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ドワーフじいさんのいえづくり

ドワーフじいさんのいえづくり

先日購入したドワーフじいさんのいえづくりが届いたので、読みました。

きむずかしいドワーフじいさんが、いえをつくることになりました。ところがつぎつぎにどうぶつたちがやってきて、「てつだうから、ぼくのへやもつくってよ!」というのです…。

ドワーフじいさんのいえづくり

自分の想いをベースに走らせているプロジェクトを持っている人なら、この冒頭の一文を読んで、何も感じずにはいられないのではないでしょうか。それぞれの想いを持った動物たちが次々とやってくる中で、ドワーフじいさんは、どのようにして自分のプロジェクトを進めたのか。メンバーの変化、ゴールの変化、心境の変化、状況の変化、プロジェクトの変化。そういった変化が、文章ではなくイラストとして描かれているので、この本が絵本であってよかった。

絵本は、とてもいいですね。この本のイラストは細部まで丁寧に書き込まれていて、すみずみまで見て何かを見つけたくなってしまう。わくわくする。小さい子供と一緒に開いて、あーだこーだと会話しながら読みたい。

最近、よりよい学びを実現するためのコツを抽出・記述した学習パターンを知って、自分の中に明文化されないままなんとなく存在しているモノが、とても体系的に整理されているのを見て驚きました。「教育」なんかに携わる人には、ぜひ触れてみてもらいたいシロモノです。ここでもイメージを掴むための「イラスト」が極めて重要になっていて、学習パターンのイメージ一覧を見ると、色々なものが頭にスッと入ってくる。イラストがあるのとないのとでは、訴求力が桁違いだ。

大好きな本が1冊増えました!買ってよかった。絵本は素晴らしいので、絵本屋さんを巡ろう。

工業高等専門学校には研修旅行というものがあります

これは kosenconf Advent Calendar : 2010 の参加エントリです。12月7日を担当します。12月6日の担当は @u1days さんで、記事は高専卒で入社してでした!

研修旅行ってなあに

いわゆる普通高校には「修学旅行」と呼ばれる破廉恥なイベントがあると噂に聞いたことがあります。ボクは中学校を卒業して、高等専門学校に進学したので、キャッキャウフフなイベントである(と想像している)ところの修学旅行に行ったことがありません。

──かわいそうな子だと思いましたか。でも、大丈夫!

ボクが通っていた国立釧路工業高等専門学校には「研修旅行」と呼ばれる破廉恥なイベントがありました。5年制の在学期間の4年目、4年生のときに、学科ごとにまとまって、企業や研究所を見てまわる主旨のイベントです。ボクのときは、東京と大阪に行った覚えがあります。

読者の皆さんの母校では、いかがですか。研修旅行はありますか。学校ごとに、少しずつ形式は違うかもしれませんね。他の学校の研修旅行についても聞いてみたいです。

研修旅行の思い出

研修旅行のとき、ボクは19歳でしたから、それこそ破廉恥な思い出のひとつやふたつくらいはあってもおかしくないのですが、今回はそういうお話は抜きにして、青春っぽい友情物語を書いてみようと思います。

When I was 19 years old

ハッピーバースデイ・シュークリーム

no title

研修旅行の東京での宿泊先は、確か渋谷エクセルホテル東急だったと思います。スクランブル交差点を眼下にして「ああ、都会にきてしまったんだなあ」と思いました。

旅行先でテンションも上がっていますから、当然、自由時間になると付近をちょろちょろしますよね。ボクは友達と一緒に原宿に行きました。生まれて初めて行った竹下通り。そこに、シュークリーム屋さんがありました。

「残りわずかでーす!美味しいシュークリーム、いかがですかぁ」と、健気にシュークリームを売るのは、とてもきれいでかわいいお姉さんでした。ボクは、その一生懸命な姿に見とれてしまい、次の瞬間には「残りをすべてください」と言っていました。「えっ、いいんですか!ありがとうございます!」とお礼を言われ、心が満たされていくのを感じながら、だけどそれだけじゃ満足できず、一緒に写真を撮ってもらいました。シュークリーム屋さんは無事にすべてのシュークリームを売り切り、その日の営業を終えました。

残ったのは、19歳の青年と、20個ほどのシュークリームでした。

とてもひとりでは食べ切れないであろう量のシュークリームを抱え、ホテルへの帰路についたボクは「これでよかった… これでよかったんだよ…」と自分を慰めつつ、どうすれば食べ物を粗末にせずに済むか考えていました。

