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Entries in 2011/07

RubyKaigiとRubyとKaigi

すでにRubyKaigiという体験を経てというエントリに、頭の中にあったうちの、けっこうな部分を書くことができました。

さてさて。

整理できたものを整理した状態で書けたのはよかったのだけれど、一方で、なかなか整理できずにいることもあって、それが、たださんのエントリを読んで放っておけないものになったので、整理できていない状態で、一度、書き出します。

ぼくが RubyKaigi の運営に3度に渡って関わりながら、ずっと抱えているもやもや (Moja-Moja) のお話です。

たださんの整理

で、これ、Rubyって言語とはもはや関係ないんだよね。日本で生まれ、20年近い長い歴史のある言語で、国内のイベントに大勢のコミッタが集結できるという特殊性はあるものの、今回の講演の多くはRuby言語に依存しない。RubyKaigi 6回の歩みは、「RubyKaigi」を抽象化して「Kaigi」を作る過程だったのではないだろうか。

「The Final RubyKaigi」3日目、そして楽園からの放逐 – ただのにっき(2011-07-18)

ふむー。

今回、Twitterを見ていると、Rubyに関係ないけど参加した(そして何かを得て帰った)という人が大勢いた。規模をどんどん拡大して、Rubyist以外にも門戸が広げられ、しかも抽象化した「Kaigi」を提供できたからこそ彼らにリーチできたわけで、「Ruby」を出発点にしたイベントが最終的に「Ruby」から離れる瞬間を見られたのは、個人的にはなかなか得難い体験だった。抽象化は大切ですね(と、いかにもプログラマ的なオチ)。

「The Final RubyKaigi」3日目、そして楽園からの放逐 – ただのにっき(2011-07-18)

ふむふむー。

「RubyKaigi」を「Ruby」と「Kaigi」に分けているのが、すごいなぁと思って。

自分の立ち位置を考える

プログラマの皆さんに聞いてみたいことがあります。プログラミングに関する「執筆」や「講演」といった (直接的な) プログラミング以外のお仕事に取り組むとき、どんな気持ちでいますか。過ごす時間のうち、プログラミングに当てる時間が0%になったら、分かりやすくプログラマとしては死亡だと思うのですが、じゃあ何%までは減らせるものでしょうかね。感覚的には、100%をプログラミングに当てるよりは、少しずつ、ちょっと離れた位置でプログラミングそのものについて考えたりする時間を入れる方が、よい成果につながるような気はしています。尊敬するプログラマの皆さんは、そういった時間を活用しているように、お見受けします。

RubyKaigi との関わり合い

自分は、RubyKaigi にどんな貢献をしてこれただろうか。

誤解のないように先にきっぱりと言っておくと、別に後悔をしているとか、そういうつもりは一切なく。それでも、たとえば RubyKaigi の準備に費した日々の空き時間の半年分くらいを、すべてプログラミングのために投じていたら、今の自分と何が違っていただろうかって、ちゃんと考えるようにしたい。自分の選択に意識的でありたい。

Ruby が好きで、Rubyist の皆さんが好きで、RubyKaigi が大好きなぼくは、何に貢献してこれたかなあ。「RubyKaigi」の「Kaigi」の部分なのかなあ。KaigiSubscreen もアンチボッチランチも、よい意味で Ruby とは疎結合で、会期中にも雑談の中で「他のイベントにも提供できるといいね」なんて言葉をいただいて、それ自体は本当にありがたくて、でも、Ruby という中心から離れていく感覚は、ほんの少し複雑なものだった。

あと、これはただの自慢なのだけれど、ぼくは「レポート班」から RubyKaigi に入ることができて、本当にラッキーだったと思う。おかげで、Ruby のことや RubyKaigi の基本的なことを学びながら、RubyKaigi を楽しむことができていました。たださんのエントリにもある通り「Ruby のことはよく分からなくても、RubyKaigi に参加できるし、スタッフにもなれる」のだけれど、やっぱり Ruby のことを知っていた方が、RubyKaigi は圧倒的に楽しいものです。

こじらせていたもの

そんな、自分でもよく分からない意識をこじらせていたので、たったひとつ、意地になって守りたいことがありました。

それは「せめて、ユーザとしてでも Ruby のコードを書きながら Kaigi への貢献を目指す」ことでした。Ruby のことが好きです。プログラマとして Ruby との接点を失わずに、Rubyist として RubyKaigi の運営に関わっていたいと願っていました。「イベントスタッフを派遣すればいいよね」なんてことにならないよう、RubyKaigi は Rubyist がつくるイベントにしたいと願っていました。

成果物が KaigiSubscreen です。今日、晴れて「日本Rubyの会」のリポジトリに置いてもらえたのが、とても嬉しかったです。

ruby-no-kai/kaigi_subscreen – GitHub

それと、KaigiSubscreen に表示するために取得していた Tweets と IRC のログも、無事に公開することができました。

RubyKaigi2011の会期中のTwitterとIRCのログを公開します – RubyKaigi Nikki(2011-07-25)

自分なりに、プログラマとして、Rubyist として、最後の RubyKaigi に貢献できたんじゃないかと思っています。おしまい!

