RubyKaigi2009 が終わって,ようやく一息ついたこのタイミングで考えてみよう.

Ruby 札幌
札幌に住んでいた大学院時代のこと.研究室の先輩であるむらけんさんに誘われて,ふらっと Ruby 札幌の勉強会に行った.ちょっと気になって調べてみたら,参加したのは第5回 Ruby勉強会@札幌だったようだ.2007年9月29日,土曜日のこと.会場がある建物にたどりついたとき,首から「しまだこうじ」と書かれた名札を下げた人が,参加者を案内していたっけな.
当時,Ruby のコードをほとんど書いたこともなかったボクは,「勉強会に行って,Ruby の勉強をするのだろう」と,中身のないことを考えていたと思う.
RubyKaigi2009 のときに話したこと
3日間,この赤と緑は,ボクにとって特別な力を持ったものだった.

実は,Ruby 札幌の皆さんと「Ruby」の話をすることって,そんなにないんだなぁ.
今では Ruby 札幌の運営メンバーになったむらけんさんは,もともと研究室の先輩だから,研究の話や日常の雑談が多い.Ruby の話もするけれど,それがメインってことはない.
まえださんとも,「Ruby の話はしていませんよねー」と言い合って,もっと広い話をした.Ruby 札幌の皆さんとやった「RESTful 勉強会」が業務に役立っていますよー,って言ったり.「なぜえにしテックが生まれたか」って話と,札幌から放たれる熱気には,気付かされることが多い.
たにぐちさんは「ここで得たものを,他のコミュニティでも活かしてください」と温かい言葉をくれた.色んなことを通じて,何かを伝えようとしてくれているのを感じる.
いまや日常的にお世話になっているえにしテックのお二人については,今ここで書くとぐだぐだになってしまいそうなので,機会を改めることにする.えにしテックについては,何か言わなきゃいけないタイミングがくると思っている.

Ruby 札幌が教えてくれたこと
そのひとつは「コミュニティ」だ.トピックはなんでもよくて,何かしらの共通点を持った人たちが,お互いを求めて集まってくる「場」をつくること.場をつくることが重要.しっかりとした場ができると,あとは人が勝手に集まってきて,勝手に何かを始めたりして.そうして価値が生まれていく.
自分に合った「場」を見つけられた人たちは,みんないきいきとしている.
Ruby 札幌に出会わずに,コミュニティに出会わずにいたら,ボクは高専カンファレンスや g1983ers の運営に関わることもなかったかもしれないって思うんです.
それから「なんで Ruby に関わっている人たちはこんなに楽しそうなんだろう」という興味を持ち,ボク自身もよく Ruby に触れるようになった.結果として,Ruby 札幌を通じて Ruby との距離が縮まったことにはなる.
いま言えること
「ありがとうございます」って,ただそれだけ.もっとじっくり時間をかけて,なぜ Ruby 札幌は魅力的なのか,他のコミュニティからも支持されるのか,考えていきたい.そこには毎日を楽しくするためのヒントがあるはずだから.

レシピ225
もう RubyKaigi2009 が終わってから何日も経ってしまいました.

RubyKaigi2009にKaigiFreaksとして参加します – 準二級.jp
ボクにとっては去年に続いて2回目の RubyKaigi.普通の参加者,お客さんとして楽しませてもらった RubyKaigi2008 と,スタッフの一員として参加できた RubyKaigi2009.ちょっと遅めのふりかえり.
発表とか
どの発表がどうだったとか,そんなものは gihyo.jp のスペシャルレポートに全部書きましたよー!もうこれ以上書けません,ってくらいに書きました.他の配信チームのメンバーや実行委員の皆さんは,ほとんど発表を楽しむヒマがなかったと思いますが,ボクはレポート係という立場だったので,多くの発表を見ることができました.
聞けてよかったなぁと思うのは Sinatra の発表です.そもそも Sinatra が大好きだから!ってのもありますが,ただただライブラリの使い方・特長をチュートリアル的に説明するだけじゃなく,「なぜ Sinatra なのか」という思想が多く語られていて,とても楽しかったです.

成果物としてのライブラリを見て,ユーザとして利用するだけに留まらず,どのような想いで「その作品が創られたか」を追いかけていくことで,自分も,少しでもよい物作りをしていきたいと強く感じました.
実は Sinatra の発表があったセッション,見ようか見まいか迷っていたんです.ただただライブラリの使い方を説明されるだけだったら,生で見る必要もないよなーと思っていました.いやいや,生でしか見られない痺れる発表がありましたよ.ステキな発表をありがとうございました.
それと… レポートを担当しながら,まったくレポートとして仕上げられなかった角谷さんの発表 Take the Red Pill について.発表者ご本人からも「レポートとしては壊れている」とお言葉をいただいて,ボクもそう思います.発表中にあった「楽しさで生き延びていく」という言葉がずっと心に響いていて,これを勝手に「ガンバってもいいんだよ」という意味だと捉えました.そんなこんなで,やっぱり文章の形で言えることは,まだありません.
スタッフとして

初日の朝の会場設営から,閉会後の打ち上げまで,たっぷり楽しめた約3日間でした!

どこかで見たことのある人,見慣れた顔の人.こちらが一方的に知っていて,お話ししてみたいなーと思っていた人.この場で初めて会った人.仲間として同じ3日間を共に過ごすことができました.とても嬉しいこと.素晴らしい出会いの機会をありがとう.ここで会えた皆さんとは,これからも色んな場所でご一緒したいな.そう思わせてくれるような,Nice な人たちばかりだった.


参加者として来場していたお友だちにもいっぱい会えました.スタッフとして,彼ら彼女らをおもてなしできて,スタッフ T シャツがとても誇らしかったです.みんなに楽しんでもらえていたらいいなぁ.
さらりと
全体としてさらりとした,お行儀の良いエントリになってしまった.それもそのはず,ボクはまだ Ruby 札幌の話をしていない.
会期中もそうだし,終了から2週間ほど経った今も,「なぜ自分があの特別な場所にいられたか」を繰り返し考えています.