──神は言っている。ここで食べ残す宿命ではないと。

そうです。神の声が聞こえたのです。その日は、クラスメイトのバースデイであると気が付いたのでした。

ホテルに戻ったボクは、クラスの男の子たちを集め、柔道部の彼(乙女座)を呼び、言いました。「今日は、こいつのバースデイだから、みんなでお祝いしよう。シュークリームを買ってきた!」そして、みんなで美味しいシュークリームを食べて、楽しい夜を過ごしましたとさ。めでたしめでたし。

no title

柔道部の彼(乙女座)は、しきりに「じゅんちゃん、ありがとう。ありがとう」と言っていて、そんなに感謝されても困るぜーと冗談ぽく返しながら、ボクは本当に困っていました。

フレッシュ!

Fresh Ohwada

これは、ホテルの近くで見つけたフレッシュ大和田です。記念にパシャリ。

まとめ

工業高等専門学校に関する話題ということで、研修旅行について書きました。よかったら、あなたの研修旅行エピソードもお聞かせくださいね!明日の担当は、長野が生んだ歌って踊れるスーパーアイドル、声優の†京乃†さんです!予想を裏切り期待を裏切らないプレイスタイルは、これまでにも幾度となくボクらの心を魅了してきました。そんな彼が魅せる次のイリュージョンに乞うご期待!

(※ちなみに、最初に貼った写真は、研修旅行のときのものではありません)

追記 (2010/12/09 16:00)

はてなブックマークのエントリページTwitter (BackType) に、他の学校の研修旅行のことを書いてくれている人がいて嬉しいです!修学旅行に行くところもあるのですね。

札幌Ruby会議03に参加してきた

札幌Ruby会議03 – Regional RubyKaigi に参加してきました。

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(http://www.flickr.com/photos/mamitann/5234356340/)

会場となったメディア MIX ホール、素晴らしかったです。札幌の実行委員の皆さん、良い場所を見つけたものですね!(でも、お高いんでしょ…?)

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(http://www.flickr.com/photos/hsbt/5233901544/)

今回、弾丸スケジュールだったこともあって(しかも当日の朝は寝坊した)、思い切って「写真は撮らない」と決めてカメラを持たずに参加したので、他の参加者さんが撮影された写真を拝借しながらこのエントリを進めたいと思います。

感極まるほどの一体感

会期中、そして開催終了から数日が経った今も「感極まる」が半ば冗談のように使われているけれど。実際のところ、会場全体が感極まっているかのように感じられる会議だった。

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(http://www.flickr.com/photos/mamitann/5233759041/)

ホールは角が丸くなっていて、発された感情がホール内をぐるぐると巡りながら留まっている感じがした。もう少し言うと、

  • トラックが1本だった
  • 集団のサイズが無理のない大きさだった
  • 見渡せるサイズの会場だった

以上のような要因があって、100人を超える「参加者全員」で、札幌Ruby会議03という「ひとつのセッション」を、同期的に共体験したことで、あの場には「全員が共有するひとつのコンテキスト」があったと思う。だから、発表者さんが、発表の中で、自分より前の発表について言及すると、コンテキストのリレーが起きているかのようで、会場には良い空気が広がった。このコンテキストを「文化」と呼ぶのならば、hsbt さんのエントリに共感を覚えずにはいられない。

全体的な部分で話すと、“感極まった”というのをみんな使っていたけど、オレは今回の札幌Ruby会議03の発表で共通なのは“文化”というキーワードだと思うんだよなあ。別に誰も示し合わせたわけでもないのに”同じ服を着ていたり”、前田さんと大場さんがRubyの世界に新しく入って来た人にもっとも効果的なのはペアプロだという発表をしたり、Matzは数学に弱いけど、数学に強いmrknがいるから大丈夫とか、テストの話をした後で島田さんが壊れやすいテストがあるのは包括できていないからだとか補足されたりと、プログラム全体を通して相互的に場ができあがっているのは、これがRubyの文化だからと思っている。

札幌Ruby会議03 – HsbtDiary(2010-12-04)

文化とは価値観だろうか。Ruby 界隈で「正統」と呼ばれるものがあり、そこに行動規範を求めてしまう。「これが正しいものです」と誰かにいってもらえると安心する。だけど、自分の頭で考えることを止めちゃいけない。