追記

自己評価はリターンで測る。気長に。 – ただのにっき(2011-07-26) を頂戴しました…!ありがたいことです。ありがとうございます。

お誕生日にウィッシュリストを公開してみたら

おはよう、こんにちわ、こんばんわ。いつ見ているか分からないから、あいさつぜんぶ!(ことにゃんメソッド)

今年のお誕生日のときに書いたエントリ (28歳になりました) の最後に、Amazon のウィッシュリストへのリンクを置いてみたのでした。

Amazon.co.jp: 大和田純: おねだり男子の胸の内

そうしたら、とってもありがたいことに、プレゼントがいくつもガローアに届いたので、結果をちゃんと報告しておこうと思います。…といっても、公開から1ヶ月近くも経とうとしていて、報告が遅くなってしまったことは、あやまっておきたいです。7月は不在力が高まりすぎていて、すべての郵便物を受け取るまでに3週間ほどを要してしまいました。せっかく贈ってくださった皆さん、なかなかお礼を言えずにいて、ごめんなさい。ちゃんと届きましたよー。ありがとうございます!


Web男子ユニフォーム

TAMIYAのTシャツは7枚も届きましたん(^p^)

いただいた贈りもの

まずは、かわいらしい本たちです!

ご本たち

ここには写っていない Business Model Generation という本もいただきまして、これは今、会社に置いてあって、チームのみんなで読んでいます。

続いては「ジョジョの奇妙な冒険」関連のグッズです!オインゴ・ボインゴのTシャツと、吉良吉影さまのフィギュアが届きました。…っと、これはウィッシュリストには登録していなかったながらも、いきなりガローアに届いた子たちです。

荒木先生作品集

お次は植物たちです!去年はヒマワリをいただいて育ててみたら、とても楽しくて嬉しかったのでした。今年もがんばってこの子たちとの日々を過ごしてみたいと思います。

植物園

最後に、大物の「羽根なし扇風機」です!この夏を過ごすにあたり、とっても重宝しています!

旋風魔人

誰なんだぜ…

さてさて、こうして、いただきすぎってくらいにいただいてしまって、恐縮する気持ちもあるのですが、ちゃんと、お礼を言って、ありがたく頂戴しようと思っています。ところが!誰が贈ってくださったのか分からないものが、半分近くあるんですよねぇ… なんで無記名で贈ってしまうん…!

というわけで、贈り主さまがこのエントリを読んでくれることを願って、お礼の言葉を残しておきます。君に届け。

ありがとうございました!

ウィッシュリストをつくっておくと、本当にプレゼントが届いたり、するのですね。半信半疑だったので、嬉しい驚きでした。淡い期待として、これまでに自分が他の人のウィッシュリストから贈った分くらいは、届いたらいいなぁなんて思っていたのですが、ぼくのまわりには、サービス精神旺盛な人が、いっぱいいたみたいです。

おかげさまで、日々がより豊かになって、楽しく過ごせています。ありがとうございました!

チームWeb系男子 #oblove

RubyKaigiという体験を経て

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http://www.flickr.com/photos/zoamichi/5960824194/

2011年7月18日、月曜日、海の日、祝日。だけれど自分は、この日が祝日だなんてことも月曜日だなんてことも意識することなく、最終日を迎えた RubyKaigi2011 のことだけを考えて1日を過ごしていました。

そう、RubyKaigi2011 は1週間も前に終わってしまった。最後の RubyKaigi が終わってしまった。

RubyKaigi2011 のことをこのブログに書こうと思ったのだけれど、頭の中にあるものを出そうとすればするほど、RubyKaigi2011 のことではなく、何度かの RubyKaigi と自分の関係について書きたくなってしまうので、素直にそれを書こうと思います。

RubyKaigi2008RubyKaigi2009IMGP3258

RubyKaigi 小学校の4年生

RubyKaigi2006 から RubyKaigi2011 まで続く合計6回の RubyKaigi のひとつひとつを学年だと捉えると、RubyKaigi2008 のときに入学した自分は、気付けば RubyKaigi 小学校の4年生になっていました。中学年ですね。

実行委員の中ではいつまでも下っ端だったので、気分は低学年でいたのですが、やあやあ、もう4年生でしたか。確かにね、今年はじめて当日スタッフとしてやってきた新入生の子たちを見ていると「これは、こうでね、すごいんだよ」と教えたくなってしまうシチュエーションが何度かあったので、やっぱり4年生なんだなぁと思います。

5年生のしまださん、だらさん。6年生のかくたにさん、みほさん。たくさんの先輩たちに色々を教えてもらいながら、閉校までの時間を過ごしました。

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http://www.flickr.com/photos/recompile_net/5952583138/

小学校での生活

RubyKaigi2008 には、一般参加者として参加しました。当時は今よりもっと Ruby のことを分かっていなくて、全体として「楽しい」という雰囲気を感じることはできたものの、聴いていて分からない内容はいっぱいあったし、今にして思えば「頭から尻尾まで」楽しむことはできていなかったと思います。

