デザイン思考が世界を変えるを楽しく読んでいます。Tim Brown 先生の教えに耳を傾ける。
発表資料作成におけるデザイン思考
ちょっとした、思考の訓練をしてみましょう。
「発表資料をデザインする」と聞いたとき、どんな作業を思い浮かべるでしょうか。もしかしたら、文字の色やサイズ、プレゼンテーション作成アプリのテーマのどれを選ぶか、どんな画像を使うか、なんてことを想像する場合が多いのではないでしょうか。
最近は、発表の最中に「Twitter のアカウント名は @hogehoge です」と言っているのをよく見かけるので、じゃあ、ここで考えてみましょう。あなたが、あなたの発表資料の中で、たった一度だけ Twitter のアカウント名を表示して紹介できるとしたら、発表のどの部分に入れるでしょうか。
発表の冒頭で言いますか。発表の途中の、なにかのお話の流れの中で言いますか。発表の最後に「誰々が発表しました」という形で言いますか。
この、ちょっとずつの選択の違いによって、聴衆側のアクションが、ちょっとずつ違ってくるはずです。あなたの選択のカタチは、あなたが望むことのカタチに近づけていますか。
思考停止しないこと
こう考えてみると、デザイン思考というのは、とことん「思考停止しないこと」なんじゃないかなぁと思いました。「みんながそうしているから」とか「そう教わったから」というのではなく、とことん「Why」を考えることなのだと思います。
ただ、すべてについてこれをやろうとすると、1日があっという間に終わってしまいます。まずは少しずつ、身のまわりのなにかを見つけては「これって、なんでこういうカタチになっているんだろう」と考えるようにしてみると、自分がなにかを作るときにも、発想を柔らかくできるのではないかと思います。
そんなふうに「モノのカタチ」について考える練習をしようと思ってみたときに、種子のデザインは、とてもおもしろい絵本でした。色んな植物の種のカタチと、そのエピソードを読みながら「へぇ、こういうカタチになっていると、こういうことが起こるのか!」と楽しみながら読むことができます。

チームづくりとは、誰かをそこにつれてくることじゃなくて、今そこにいる人たちでどんな楽しいことができるか、って、今そこにいる人たち全員で考えることだと思います。
考えなしに「人を増やす」行為は、チームをつくるどころか、チームを破綻させる危険性すら有していると言えます。
うちのチームは大きいんだ、お前は簡単に「全員で」なんて言ってくれちゃうけれど、そんなの、むつかしいよ。と感じるのなら、あなたが感じる「この人数なら、全員でやれるかも」の人数が、あなたがチームをチームの姿として保てる、許容人数なのだと思います。
たぶん、ぼくのチームに対する「円」の直径は「3~5人」くらいです。もし、何かのきっかけで集まった人々がいて、たまたまそこで、ぼくが、年齢によってか、経験したプロジェクトによってか、最もパワーがあるかのように見えてしまうシチュエーションがあって、リーダー的なものを担当することになったとして、ぼくが「がんばります」とちゃんと言えるのは、この円の範囲をはみ出していないときだけ、です。そうじゃなければ断るか、別の形に変えてから、引き受けます。
ここまでの主張がそこそこ当たっていたとして、じゃあ、もうすでに大きくなってしまっているチームは、目をつむって崩壊を待つしかないのでしょうか。いえいえ、不安に気づけたのなら、そこからが勝負でしょう。不安と出会えたなら手をつなごう。
むつかしい問題に真っ向から挑んで撃破できるのは、一部の恵まれた人たちだけです。ぼくたち凡人は、むつかしい問題を、簡単な問題に捉え直して戦うべきです。ニンジンは食べられないって?そいじゃあ、すりおろしてハンバーグに混ぜておくね。このあいだ食べたとき、おいしかったもんね。
大きなチームは、いくつかの小さなチームに分割しましょう。みんなが「あっ、このチームなら、自分も声を出しやすいな」と感じられるサイズを探しましょう。つまり、リストラクチャリング、Re:structuring、再構成。とても前向きな考え方なのに、カタカナ4文字で「リストラ」と書かれると「個人の首切り」だけに読めてしまうのだから、悲しい定着です。よいものを悪いように定着させてもぜんぜん得をしないので、よい子のみんなは、好きなもののこと、好きな人のこと、しっかり「好き!」って言おうね。
そうして小さなチームがいくつか生まれたとき、それらをどう連携させるかは、また別のお話です。今回は言及しないことにします。
さあ、あなたは、どんな「楽しいチーム」をつくる?

Photo by koichiroo
関西Ruby会議04 – Regional RubyKaigi
大変に光栄なことに、講演者としてご招待をいただきまして、参加することになりました!他の講演者の皆さんの面子を見て、盛大にビビるところからはじまったわけですが、Ruby関西の皆さんが、なにからなにまで本当に手厚く対応してくださっていて、楽しいトークにしたい気持ちいっぱいで準備を進めています。
以前のエントリで報告したように、ここ数ヶ月の間に、ぼくの身にも大きな変化が訪れました。再出発した自分が、それからの日々をどのように過ごしているのか、お話しようと思います。この1ヶ月くらいは、楽しいことがたくさん起きていて、刺激も多く、学んだことが山ほどあるので、その一部を整理して、関西まで持参します。
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