Twitter / @shyouhei

卜部さんの言葉は沁みるなあ。そうですね。これは「会議」であり、全員が「参加者」なので、誰かに何かを一方的に教えてもらうより、参加者それぞれが自分の問題意識で自分の問題について話すのがよいのだと理解しています!会議しよう!ちゃんと会議をしていれば「宗教だ」なんて言われる必要はない。

それでは、自分の会議を

後出しジャンケンですが!会議に参加する人は「議題」を持っていくとよいですね!自分は次から必ずそうしよう。今回は後付けで、消化できた議題について考えてみる。

Lightning Talk

Pusherアプリの作り方 このエントリーをはてなブックマークに追加 という題で Lightning Talks に枠をいただき、発表してきました。

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(http://www.flickr.com/photos/y_ogagaga/5238251428/)

話した内容をざっくり要約すると、以下のような感じです。

  • チーム A の方からきました
  • Pusher はとても面白いので、WebSocket に興味のある人は触ってみるとよいですよ
  • RubyKaigi2010 の実行委員として、こんなお仕事をしていました
  • (「Ruby札幌」発、「日本Ruby会議」経由、「札幌Ruby会議」行き、そんな便に乗ってボクはここまでこれました)

発表が終わってすぐに資料を公開して、この3日間ほどで views が1,000に届こうかというところ… ちょっと驚きました。今回は割と実装に近いお話をしたので、このエントリで補足しなきゃいけないことはほとんどありません。休憩時間や懇親会、打ち上げのときに、本当に「会いにきてくれた」人、握手しにきてくれた人、悪ふざけにお付き合いいただき、ありがとうございました!嬉しかったなあ。WebSocket は面白いですよね。


Twitter / @m_seki

皆さんの発表

個別にどうのこうの、ってのは書けそうもないので書きません。個別には、発表者さんに直接お礼を言えたので満足しています。

総じて「現場のお話がグッときた」のでした。生きている人間のお話は面白い。現在進行形で問題と向き合っている、そんなお話には強く惹き付けられる。そして恐らく、あの場に居合わせた人たちのほとんどは、自身の日常に対する問題意識を持っていた。そこに、発表で話されることがすっと入っていったんじゃないかな。

個別には書かない、と言いつつ。しまださんには、お返事を。

j, k, u, m みんながオブジェクト倶楽部の夏イベントでした発表は、コードや技術、自分自身に等身大で向き合ったとても良い発表でした。あの時の発表に対して自分だったらどんな発表をしただろうか、というのが発表の筋の入り口になりました。ありがとう。

『Rubyの教えてくれたこと』 – but it’s up to us to change(2010-12-04)

オブジェクト倶楽部の夏イベントでの発表は、しまださんがそれまでに話してくれたことに対する、自分からの「アンサーソング」であると位置付けていました。今回、また、もらってしまった。これはゆっくり時間をかけて自分の感覚に落として、また、何かの機会にお返事したいと思っている。思っています。

(ここに思うままのことを書いてみたのだけれど、全然まとまってくれなかったので、今は白紙で提出させてください。神は言っている。ここで書く宿命ではないと…)

札幌

札幌の人たちと会ってお話できた!@kei_s が Ligntning Talk で紹介した notwife は、札幌にもけっこうユーザさんがいて、「使ってくれてありがとうございます」を言えたのも嬉しかった。

オム子さん、お元気そうで何よりです。受付で NotEnoughMoneyException を raise してしまい、ご迷惑をお掛けしました… 華麗に rescue してくださり、ありがとうございました!すもけさん、とても立派でした(娘さんが)!札幌でもジョジョ好きを集めたイベントをやっちゃったらいいと思いますよ!

