,ターゲットが明確なものが多い.これからますます,この風潮は強くなって棲み分けが進むとボクは予想している.「日本人の何割が使っています」なんて謳い文句は,段々と意味を失うんじゃないだろうか.

コミュニケーション層はもう任せてしまってもいいんじゃないかなー.ユーザのコミュニケーション時間を奪う争いはもはや不毛だ.そうじゃなくて,もっともっと,それが好きな人にとって最高な場所が増える方向に,楽しくなっていってほしいと思う.

Open Social も SocialGraph も,大枠の概念には共感できるものの,いまだにボクのブラウジング体験に一切の変化をもたらしていない.そうこうしている間にも,Twitter や Tumblr はボクらをどんどん楽しい場所に連れて行ってくれている.さぁこれからどうなる.2009年も楽しみです.

高専カンファレンスをタイムライン化してみた

高専カンファレンスが終わってからもう1週間も経ちます.感想エントリも大体出揃って,各自の気持ちも落ち着いて,反省点も見えてきて,次はどうしようなんて話が出始めているこの頃,関係者の皆さん,いかがお過ごしですか.

当日のボクは,受付のお仕事を担当させてもらっていたり,自分の発表のことを考えてテンパっていたりで,カンファレンスの内容自体はきちんと追えていませんでした.また,あとから追えるだろうとも思っていました.

ところがですね!あとから Twitter のログなんかを見てみますと,「wwwwwwww」とだけ書かれたポストがあったりして,一体どのタイミングで,何に対して発せられたものなのか分かったもんじゃありません!そういうものだと気付いたのでした.

以上が前置きです.そんなわけで,タイムライン化してみました.

TimeLiner::KosenConferenceTokyo03 (重いのでご注意を)
ファイルを消してしまいました

TimeLiner::KosenConferenceTokyo03
TimeLiner::KosenConferenceTokyo03

こんな感じに見えます

時間軸でデータを紐付ける

見ての通り何も難しいことはしていなくて,画面の上から下に向けて時間軸を取り,Twitter,Flickr,Ustream の IRC のログを並べているだけです.それでも,どの発表のときにどんな反応があって,そこにどんな景色があったのか分かって,なかなか面白い気付きが得られました.自分の発表に対する反応も見られたのでよかったです.まちゅさんのエントリでは折れ線グラフも見られます.

高専カンファレンスのIRCログ流量 – まちゅダイアリー(2008-12-11)

現状,写真の表示位置が発表に対してズレている問題があります.公表されていたタイムテーブルと,ボクのレンタルサーバで記録していた IRC のログの時刻と,Flickr の写真データから取ってきた時刻のデータと,それぞれちょっとずつズレているようで,調整が上手くいきませんでした.この手作業に時間を要してしまった><

高専カンファレンスに限らず,大勢で何かひとつのトピックを共有しながら,同時に記録を残していくようなイベントはたくさんあって,こういったタイムライン化の仕組みを汎用的に作っておけば,あとから振り返るときに楽しんじゃないかなぁ.今回の作業は,そんな想いを確かめるための実験でもありました.実際に見てみないと面白さは分からない.

難しさ

タイムライン化の作業を進める中で感じた難しさを簡単に記します.

  • コンテンツタイプによる流量の違い.どうしてもテキストが多くなって他がスカスカになる.表示が難しい
  • 時刻データの微妙なズレ

勢いよく書き出してみたけれど,難しさはこんなところでしょうか.

試したのは見せ方だけ,面白さはコンテンツに依存している

写真がスカスカなのは寂しいなぁ.あの場で切られたシャッターの回数はこんなもんじゃないはずだ.できることならすべて1ヶ所に集めて,時系列ソートしてスライドショーを楽しみたい.みんながどんな目線で高専カンファレンスを見ていたのか,みんなはどんなところに刺激されてシャッターを切ってしまったのか.すごく興味があります.

Flickr を「kosencon-tokyo03」で検索した結果と,実行委員を中心に選んだ数人の Twitter のポストしか収集の対象になっていないのは,単純にボクの手が回らなかったからです.母集団が多いところを選びました.

@yokochie さんにいただいた高専カンファレンス関係者の Twitter ユーザ名リストを対象にクローリングを行い、データを大幅に拡充しました.ご協力ありがとうございます.