続いて、2年生のときの RubyKaigi2009 で転機が訪れます。このメールを読んで、とてもドキドキしたのを覚えています。「ぜひ担当させてください」とお返事のメールを書いて、ぼくはスタッフの一員になりました。

RubyKaigiのレポート係を担当してくれませんか

このときからはじまった、自分の班活動をまとめてみます。

  • RubyKaigi2008 : なし
  • RubyKaigi2009 : 2人でレポート班 (技術評論社の高橋さん、池田さんのサポートあり)
  • RubyKaigi2010 : 5人でレポート班 + 2人でコミュニケーションデザイン班
  • RubyKaigi2011 : 2人でコミュニケーションデザイン班

思考の流れをおさらいします。

  • RubyKaigi2009 をレポートします!わはーい! => 「レポート班」の確立へ
  • RubyKaigi2009 では、3トラックを kei さんと2人でレポートしたけれど、どう考えても休憩時間が計算に入っていないし、そもそもトラック数に対して人数が足りていないし、どうやって走り切ったか思い出せません…
  • RubyKaigi2010 では、レポート班のメンバーも参加者としてしっかりと会議を楽しめるように、担当を交代して休憩も取れるような布陣で臨みましょう => えむさん、ゆーけーさん、すがさんを引き入れて5人体制へ
  • RubyKaigi2010 では、コミュニケーションデザインを専任でまるっと担当して、ただでさえ大変なお仕事をしている先輩たちから担当をはがしましょう => 「コミュニケーションデザイン班」の確立へ
  • RubyKaigi2010 では、レポートを書きながらコミュニケーションデザインを担当したけれど、どう考えてもリソースが足りていないし、会場設計と週刊連載をどうやって並行させていたのか思い出せません…
  • RubyKaigi2011 では、レポート班は、えむさん、ゆーけーさん、すがさんに任せて、コミュニケーションデザインに専念しましょう

KaigiFreaks レポート班

自分が、RubyKaigi に貢献できたと感じていることのひとつめ。KaigiFreaks に「レポート班」という職人集団の居場所を創り、定着させたことです。

さらに嬉しかったのは、あとからやってきた人に、その場所を任せることができたからです。自分で見つけて、自分で居座るのではなく、名前をつけて、多くの人に価値を認めさせたものを、ちゃんと手渡しで次の人につなげていけたのではないかと、自分では思っています。

ぼくは、RubyKaigi2011 のレポート班が大好きでした。新たに、おーしょうさんとほっかいを迎えて、今年も5人体制の「チーム」は、状況に合わせて陣形を組み替えていける強いチームだと思います。

あんまり言うと「脱退させられた子が偉そうに言うんじゃないよ」って怒られそうなので、このへんでおしまいにしておきますね。レポート班かっこいいー!

RubyKaigi2011 レポート班

そのときそのときでは「速報」というつもりで書くのだけれど、3年分を眺めてみると、ここには歴史すら感じることができる。すごい。

コミュニケーションデザイン班

自分が、RubyKaigi に貢献できたと感じていることの、ふたつめ。「コミュニケーションデザイン」というお仕事に名前を付けて「コミュニケーションデザイン班」を定着させたこと、です。

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http://www.flickr.com/photos/recompile_net/5948034978

自分が「コミュニケーションデザイン」という概念に気付くことができた背景には、次の3つの要因があります。

  • (1) 高井さんが施していた「懇親会のデザイン」に魅せられていた
  • (2) 同じチームでお仕事をしていた @garden_tree さんが言う「ソフトウェアだけじゃなく、チームも、組織も、すべてを設計せよ」の意味を考えていた
  • (3) 「Ruby札幌」のイベント、それを取り巻く人々や、過去の「RubyKaigi」に触れて「人に着目することの大切さ」に意識が向いていた

RubyKaigi2009 や RubyKaigi2010 の懇親会に参加した人なら「色紙」や「会いたい人カード」と聞いて、思い出すことがあるのではないでしょうか。例年、懇親会の幹事を担当してくれている高井さんは、素晴らしいデザインを仕掛けていました。それがあるだけで、人々のアクションが加速されて、コミュニケーションが円滑になるような、驚かされてしまうデザインで、ぼくには魔法のように思えていました。なるほど、考え抜かれた工夫は、人を動かすことができるのだと学びました。


高井さんと
http://www.flickr.com/photos/ennuir/5960860461/

そんな高井さんの偉業に感心していた頃、チームでは「ソフトウェアだけでなく、すべてを設計しよう」という会話がなされていました。自分は少しずつ「設計 / デザイン」の意味を考え直すようになり、この意味の深いところに触れ、自分の武器にしたいと考えるようになりました。