北海7号竜之介みたいな若い子が、目をキラキラさせながら笑顔で話しかけてくれるのは、なんていうか、なんなんだろうなあ。何が楽しいかはよく分からないんだけど(いや、分かるんだけど)、とにもかくにも、その状態を保てるように、これからも積極的にどんどん活動していってほしいなって思っている。あんまり心配していない。

onodes が(人間的に)大きくなっていた。大きくなったねー!他人事とは思えない内容の悩みを聞かせてもらったので、何かあったらいつでも連絡をください。君はボクの後輩です。

(やっぱり、個別に書こうとすると、書き切れなくなってしまってイヤだなあ。他にもお話した人はたくさんいるのに)

札幌について、それでもこれだけは書いておきたいことを、最後に、ひとつ。

懇親会の会場に向かって歩いているときに、まつもとさんに「どうして札幌に残ろうと思わなかったの?」という旨の質問を受けた。上京を決心した(といっても、そんなに大それたものじゃなかった)ときには自分なりの答えを持っていたはずなのだけれど、いま、改めて考えるには好機なので、宿題とさせてください。予想だにしていなかった会話だったけれど、がつん、ときた。

自分個人のこと

自分が抱えている問題について。須藤さん、かくたにさん、しまださん、みほさん… かっこいい先輩芸人の皆さんとお話できる時間があって、とてもありがたかった。ボクも自分の会議ができたよ。お仕事のこと、コミュニティ運営のこと、プレゼンテーションのこと、ものづくりのこと、地方のこと、日々のこと、人々のこと、自分自身のこと。

ああ、これは会議だ。議題は大事だ。一人称の問題意識はとても大切だ。皆さん、見てくれているんだなあ。心強い。まだまだ戦えそうだ。ありがとうございました。

まとめ

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(http://www.flickr.com/photos/recompile_net/5238876165/)

札幌Ruby会議03、本当に素晴らしい会議でした!参加できて本当によかった。あの場が成立した事実に感謝をー!

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(http://www.flickr.com/photos/y_ogagaga/5238243360/)

運営に尽力されたスタッフの皆さん、ありがとうございました。発表者の皆さん、感極まるお話の数々をありがとうございました。あの機会にお会いしたすべての皆さん、どうもありがとうございました!

写真を撮影・公開してくれている皆さん、ありがとうございます。おかげでこのエントリを書くことができました。

Twitter / @snoozer05
Twitter / @tmaeda
Twitter / @june29

自分の「ホーム」について、もう一度、考えてみた方がよさそうだ。そんなことを思わされる、札幌での、出来事でした。札幌駅を包む景色が歪んだ。

最後に。忘れてはいけない個人的な謝辞を。しまださん、しだらさん。おかげで素晴らしい会議に参加することができました。どうもありがとうございました。いつも、ありがとう。どうもありがとう。

母校の釧路高専で講演してきました

2010年9月14日、釧路高専の先生から1通のメールが届いた。内容は、専攻科の2年生、30人程度を対象とした講演のお誘いだった。そして2010年11月25日の夜、ボクは釧路空港に降り立った。

KUSHIRO AIRPORT

釧路に7年弱ほど住んでいながら、実は、釧路空港を訪れたのは今回が初めて。久しぶりの釧路は、この時期、やはり寒かった。そこからバスに乗り、釧路高専の横を通過し、釧路駅近くのホテルにチェックインを済ませ、末広の居酒屋にて、お世話になった先生たちとごはんを食べてお酒を飲んだ。

この夜がとても愛おしかった。

ほっけの開き @ 釧路はたご家

ごはんがとても美味しい。お酒も美味しい。在学中は、よく分からないことで言い争ったりもした先生と乾杯して、お話をする。ボクが話すひとつひとつのことに、先生たちが喜んでくれているような気がして、あの頃を生きた地に歓迎されるのは嬉しかった。講演の準備を残したまま、夜は更けていった。

とある卒業生が見ている世界

KNCTalk

これまでに参加してきたイベントの名札は、お守りみたいなものですね。自分が歩いてきた道を確認して安心します。

講演してきました。テーマは「技術者として生きる」に落ち着きました。依頼のときには「30人くらい」と聞いていた聴講者も、実際のところは70人くらいでした。

工作好きの男の子なら、幼少時代に、父親の工具箱を開けて遊ぶのが好きだったりするでしょう。そこで手に取る、大小様々なサイズからなる六角レンチ(六角棒スパナ)のセットは、最初は何のために存在するか分からないものです。それがあるとき、そう、六角形の穴を持つボルトと出会ったときに、ピンとくるわけです。「あっ」と思ったときには、レンチをボルトに突き刺し、回し始めていることでしょう。

「学校で技術について教えられた人」が「技術者」へと育っていく過程にも、こういった瞬間があると思います。

ただただ、わけもわからず教えられた知識や技術という「道具」が、現実世界の問題を解決するための穴にピタッとはまったとき、それまで開けることができなかった扉が音を立てて開き、新しい世界が拡がっていく。