コンテンツは,まだまだだなぁ.ひとつひとつは面白い.集約の仕組みがまだまだだと感じる.師走っぽく今年を振り返ってみると,Web に流れるコンテンツの量はますます増えてきたと思う.量が増えたら,次はまとめる時期がくるんだろうな.わくわく.Web に放たれたコンテンツを集約して,そのときの空気を感じられるほどに追体験が可能になる集約の仕組みに,近い将来,出会えるのだろうか.

「高専カンファレンス2008 Winter in 東京」に参加してきた (みんな編)

「自分編」ってのも書きました : 「高専カンファレンス2008 Winter in 東京」に参加してきた (自分編)

残念なことに参加者全員と,ってところまではできなかったけど,それでもたくさんの人とご挨拶できて,楽しく交流させていただいたよ.

通算3回目の開催となった高専カンファレンス.現時点で皆勤賞はいがいがさん,おびなたさん,そしてボクの3人だけになってしまった.

さすがに皆勤賞ともなると,けっこうな数の顔見知りがいたなぁ.今になって参加者リストを見てみると,id を見て顔の浮かぶ人が40人くらいいる.これってつまり,高専の1クラス分くらいの仲間が見つかったってことだ.すごいなぁ.

実行委員のみんな

皆さんの働きが本当に素晴らしい.それぞれに自分の役割を持っていて,常に求められる以上の仕事をこなす皆さんはなんなんだろう… とか思っちゃうくらい.ボクは自分の LT の準備で精一杯で,事前準備も当日のお仕事でもあまり貢献できなかったというのに,バリバリ働きながら15分発表までこなしちゃう人がいるんだから恐ろしいよ!

朝会

会場設営

会場設営

まっちゃさんがね,何度か「こういうのは準備中が楽しい」とか,そんなことを言っていて,解散から半日以上経った今,そうだなぁって思うよ.ちょっと寂しさを感じ始めていたり.ミーティングも楽しかったなぁ.今後も,特にイベントとかなくても,集まるようなタイミングがあれば誘ってください.

@ZoAmichiくんとmumamiくん.君たちに出会えてよかった.「北海道内高専出身の1983年生まれ」という共通点で,もう思い出せないくらい地味な出会いを果たし,なんとなくノリで飲みに誘ってみたりしたのだった.君たちを実行委員に引き入れたことは,ボクの手柄のひとつだと勝手に思っているよ.高専カンファレンスに新しい風を,どうもありがとう.これからは,友達として飲みに誘うよ.他にも高専卒の1983年生まれ,いっぱい見つかったね.

1983

Taken by kawataso

ジョジョ好き

スタンド使い同士は引かれ合うッ!ジョジョ好きは見つかったようだぜ…

若者たち

カンファレンス開催前日に書いたエントリ高専カンファレンスに期待すること@termin を軽く煽った.もう完全におっさんのチラ裏で恐縮なんだけど,第1回で会った @terminamino3 と話していると,高専時代の自分がそこにいるようで妙に高揚してしまう.恥ずかしい.エールを贈りたくなって煽ってみたのだけれど,当日,2人とも照れくさそうに名刺を渡しにきてくれたよ.本当にありがとう.こんなに嬉しいことがあるだろうか.

そうそう,現役の子を見るとね,当時の自分に説教したい気持ちに駆られるのだけれど,違う違う.こうして自分の意志で高専カンファレンスにやってきて,先輩たちから熱心に何かを学び取ろうとする君たちは,当時のボクよりずっと進んでいるんだ.心の中では嫉妬してしまうよ.ボクが現役の頃に高専カンファレンスが催されていたとしたら,ボクの高専生活に影響はあっただろうか.

近い将来,君たちの発表を聞くのが本当に楽しみだ.どきどき.

ところで,2次会でこんな話をいがいがさんに聞いてもらったら「june29 はもうこっちサイドだねー おじさんだ」って言われてしまった.それは困るー!まだ世代交代には早すぎる.おっさんくさいのは認める.兄弟が下に3人もいたら,お兄ちゃん気質になってしまうのだよ.