そもそもとして、RubyKaigi の実行委員のコアな人には「ただ開催すればよい」と考えている人はいなくて、常に「よりよい開催にしたい」という強い意識を持った人ばかりが集まっているように感じます。誤解を恐れずに乱暴に言えば「会場を押さえて、発表者を集めて、タイムテーブルを組んで、チケットを販売する仕組みを用意して」ぐらいの作業をこなせば、おそらく「開催」自体はできるのではないかと思います。だけど、ゴールは、そこじゃない。発表者の方や、参加者の方、運営に関わるの人々が、会議を楽しんで「参加してよかった」と思えたところで、ようやく価値になるのだと思います。じゃなきゃあ「Where are you from?」の地図を会場に貼ろうなんて、言い出さないはずなんです。

ぼくが見た RubyKaigi の中の人たちは、みんな「価値」を目指していた。ぼくはその姿勢に魅せられていた。だから、皆さんが目指す価値を実際の形にしていくお仕事に実装担当者がいた方がよいと思って、そのポジションを狙いました。

「価値に向かうアイディアがあったらどんどん出してください。皆さんの “こうしたい” を聞かせてください。ある部分は、まるっと任されます」

…と、そんな心意気でコミュニケーションデザイン業に取り組んでいたのですが、これはとても難しいお仕事でした。ほとんどの場合、要件が「ふわっ」としているので、設計を固めて実装に落としながら、それをスケジュールの中に納めていく、高度な「調整」スキルが求められました。RubyKaigi2010 では、力が足りなすぎて、自己評価としては合格点に届かなかったのだなあ…。

最後に、しだらさん。準備期間、開催期間、それから、RubyKaigi について何気なく話すすべての時間において「仕事ってのはこうやってやるんだよ」という姿勢を教えてもらっていました。そんな感覚です。自分が取りこぼした分は、すべてしだらさんが拾ってくれていて、その度に自分の力不足を悔やみました。しだらさんがいなかったら、きっと自分はどの担当作業も完遂できていなくて、詰めの甘さを痛感する日々でした。そんな、自分にとっての課題を、いつも丁寧に伝えようとしてくれていて、感謝が尽きません。この日々を通じて教わったものは、必ず今後に活かすと約束します。

RubyKaigi2010をひっそりと終えて – 準二級.jp

最後のチャンスとなってしまった RubyKaigi2011 の場で「必ず今後に活かす」の約束は果たせました。去年、だらさんに教わったことをひとつずつこなしていったら、色々が上手くいくようになりました。ありがとうございます、ありがとうございます。ひとつ、IRC のチャンネル設計に際して freenode とのやりとりを巻き取ってもらったとき、だらさんは「これくらい、やらせてくださいよ」と言ってくれたので、きっと全体として悪くない進行ができていたんだろうな。はあ、よかったよかった。


おいおい… 俺の土下座もとっとけよぉ?

コミュニケーションデザインの成果 – KaigiSubscreen

去年の成果を認められて、かくたにさんから「KaigiSubscreen」と名前をもらったサブスクリーンです。発表中のメインスクリーンの両脇を彩るかっこいいアプリになったと思います!参加者間のコミュニケーションも、ちゃんと支えることができました。

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http://www.flickr.com/photos/hsbt/5965429153/

開催前日の夜に、会場入りしてセットアップをしていたらですね、大ホールの両脇には「縦に映した方がかっこいいんじゃない?」となり、おぎさんがそこらで買ってきたパーツを組み合わせてあっという間に縦置きプロジェクタが完成しました。おぎさんの DIY 男子っぷりが本当にかっこいい…!

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http://www.flickr.com/photos/koichiroo/5961093174/

会場のネットワークとの相性が悪かったのか、初日は上手く動いてくれないことも多かったのですが、焦らずに対処できました。「RubyKaigi は3日間ある。まだ慌てるような時間じゃない」と教えてくれたのも、去年のだらさんです。やってみてダメだったら直せばいい、と、最初からそういった心持ちで臨めていたので、ちゃんと対応できました。

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http://www.flickr.com/photos/sora_h/5945661569/

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http://www.flickr.com/photos/y_ogagaga/5954093764/

参加者の人たちにもかわいがってもらえて、KaigiSubscreen もアプリケーションとして幸せだったと思います。つくって動かすことができて、よかった。

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http://www.flickr.com/photos/zoamichi/5960265983/

コミュニケーションデザインの成果 – アンチボッチランチ作戦

──数日間に渡る大規模イベントで、参加者が最も孤独を感じやすいのは食事タイムではないだろうか。

コミュニケーションデザイン班の作戦会議で「ぼっちが懇親会でするべき97のこと」のすべてに目を通してレビューしながら、そんな仮説を立てました。

「アンチボッチランチ」とは、誰かと一緒にランチに行きたい気持ちはあるけれど、相手が見つかっていない、という人たちのグループづくりをお手伝いして、望まぬ「ボッチ飯」の撲滅を目指す企画です。だいたい4〜5人くらいのグループができたら、会場付近の飲食店情報を載せた地図をA4の紙にまとめたものを1枚だけ渡して、みんなでランチに行ってもらうというもの。地図の裏には、会話のテンプレートをたっぷりと盛りつけておきました。