この手に宿した技術で、自分の日々をより豊かにしていこう。そんな風に発想したときに、初めて、技術者としての「もうひとつの人生」が始まるのではないでしょうか。

楽しいと感じる方向に進もう

自分が生きる日々なのだから、何より、自分のための時間を過ごした方がいいでしょう。楽しい時間を過ごそう。良いと感じるものにいっぱい触れよう。そのために「絶対良感」を育てよう。生きているものにいっぱい触れよう。

良いものにたくさん触れ、悪いものにたくさん触れる。そうすると、新しいものに触れたときに、それが良いものなのか悪いものなのか、段々と分かるようになってくる。

これは、ある人にもらった言葉です。もらってからしばらくして、自分なりに整理できてきたときに「絶対良感」と呼ぶことにしました。恐らく絶対良感は、人にもともと備わっている能力だと思います。今年の夏にヒマワリを育てていたときに、思ったんですよ。毎日、夜に家に帰ってきて、ヒマワリの様子を見ると、彼女が良い状態にあるか悪い状態にあるか、専門知識がなくてもすぐに分かりました。「元気がなさそうに見えたら水をあげる」これだけで、ちゃんと花を咲かせることができました。

この感覚はとても大事だと思っていて、植物に限らず、自分が関わるすべてのものに対して、状態の良し悪しを感じられるようになれば、自分が取り得る行動は変わっていくことでしょう。磨かれた絶対良感は、灯台のように、日々の取捨選択を助けてくれます。光の見える方向に進もう。

下記は、絶対良感について考えていたときにヒントをくれた発言です。


Twitter / @namamana

ボクは、とにかく「この人と一緒に活動していたい」と思う人たちにくっついてまわっています。この人と一緒なら、どんなことがあっても悪いことにはならない。これを絶対良感として大事にしたいと思っています。面白い人に会って、面白いお話をする。素晴らしいと思える技術に触れる。それを継続する。卒業後に少しずつ実践して、実を結んできたと思えることです。

講演のあと

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本音を言うと、講演よりも会話がしたかった。一方的に言い放ちたいことなんて、実のところひとつもなくて、釧路で、釧路高専での日々を過ごしている人たちと、何より会話をしたかった。なので、持ち時間としていただいていた120分のうちの後半は、皆さんと会話することにしました。講演を聞いて、そのあとも残ってくれた学生さんが10人ちょっと、かな。本科の5年生から専攻科の2年生まで。それと、先生たちも何人か、ずっと同席してくれていた。予想していたよりたくさんの人たちと「釧路」について話すことができて、とても充実した時間だった。

ボクが抱えている問題意識は、学生さんよりも、先生たちが持っているものに近かったのかもしれない。先生たちが、色々と質問してくれた。学生時代は、こちらが質問する側だったからね、先生たちがボクに何かを聞きたがっているというのは、なんだか不思議な感じがしたな。

せっかく外からやってきたのだから、中にいるだけではなかなか気が付きにくいことや、お目にかかれないものを、ひとつでも多く届けたいと思って。講演の内容だけじゃなく、時間の過ごし方すべてを、意識して設計した。学生さんからの質問やコメントが多かったのは「Zen スタイルのプレゼンテーション」について、でした。うん、とてもよかった。「こういうスタイルもあるんだよ」って、言葉じゃない方法で示せたと思う。最後まで残ってくれた子たちには、MOOのビジネスカードを1枚ずつ渡したのだけれど、これも喜んでもらえたみたい。「楽しい時間」のためにできることは、たくさんある。ボクは、君たちと楽しい時間を過ごしたかったよ。

補足

この講演のために用意したお話は、すべて、高専時代の自分に向けたものでした。ボクの在学中は、専攻科はなかったし、今の子たちとは世代も少し離れているし、専攻科生向けの内容、と考えてもよく分からなかったので、設計をブレさせないために、対象を「高専時代の自分」に絞りました。

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過去の自分に対し、現在の自分から言えることを話し、そうして、未来の自分の活動のヒントを掴めた気がする。超時空特別講演。