まったく書き切れません

まぐろちゃん.高専の5年間を一緒に過ごしたまぐろ様の名前を参加者リストの中に見つけたときは嬉しかった.高専の同期や,大学の同期には,この手の外で開催されるイベントに対して積極的な人ってあまりいなくて,ボクが「楽しい」と思うことを共有できないのはとても寂しいこと.だから今回,まぐろちゃんと一緒に高専カンファレンスに参加できて,あの頃のことを思い出したりして,だいぶ甘酸っぱくて,嬉しかったよ.共有できてよかった.ありがとう.他の同期に会うことがあったら「おおわだじゅんは相も変わらず楽しくやっている」と伝えてください!

記者さん.いやー 縁ってすごいなー.西尾さん,矢崎さん,お忙しい中,ご足労ありがとうございました.本当にあれから色々なところでお世話になっています.そしてこれからもお世話になるんだろうなぁって,予感より確信に近いものがありますよ!

きょろさん.この間,たまたまご縁があってお話する機会があって,短い時間だったけれど,波長が合うなぁって思った.発表,最高に楽しませていただきました.懇親会でたくさんお話できてよかったです.

あさこちゃん.女子高専病 LT を目の当たりにして一瞬でファンになりました!あさこちゃんの前では,「あぁはなるまい」と思っていたおっさんになってしまう.一部から養豚場の豚を見るような厳しい視線が向けられていた気もしますが,若い女の子におこずかいをあげたくなる心情ってのを学ばせてもらいました.カラオケ終盤で,きょろさんと一緒にひどい悪ふざけをして,アホほど楽しかったです.またキレイな歌声を聞かせてください.神話にな〜れ☆

3次会カラオケ

Taken by kawataso

うああー こうやって名前を挙げていくと,どうしても書き切れない人が出ちゃってダメだなぁ… 実際は,ここには登場していないけれど一緒に楽しく過ごした人たちが他にもたくさんいて,そのことだけは強調しておきたい.

We are kosen!

大半の人たちは初対面で,大体の人は人見知りだというのに,信じられないくらいの一体感と盛り上がりだったと思います.ボクはまるで,参加者全体でひとつの高専に在学しているような,そんな不思議な錯覚を覚えた.育った土地も年代もこれだけ幅広いというのに,すごいことです.今回も大成功ですね!

集合写真

Taken by kawataso

さーて次回は福井開催ですか!またステキ高専生に会いたい!お会いしましたら,ぜひぜひ悪ふざけしましょう.それでは.

「高専カンファレンス2008 Winter in 東京」に参加してきた (自分編)

今回は,書きたいことが山ほどあるので,感想エントリを二部構成にするよ.これは「自分編」で,もうひとつは「みんな編」にする.

「みんな編」はこちら : 「高専カンファレンス2008 Winter in 東京」に参加してきた (みんな編)

人生初の Lightning Talks

北海道開催のときは,一般発表の枠で「高専道」をテーマにお話させてもらった.今回は人生初となる LT に申し込んだ.自分の専門分野ということで,ボクの大好きな複雑系と Web を絡めた話をしようと思った.資料作成にはかなり気合いを入れた.

Webと複雑系
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今回の参加者の皆さんには,Lightning Talks ってのは,あまり馴染みがなかったように感じる.事前の説明や周知が不足していたかもしれないので,実行委員としては反省しよう.

ボクは RubyKaigi や LL Future に参加したり,他にもいくつかの技術系イベントの Ustream 配信を見たりして,「かっこいい Lightning Talks」像ってのがなんとなくあって,少しでもそこに近付けるようにと意識した.結果,リスペクトする皆さんの影響を色濃く受けた構成のスライドが出来上がった.

他に意識したことは以下のような感じ.

  • みんな授業は嫌いなはずだから,授業っぽくしない
  • 専門分野について話して,5分で理解してもらうのは難しいので,とにかく楽しそうに発表して「何か面白そうだなぁ」って雰囲気を伝えることに注力する
  • 「5分の発表」と思わないで「Lightning Talks」だって考える.言葉の響きに負けないくらいカッコよく!
  • 自分らしさは細部にちりばめる
  • ドラ娘さんをゲストとしてお招きする以上,5分以下で終わるなんてことはあってはならない

あとは,実行委員枠で,過去の開催事例として北海道の回を紹介する担当が直前にあったので,そこの発表と LT で使い回せるところは使い回す工夫を取り入れた.