Anti-Bocchi Conversation

セッションが行われている間は、着席してセッションを見ていれば、みんなもセッションを見ているし、強い孤独を感じることもないだろう。問題は「自由時間」です。みんなが共有するコンテキストを失った状態で、ボッチはボッチになってしまうのだと考えました。参加者がゆっくりと食事を楽しめるように RubyKaigi2011 のランチタイムは90分と長めに設定されています。それが3日間、ある。合計270分を、望まぬボッチで過ごすのと、他の参加者の人と一緒に楽しく過ごすのとでは、大きな違いがあるだろう。

そんなことを考えて、アンチボッチランチ作戦を始動させました。ランチマップの作成は、さかきさんとおおしたさんが、ほとんど任されてくれました。ギリギリまで会場設計には載せられなかったのだけれど、想っていることを伝えたら、たなべさんとまゆこさんが素晴らしい「場」をつくってくれて、おかげで当日に作戦を決行することができました。皆さんのおかげ。

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http://www.flickr.com/photos/y_ogagaga/5953520059/

それと、自分の予想をこえる形で、ポールとアダムが、アンチボッチランチ作戦に共感して手伝ってくれたのが、とても嬉しかった。たくさんの外国人に声をかけてくれて、誘い出してくれて。大ホールホワイエを担当していた他のスタッフの皆さんも、一緒に盛り上げてくれて、楽しかったなあ。すごく楽しかった。

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http://www.flickr.com/photos/koichiroo/5961081850/

合計で70〜80人くらいを「楽しくランチしてきてくださいー!」と送り出すことができたと思います。初日に参加してくれた人が、2日目も3日目も前のめりで参加してくれたりもしたので、少なくともいくつかは、楽しいグループが生まれたんじゃないかなあ。あとね、2日目の夜に、懇親会の会場に向かう電車の中でたまたまお話した2人の参加者の方は「今日のアンチボッチランチで一緒になったんです」と言っていて、本当に嬉しかったです。

Twitter / @shinaisan: 今日の #rubykaigi ではAntiぼっちディナーで久々に楽しい時間を過ごせた。素晴らしい企画に感謝します!

Twitter / @shinaisan: Antiぼっちランチが終わって大ホール。#rubykaigi 同行した中に1人オーストラリアから来られた方がいて、日本語もかなり知っているようだった。片言の英語で緊張しながら食事していたら、その人明日のSpeakerの1人であることが判明。なんという企画。やめられんなこれ。

Twitter / @hamakn: 帰宅。飲み会でAnti-Bocchi Conversationシート大活躍でした。企画した方ありがとうございます。

RubyKaigi を通してもらったもの

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http://www.flickr.com/photos/recompile_net/5952531080/
ここまでに書いた「班」の活動などを通して、本当にたくさんのものをもらっているので、とてもとてもひとつひとつを詳細に書いていけそうにもないのですが… せっかく、素敵な写真がいっぱい残っているので、写真の力を借りて、自分にとって大事なものをあとから見て思い出せるように、ペタペタしていきます。

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http://www.flickr.com/photos/mas-higa/5954026703/
しまださんの発表。しまださんが育てて伸ばしてきた枝の途中から、自分の枝がはじまっていることを、あらためて、知る。もう一度、知る。大きな大きな木の姿を見る。森の姿を見る。自分がその一部であることを、感じる。

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http://www.flickr.com/photos/recompile_net/5943706030/
「男だらけの現場をとりまとめる一輪の華!キュア・マッシュルーム!」


ZoAmichiと
http://www.flickr.com/photos/ennuir/5960843863/
少年漫画育ちのぼくなので「もうだめか…」と思ったときに「仲間が駆け付けて助けてくれる」なんてシュチュエーションには昂ってしまうわけですが、今回は、あきらめかけていた「フロアガイド作成」をぞあみちが自分から声を出して拾ってくれて、本当に昂ってしまいました。すごく助かった。こうして仲間ってのは増えていくのだなあ。

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http://www.flickr.com/photos/recompile_net/5943247855/
すがさんと出会えて、今がとても楽しいです。闇のトリの発表、ちゃんと言えなかったけれど、どうもありがとうね。とても嬉しいです。Web男子 Advent Calendar の初日は、ぼくが担当するからね。

除毛RubyKaigi
http://www.flickr.com/photos/ennuir/5961398092/
「片脚だけ毛がない」ってことに何人かの外国人が大喜びしていて、みんながご利益を求めてぼくの脚を触っていく「除毛RubyKaigi」が勃発したしょうもない夜のこと。「(毛のある方を指さして) Before Rails. And (毛のない方を指さして) After Rails!」って言うだけで外国人が爆笑する。

…はあぁ、ぜんぜん書き切れやしないよ。RubyKaigi のおかげで会えた人、他にもいっぱいいる、RubyKaigi 中に話せたこと、いっぱいある。少しでも忘れないように持っていきたい。どうもありがとう。

それでも「もらったものはなに?」と聞かれて、たったひとつだけ答えるとしたら、そうだなぁ… 今の自分は「文化」と答えると思います。RubyKaigi という文化。RubyKaigi という「価値観」といってもいいかもしれません。「これが、かっこいいこと」「これは、よいもの」と信じられる何か。丸3日間ぐらい、他のことを一切考えないくらいに打ち込める何か。自分にとっての、目指すべき何か。

またね


Twitter / @sora_h

はい!