謝辞

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今回、このような素晴らしい場を用意してくださったすべての関係者の皆さんに感謝します。どうもありがとうございました。ボクの後輩にあたる子が、同じ時期に在学したことはないにも関わらず、先生を相手に大和田純を強く推してくれたそうです。こんなに嬉しいことはありません。どうもありがとう。講演に出席してくれた皆さん、ふわっとしたお話を一生懸命に聞いてくれて、どうもありがとう。結局、持ち時間を超えて、夕方まで会話を続けたのだけれど、特に、最後まで残ってくれていた子たちには、心からのお礼を言いたい。どうもありがとう。

先生は「大和田さんです」と紹介してくれたのに、学生の子たちは口々に「じゅーんさん」と呼んでくれて、なんだか面白おかしかったです!Web 上のボクの活動を見てくれていたんですね。名前で呼んでくれてありがとう!

えにしテックのおふたりのおかげで、釧路 OSS の斉藤さんともお会いできました。この出会いも大切にしたい。釧路を離れてしまった技術者のボクに、今できることはなんだろうか。色々と考えるキッカケをもらいました。斉藤さん、しだらさん、しまださん。ありがとう。

ウェブエンジニアの濱崎健吾さん。内容のブラッシュアップに付き合ってくれて、どうもありがとう。いただいたメッセージは読み上げて伝えてきました。卒業後に出会えた高専卒の素敵な技術者として、スライド中に登場してくれてどうもありがとう。ありがとう!

スパカツ @ 釧路泉屋

講演中の写真を残してくれていたのも後輩です。講演終了後、駅まで車を走らせてくれた後輩と一緒に、泉屋のスパカツを食べました。

おまけ

だいたい fav してあります : Jun OHWADA(@june29)/2010年11月26日 – favolog

今年もTEDxSeedsに参加してきた

TEDxSeeds 2010

去年の TEDxSeeds2009 には当日スタッフとして参加し、今年は一般参加者として行ってきました。ご招待ありがとうございました!会場では、83年生まれ仲間の @noid ちゃんと @you_got くんと一緒でした。

TEDxSeeds2010

去年を上回る圧倒的なコンテンツ力

TEDxSeeds 2010

TEDxSeeds 2010

TEDxSeeds のコンテンツ力は素晴らしい。去年も大層に驚いたのですが、今年は去年にも増して素晴らしいコンテンツが目白押しでした。本会だけでなく、朝食から夜のパーリィまで美味しく食べられる技術系カンファレンス…!

TEDxSeeds 2010

「その技術はなんのためにあるのか」

建築家、ギタリスト、工学者、アーティスト… 様々な分野から集まった登壇者の皆さんのトークを聞きながら、それでいて一貫するものを感じながらカンファレンスを楽しんでいる間、ひとつの問い「その技術はなんのためにあるのか」が頭から離れませんでした。

それぞれの登壇者さんと、その人が携えている技術。その間にどういった関係性があるのか。そして、自分が身に付けてきた技術と、自分はどうやって向き合っていくのか。ひたすらに考えさせられてしまいました。

ある人は、脊髄を損傷した友人のため。ある人は、自然災害にあった地域で飲料水不足に苦しむ人々のため。ある人は、表現の手段として。技術の在り方にも、多種多様な形があった。そのどれもがとてもきれいな形で、そこにピッタリと収まっているのを感じて、すべてのトークが聞いていて気持ちのよいものだった。

特に印象に残っているのは、建築家の三分一博志さんのトークと、明和電機の土佐信道さんのトークです。

TEDxSeeds 2010

TEDxSeeds 2010

後日、動画がアップロードされるはずなので、閲覧可能になったらまた見直してみたいと思います。

野良カメラマン

今年は参加者として勝手にカメラマンごっこをしていたわけですが、撮影した写真をすべて運営の彼らに渡しておいたところ、もしかしたら去年のように、公式写真として Web サイト等で使用してもらえるかもしれないとのことでした。本当に光栄なことです。ありがとうございます。ボクの Flickr にも置いておきました。

TEDxSeeds 2010 – a set on Flickr

まとめ

去年に続き、今年も TEDxSeeds に参加してきました!めちゃめちゃ濃密な1日を過ごすことができて大満足!準備と運営に尽力されたスタッフの皆さん、お疲れさまでした。登壇者の皆さん、刺激的なトークとセッションをありがとうございました。会場でお話相手してくれた参加者の皆さん、ありがとうございました。

来年は2011年10月23日に開催予定だそうで!また参加したい!!