発表後のこと

北海道開催での @yukinobu さんの発表高専生は、発表しようよと,それを聞いていた @snoozer05 さんの言葉「世界がかわってしまうこと!」は,今でも強く印象に残っている.決して大袈裟なんかじゃなく,発表の場に立つことは,自分の世界を変えてしまうことなんだ.

懇親会では,ボクからしたら本当に「すごい人」な他の発表者の方々や,参加者の何人かの方から,「発表おもしろかったです」と超絶にありがたいお言葉をいただいて,体が震えてしまうくらいに嬉しかった.自分の世界をまた少し広げられたと思う.成長できた実感がある.今もわくわくが止まらない.そしてまた,「次は私も発表したい」という言葉が聞こえてくるたびに,わくわくは加速するんだ.

ここで少し冷静になって,ボクに話しかけてくれた人たちが,どんなトピックを最初の一言にしていたかについて,振り返ってみたい.

  • 複雑系について
  • ジョジョの奇妙な冒険について
  • 北海道・東北について
  • 発表スライドのデザインについて
  • 先日掲載された ITmedia の記事について

以上が,いわば「流入キーワード」だ.今回気が付いたのだけれど,Web サイトのアクセス解析ツールの機能には,個人として楽しく活動していくためのヒントがたくさんある.自分というコンテンツに,ビジターである他の人たちは,どんな言葉に反応してやってきたのか,どんな縁で出会えたのか,しっかりと考えて整理してみると,自分がどういう状況にあるのかよく分かる.

ジョジョネタで釣れた人については狙い通りだ.承太郎が帽子につけているブローチをつけていった甲斐があるってもんだし,パーカーの下に着ていたからほとんど誰にも見せていないけど,ヘビーウェザーTシャツだって着ていたんだ.これで誰もジョジョネタに食い付いてこないようだったら世界はお先真っ暗だ.

自己紹介スライドで使った「北海道生まれ北海道育ち 寒そうなヤツは大体友達」ってフレーズは,東北から駆け付けてくれた現役高専生との出会いをもたらしてくれた.嬉しい誤算だよ.発表スライドのデザインについて言及してくれた人がいたのは意外だったけど,とても嬉しかった.フォント選び,カラースキーマの決定,文字と図の配置,工夫した箇所に気付いてもらえてよかった.ITmedia の記事に関しては,タイミングが良かったとしか言いようがない.西尾さんありがとう!だけど「英語ペラペラなんですね!かっこいい!抱かれたい!」って誤解はツラいです!インタビューの場には通訳さんがいました><

初対面の人に話しかけるのは大変なことだ.大きなエネルギーを必要とする.Web サイトに SEO があるように,自分自身をキーワードで最適化して,他の人から話しかけやすい状態にしておけば,その先にはステキな出会いが待っていることだろう.ボクが尊敬するクリエイタの1人である @yusukebe さんが以下のエントリで語られている「自己ブランディング」ってのは,つまりそういうことなのだとボクは解釈した.

ゆーすけべー日記: ワディット2周年にあたって feat. ESPer2008講演 「いつのまにか社長になっていた」

ここを見てくれている人や,高専カンファレンス参加者の多くは,ブログや Twitter を楽しんでいるだろうから,「○○○について言及したら有名ブログからリンクされた」とか「○○○について言及したら有名な人に follow された」とか,すでにそんな経験をしているんじゃないだろうか.きっとみんなの自己ブランディングはすでに始まっている.

これからも自己ブランディングは意識し続けよう.カンファレンス参加前に書いたエントリ高専カンファレンスに期待することの繰り返しになるけれど,ハンドルネームやアイコン,ブログに書く内容,Twitter にポストする発言,その他もろもろ.そのすべてが未来の自分を形成する要素となる.ボクが今回の実行委員をやらせてもらうことになったのも,北海道開催があったからだし,それも元を辿れば @igaiga555 さんとの出会いがあってのことで,それも Ruby札幌 の皆さんとの出会いがあってだし… キリがないなぁ,とにかく,今はすべてに感謝したい.最初の一歩を踏み出した,あの日の自分にも感謝を.

自分編はこんなところです.

高専カンファレンスに期待すること

開催がもう目の前に迫っているので,テンパって何か書こうと思う.日本時間で明日の午後には始まっちゃうよ!