RubyKaigi は、自分の人生を狂わせてくれる、とっても楽しいイベントでした。その最後の瞬間に、大ホールのステージの上に立っていられたことを、心から光栄に、誇らしく思います。あの瞬間の「よさ」を共有できた皆さんとは、これからも様々な場面でご一緒することになるだろうと予感してやみません。

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http://www.flickr.com/photos/zoamichi/5960827500/

この黒板は、いかにも「RubyKaigi 小学校」の学校祭って雰囲気を出していますね。エントリの最初にあった黒板の写真を覚えていますか。みんなが少しずつ書き足していくと、こんなにも楽しそうなひとつの「全体」ができあがる。本当に、RubyKaigi のつくりかたと同じですね。ふふー。

それじゃあ、またどこか「楽しい場所」でお会いしましょう。またねー!

「Heroku-ja Meetup #1」でトークしてきました

Heroku-ja Meetup #1 に参加して、トークしてきました。確かに言われてみると「Heroku のユーザ」がいっぱい集まってお話する機会は、なかったのですね。主催の @junya さんはじめ、場づくりに貢献されたすべての皆さん、ありがとうございました!

Media Technology Labs

会場がきれいで、設備も充実していて、とても素敵なところでした。

「ヘェ、あんたもロクっていうんだ」

発音について。Heroku が Salesforce に買収されたときに、Salesforce のお偉いさんが「ヘロク」と何度も言っていたらしく、それを聞いた日本の記者さんが記事に「ヘロク」と片仮名で書いたからその日がヘロク記念日?とか、そういうお話だった感じです!ぼくは「ハオク」っぽい呼び方をしています。

ぼくは、常日頃から Heroku 先輩にはとてもお世話になっています。接している時間が長い分、ときに「これ、どうすれバインダー」と困ることもたまにあって、自分は自分なりに解決するのですが、他の皆さんはどうやって Heroku と接しているんだろうなって、気になっていました。

そこで、今回はトークの枠をひとついただき、自分や自分たちにとっての「Heroku とのふつうの日々」を話し、他の皆さんのお話を引き出せるよう、がんばってみることにしました。もうちょっと言うと、Tシャツが欲しかったのです!

自分のように「つくりたいものはあるんです!」だけど「開発とか運用とか、なんでもかんでもできるわけじゃないし…」という、ふつうの人にとっては、開発を加速してくれる Rails や Sinatra などのフレームワークや、Heroku といった PaaS の存在は、とてもありがたいものです。頭の中にあるアイディアを現実に動くアプリケーションとして実現するまでの道を、見せてくれるわけです。ゆとり爆誕である…!

なので、自分と同じように「何かつくって動かしたい」と、自意識をこじらせている人がいたら、そういった人にはぜひとも Heroku は知っておいてほしいと思って、そんな気持ちでトークに臨みました。

開発者と、開発者ではない人も含めた3〜5人くらいの規模のスモールチームで Heroku を活用する事例を中心に、個人として Heroku を愛用する日々、Heroku で Rails アプリを動かす際のちょっとしたプラクティスなどを、お話させてもらいました。

Heroku-ja Meetup #1

From : http://www.flickr.com/photos/sooey/5913000622/

まとめ

おかげさまで、Heroku ユーザがたくさんいる地下闘技場で、たっぷりと Heroku のお話をすることができて、とても楽しかったです。開発寄りのお話もそうですが、エンタープライズ寄りのお話で「Heroku は稟議が…」といったお話も、新鮮で面白かったです。なるほどなぁ、なるほど。それと、Heroku の API や Add-ons については、自分ももっと意識を向けてみようと思いました。他のヘヴィユーザの皆さんのお話を聴いていて、今より一歩踏み込んだ使い方ができるかもな、というありがたい発見がありました。

最後にもう一度、お礼を。あの場にいたすべての皆さん、どうもありがとうございました!ノベルティ、ゲットだぜー!

Heroku Goodies

「オブラブ2011夏イベント」に参加してきました

オブラブ2011夏イベント

テーマは「この10年で変わったもの、変わらなかったもの」でした。

自分はどういう気持ちで参加していたか。

帰り道では「いやあ、よかったなあ。今日は、よかったなあ」と、言語化できないよさを全身に感じながら歩いていました。何がよかったんだろうかって、ひとつずつ整理できるといいな。できるかな。やってみます。

けんごしげっとくんのいどちゃんと、同年代の親しい友人たちが発表の壇に立ち、それぞれが今回のテーマである「10年」という切り口で話す時間を設けているのを見て。昨年のオブジェクト倶楽部2010夏イベントでは講演の機会をいただいていたこともあって、自分だったら「10年」というテーマとどう向き合うだろうか、何を話すだろうか、と気付けば考えさせられていました。

自分の10年については、このエントリとは別の場所に書いたり別の機会に話したりすることにします。忘れないようにメモだけ。プログラミングをはじめてからだいたい10年、日々の生活の中の身近なものをプログラミングするようになってだいたい5年、プログラミングが自分にとってすっかりふつうのものになって、プログラミングを武器にどうやってこの世界を生き抜いていこうかと割りと真剣に考えるようになってだいたい3年。

コンソメのお話。

自分がこういったコミュニティ活動に関わるようになってから、まだ4年くらいというところです。運営側に関わるようになってから、だと、経った2年くらいです。

自分がコミュニティに対して物心ついたときには「Lightning Talk」や「ドラ娘」はすでに当たり前に存在していて、イベントのタイムテーブルを組み立てるときに「まぁ LT もやればいいよね」くらいの気持ちで、自分のイベントによさを持ち込んで再現できる状態にありました。

ところで、いつだったかだらさんと一緒に作業していたときに、ふと何かの拍子に「コンソメ」の意味を調べてみたんですね。他でもなく、皆さんがよく知っている、コンソメスープの「コンソメ」ですよ。コンソメはフランス語で「完成された」という意味だそうです。これ、ぼくがコンソメに対して抱いていたイメージとの間に大きなギャップがあって、とても新鮮な驚きがありました。コンソメって、日常において、なんてことはない「ふつうの」ものじゃないですか。コンソメの塊なんて、ほとんどの人が、いつでも買うことができて、これを使って手順に従って味付けすれば、ちゃんとおいしいものができあがります。なるほど、特別な才能を持った人じゃなくても扱えるレベルまでパッケージがデザインされているのだとすれば、まさに「完成している」のですね。

トマトコンソメスープ

ぼくらのコミュニティにとっての「Lightning Talk」や「ドラ娘」は、まさにコンソメだったのです。オブラブの午前のパネルを聞きながら、感謝の気持ちが沸きました。足を運んで頭を使って手を動かしてきた人たちがいたのだなあ。そのおかげで、自分の日々にも楽しさが届いている。ありがとうございます、ありがとうございます。

後輩たちのために、ここに書いておこう。「ドラ娘」は、オブラブから生まれた文化なのでした。10年前には、なかったんだって。今では、海外のカンファレンスでも「ドラを叩くガールはいないのか?」と声があがるまでになったそうで。

でも、かくたにさんが言っていたように「最初から、世界に広まることを目指してやっていたわけじゃない」のだろうし、できることは「目の前にある楽しいことを大事にする」に尽きると思いました。だから、ぼくも、自分の目の前にあることをしっかりと大事にして、おいしい味が見つかったら、それをまわりの人とも共有していけたらいいな。

さらに一歩、踏み込んで。「ドラ娘」なんかは、バビッとした名前が付いているし、指をさして語ることができる対象なので、とても分かりやすいです。一方で、簡単には指をさせないような、たとえば「業界の雰囲気」みたいなものも、あると思います。この日、オブラブの1日を過ごして感じたのは、恐らく自分は、今、先人たちが積み重ねてきたよいものの恩恵を全身に浴びながら、相当に恵まれている環境で日々を過ごしているのだろう、ということ。「孤独」や「どん底」や「救い」と言った強烈なフレーズは、自分からは出てこない類のものです。ぼくは常々、すぐによさを感じることができる「考え方」という意味でのフレームワークや、プロセス、プロダクトに囲まれています。10年前には、これらはなかったのだなあ。これらがない状態なんて、今のぼくには想像もつきません。先人の皆さんが、見つけて、育てて、定着させてくれたのだなあ。ありがとうございます、ありがとうございます。

コンソメへの、強い感謝があります。

「人」への着目。

イベントがはじまった瞬間から、懇親会会場をあとにするまで、ずっと居心地がよかった。ぼくが一貫して感じていたのは「人への着目」です。

技術系のイベントなので、トピックの中心にはいつもだいたい技術があって、技術のお話をするのだけれど。技術を扱う技術者は紛れもなく「人」であるし、会場にいた参加者の皆さんも、もちろん「人」です。ムカデじゃありません。

惚れさせ650 「色々言ってくる奴は居るだろうけど」

けんごの講演は、彼自身の「おもしろい日々」のストーリーが丁寧に織り込まれていて、聴いていて、とてもおもしろかったです。ぼくは幸いにも資料のレビューを担当させてもらうことができて、講演の素振りも見ていたのだけれど、本番ではお話の構成も変わっていて、おかげで、ふたつのストーリーを楽しむことができました。やったね、ラッキーでした。特に「エンジニアとしての生き様」を語る姿には共感するポイントも多く、それから、なんといっても締めがよかったです。そうだね、5年後、10年後に何に取り組んでいるとしても、まわりの人と同じ価値観を持って、うまいこと楽しく、技術者としての誇りを持って日々を過ごせていたら、いいよね。よくまとめたもんだなあ。感心しました。