この手のイベントに参加するということ

4月に上京してきて,早くも半年以上が過ぎた.北海道に置いてきてしまった大切なこともたくさんあるけれど,こっちにきてよかったなぁと思えるのは,たくさんのイベントに参加できること,そこでたくさんのステキ人に出会えることだ.ただし,何でもかんでも参加すればいいってもんじゃない,ってことも少しずつ分かってきた.

イベントを楽しめるかどうかは,そこに「自分が存在できるか」に大きく依存するとボクは思う.

イベントの規模がある程度以上になり,いわゆる「すごい人」たちが「すごい発表」を披露し,同じく「すごい人」たちが拍手を送り,議論を始めたりすると,見ている分には大変にためになるし面白いんだけど,距離感を感じてしまうのも確かだ.それをただ見るためだけにその場にいる意味ってのは小さいと思う.

誰かと一緒に行ったり,会場で知り合いにあったりして,言葉や意見を交わしながらイベントに参加できると,より一層楽しくなれる.そこに自分が存在するからだ.

発表する側になった人は「みんなも発表する側になろう」と口を揃えて言う.ボクも,学会等でわずかながら発表の経験があるけれど,同じことを思う.発表者として参加したイベントでは,発表を見た人から話しかけてもらえたり,意見を交換できたりして,有意義な時間を過ごせる.これもやはり,発表者として自分が存在できるからだよね.

みんながみんな高専生

そういったことを考えると,高専カンファレンスは素晴らしいイベントだ.みんながみんな,高専関係者として,その場に存在できるんだ.

何かしらのトピックのもとに開催されるイベントだと,参加者同士が何かのキッカケで会話を持ったとしても,話の中心は「あの発表,面白かったですねー」のような,トピックベースのものになりがち.その点,高専カンファレンスではきっと,「どこの高専の出身ですか」と,中心に人を置いて話ができるんじゃないかな.

「これが例えば『国立大学工学部カンファレンス』だったら、恐らくこれほどの参加者は集まらなかったのでは。マイノリティ故の結束が高専生のパワーだと思う。このパワーを盛り上げていきたいし、この会が盛り上がるきっかけになればと考えている。高専のいい面や悪い面は、いろいろとあるが、高専のことをぜひ知ってもらいたい」(大日向氏)

高専生のパワーの源とは? 第1回高専カンファレンス開催 − @IT

高専卒の記者さん,千葉さんの記事からの引用だ.そう,ボクらはマイノリティだ.悪い言い方をすればはみ出しものだ.逆に,思いっきり良い言い方をすれば,ボクらは特別だ.明日の高専カンファレンスでは,そんな特別なボクら,大いに盛り上がろうよ!

「イベントはあんまりだけど,高専の集まりなら自分も入っていけるんじゃないかな…」なんて期待を持って参加を申し込んだ人も,中にはいるんじゃないかなぁ.第1回に参加しようと思ったとき,ボクは確かに期待を抱いていたよ.

みんながみんな特別であれるような,その場に馴染めるような,妙な雰囲気の盛り上がりを期待しています!

自分を存在させる工夫

最後に,自分を存在させる工夫についてちょっとだけ書く.

名刺を用意する.つい先日もMOO.comのビジネスカードが届いた!で書いた通り,高専カンファレンス用にってことで,カードを用意した.ボクの場合は Web 上でのハンドルネームとプロフィールアイコンはほとんど統一しているので,なんとかしてこれを覚えてもらえれば,イベント終了後も継続的に楽しくお付き合いできることが多い.ハンドルネーム重要.アイコン重要.自己ブランディング.

数時間前に @termin と Twitter 上でやり取りしたときに,彼は「手作りでも名刺を作ろうかなー」的なことを言っていた.それは本気でやった方がいいと思う.手作りの名刺なんて渡されたら,強烈に記憶に残るよ.ぜひぜひ,と思っています.

ボクは当日は受付の立場を最大限に活用して,自分を存在させられるように,参加者の皆さんに挨拶したいよ.発表したいと名乗り出たのも,そうした方が楽しいって思っているからだよ.願わくば,このエントリをもって,「ああ,高専カンファレンスに言及していた人か」と,誰かの意識に潜り込んでやりたいよ.

楽しむことに関しては必死だよ!

当日はよろしくお願いします

あー 当日までに発表資料がちゃんとできあがるといいなぁ.発表,上手にやれるといいなぁ.