オブラブ2011夏イベント

けんごのブログ : オブラブ2011夏イベントで講演させて頂きました。 – ククラフト

けんちゃんさんの Lightning Talk がとてもよかったです。新人教育に当たって、目標を「半年で他のメンバーとペアプロ出来る」と明確に定め、そのために何をしたのか、というお話。ペアプロはプログラミングなので、もちろん、技術力は必要です、と前提を置いた上で。それ以外に重要なこととして「自分たちが大切にしているものを、同じように大切にしてもらうこと」が挙げられていて、これがグッときました。逆の言い方をすれば「技術力があっても、価値観を共有できる状態をつくれなければ、一緒のチームで仕事することができない」という意味だととらえました。

言うのは簡単で、実践するのはむつかしい。目標の達成のために、けんちゃんさんがどんな工夫をしたのかは、ぜひご本人のエントリと資料を見てほしいです。

このお話を整理しながら、去年の夏イベントで確か、せきさんが話していた「価値観を醸す」(言葉はうろ覚え) みたいなお話を思い出しました。この意味をずっと考えていて、価値観ってのはチームメンバーの誰かの中にポンっと存在しているのではなく、チームの真ん中にモワモワっと満ちているようなものなんじゃないかなぁ、というのがあれから1年を経た今のぼくの感覚です。だから、価値観っていうのは、誰かから誰かに「はいっ」って渡すこともできない。一緒に育てていかなきゃいけない。けんちゃんさんの発表にヒントをもらったので、引き続き、考えてみます。

けんちゃんさんのブログ : blog.shu-cream.net: オブラブ2011夏イベントでLTをしました

わださんの講演は、惹き付けられながら聴いていました。お話する姿から目を離したくない、という感覚でした。「完璧主義の呪い」のお話は、そうだなぁ、わださんが、そうだったのかぁ、という感じ。うむぅ。そこを出発点として、現実の困難にどう立ち向かったのか。実は、ぼくにとっては、この日のわださんのお話は、あの「JOJO 勉強会」のリバイバルでもありました。才能と、技術。噛み締めて聴く。

加えて。わださんと、それから、なおとさんのお話に共通して感じたのは「静かな力強さ」でした。「穏やかさ」と言ってもよさそう。いくつかの発表の中で「失敗できる / 失敗できない」みたいなお話があって、なんとなくですが、逆説的でもあるのですが、年齢が若い人ほど「失敗できない!」「失敗しちゃいけない!」という雰囲気をまとっているように感じて、逆に、経験の多い人ほど「大丈夫、そこから始めればよい」「技術を身につけて立ち向かえばよい」という、柔軟さがあったように思いました。じゃあ自分は、というと、完全に「失敗したら終わりだ…」みたいな発想でして、かっこいい大人に見る大きな背中には、憧れを覚えています。後輩の前であったり、守らなきゃいけないものの前であったり、したときに、自分もあんなオーラを出せるように、なりたい。

こんなふうに「人」について考えさせられるお話が、いくつもありました。

それだけじゃなく。イベント開始時のアイスブレイクや、質問を出した人には拍手を送る姿勢など、運営全体が「人」に着目していたのが、すばらしいことに思えました。だから、居心地がよかったんです。

「かっこいい成分」は、とても大事。

イケメンで目の保養ー!とか、そういうこと (ばかり) ではなくてね。

「人」としてのかっこよさについて考える。「人の弱さを受け入れる覚悟」と「人の強さを信じる覚悟」を同時に持つこと。「これは、かっこいい!」という姿をいっぱい知っておくと、困難に直面したときにどうすればいいか、少しだけ、分かるようになる。「あのかっこいい先輩なら、こうやって切り抜けるはずだ」ってね。だから、こういう場に出ていって、かっこいい人たちとお話して、かっこいい成分を補給するのは、自分にとっては、とても大事なことなんです。

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尊敬するかっこいい先輩と、尊敬するかわいい後輩と。お気に入りの写真が1枚増えました。

まとめ。

最後は箇条書きでメモを。

  • さまざまな文脈を持った状態で皆さんのお話を聞けた、皆さんとお話できたので、以前に比べて吸収できることが増えていて、嬉しかった
  • 10年来の友人となった(!)高専同期のまぐろちゃんに「この人たちが、ぼくが見本にしている人たちだよ」と話せたのが、なんだか嬉しかった
  • しげっとくんが、去年のぼくの講演について覚えていてくれて、そのあたりのお話をしながら、人を紹介してくれたり、彼のトークがあったりして、嬉しかった
  • いなおさんにきちんとご挨拶できて、いっぱいお話できたのが嬉しかった
  • 空想上の生物だと思っていたかけださんとお話できたのが嬉しかった
  • 知り合い同士を会わせたり、面白い人たち同士をつなげられたりできて、嬉しかった
  • 「連載の記事を読みました!」と言って話しかけてくれた人がいて、嬉しかった
  • 共通の親しい友人を持つ人と会って、彼ら彼女らについてお話できて、嬉しかった
  • Web男子、タミヤ

今年のオブラブ夏イベントに参加できて、とてもよかったです。あの場にいたすべての皆さん、どうもありがとうございました!また参加したいー!