今から10年前といえば,ボクは16歳(若い!)で,生活する上で大切なものの上位に「PHS」があった.その2〜3年後には「PHS」から「携帯電話」に変わり,電話番号に加えて「電子メールアドレス」を伴うようになった.10代後半の交友関係においては「メールアドレスの交換」が極めて重要なイベントであった.
一方,ボクがここ1年くらいの間に出会った人たちとは,それほどメールアドレスの交換はしておらず,お互いに「Twitter のアカウント名が分かればよい」と無言の了承が取れる場合が多い.ほとんどの場合において,Twitter のアカウント名はメールアドレスよりも短く,覚えやすく,そのまま呼び名に使えることも多いので,コミュニケーションの媒体としては優れていると言える.
実際のところ,ボクは個人名刺にメールアドレスを記載してお渡ししているが,そのアドレスにメールが届くよりも,Twitter で reply をもらうことの方が圧倒的に多い.
携帯電話のメールアドレス
携帯電話のメールアドレスというものは,昔からあまり好きではない.「メールアドレス」は,個人のアイデンティティを表現するものとしてかなり強力で,重要な役割を担っている.にも関わらず「機種変更したのでメールアドレスが変わりました」なんてメールが大量に送信されなければならないのはおかしい.メールアドレスが「個人」よりも「端末」や「キャリア」に紐づいてしまっていて,個人が使用するあらゆる端末からの自由なアクセスもできない.
ボクが au の端末と,ezweb のメールアドレスをアクティブに使用していたときは,受信するすべてのメールを Gmail に転送するように設定し,受信メールの検索や整理は,PC 端末から行っていた.そうでもしなければ,とてもじゃないが所望のメールを素早く見つけたりできなかったし,「携帯端末が水没したら受信メールも消えてなくなってしまう」という不安がつきまとうのもイヤだった.
ただ,「定期的に交友関係を整理したい」欲求を満たしたり,「メールアドレスが変わった友人から連絡があった」安心を得るためには,こうした「リセット」の仕組みが上手く働くだろうとは思っている.
ボクらが求めるもの
それは結局のところ「コミュニケーション」だ.別に,携帯端末の小さな画面で大量のメールアドレスを管理したいわけじゃないし,堅苦しいご挨拶のメールを送りたいわけでもない.コミュニケーションを楽しみたいだけだろう.
もちろん,メールでやり取りされる内容と,Tweet の内容は同じものではない.メールでしか伝えられないものもあるだろう.だけれど,その逆もまたしかりで,わざわざ宛先を設定してメールで送ったりしない内容のものが Tweet としてポストされたりする.
何より Twitter は日常のコミュニケーションツールとして「十分」である.待ち合わせのシーンで,相手の Twitter アカウントしか分からずに,上手く連絡が取れずに苦労した経験は何度かあるが,それは特殊ケースであって,日常ユースにおいては十分である.ボクらはメールをしたかったのではなく,コミュニケーションを楽しみたかったのだと気付く.きっと,10年前のボクも,そうだったんじゃないだろうか.
Web ネイティブな,今の若い子の感覚も聞いてみたいものだ.
マイクロブログとIRC
いわゆるマイクロブログと呼ばれるサービスの多くは,tib.rb 等を利用させてもらって IRC クライアントで楽しんでいます.設定したキーワードを含むメッセージをハイライトしてくれる機能や,IRC プロキシと合わせたほぼ完璧なロギングが嬉しいです.Twitter のログを対象とした grep がないと毎月の勤務時間表を書けないほどです…!素晴らしいツールを開発されている皆さんには感謝しまくりです.ありがとうございます.
数多ある各種 Twitter クライアントと比べて寂しい点は,アイコンが表示されないことぐらいでしょうか.友人は「アイコンが出ればなぁ」と嘆いていました.
usericons
id:swdyh さんによる usericons.relucks.org がこれまたステキで,サービス名とユーザ名を与えるとアイコンの URL を教えてくれるシンプルなサービスです.例えば Twitter のボクのアイコンの URL を知りたければ
http://usericons.relucks.org/twitter/june29
にアクセスすればよいわけですね.
LimeChatの中でusericons
ここからが本題.LimeChat for OSX を git clone で落としてきて,HTML を組み立てている ruby/view/log.rb に
<img src="http://usericons.relucks.org/twitter/#{line.nick_info}" />
をねじ込ませてから,Xcode でビルドしてみました.Xcode は全然分からない.Cocoa とかさっぱり.Ruby のコードだったからかろうじて部分的に読めた.
LimeChat の中に Twitter ユーザのアイコンを表示できました.めでたしめでたし.

usericons にリクエスト投げまくりですし,とてもムリヤリな方法なので実用には耐えそうもありません.遊んでみました,ってエントリです.
Ubigraph: Free dynamic graph visualization software ってのを見つけて,デモがこれまた面白くて,しかも Rubigraph っていう Ruby で簡単に扱えるライブラリを mootoh さんが作ってくださっていて,テンションが上がったので遊んでみた.

スクリーンキャストはこちら (約3分,約10MB)
ボクから見える Twitter のタイムラインを可視化してみた.ちょー単純に @ メッセージでやり取りするユーザ同士をリンクしただけ.けっこう面白かった.スクリーンショットだと文字が潰れて何が何だか分からないけれど,Ubigraph ではズームしたり回転したりして細部まで見ることもできる.ノードが増えると重いけどね!

Ubigraph のサイトを見ると,もっと複雑な配置のアルゴリズムとか使えそうなことが書いてあるんだけど,まだ未完成なのかなー,ノードとリンクを作ってネットワークに追加する,ぐらいしか分からなかった.引き続き可視化系のツールは色々と試してみよう.
マークアップの練習をしたいなーと思って,手頃な課題として Tumblr のテーマいじりをしてみた.
tumblr29

Twitter の HTML 構造をじっくり眺めて,それに合わせて Tumblr の HTML を組み立てて,少しずつ CSS を書いていこうと当初は思ったんだけど,Tumblr の custom HTML が面白いってことに気が付いて段々と逸れていった.結局,Twitter の CSS を丸ごと当てて,必要なものをちょいと足したくらいだ.

サイドバーの「Stats」の部分,Twitter では followings とか Updates がある部分に,Tumblr のポスト種類別の内訳を表示させたいと思って,その副産物が先日作った TumblrPostChart でした.
当初の目的は果たされてなかったりするけれど,改めて Tumblr の API を眺めたりする中で気付いたこともいくつかあったし,楽しく作業できたのでよしとしよう.
(追記) テーマのソースを公開します
lomoさんから「公開してほしい!」とのありがたいお言葉をいただいたので,テーマのソースを以下に公開します.
Tumblr theme like a Twitter (txt)
gist: 4089 — GitHubにおきました!
(ファイル置き場に Dropbox を使ってみる.ローカルファイルを編集したら Web 上のファイルも勝手に更新してくれて便利だね)
自由に使っていただいて結構です.テーマ適用の際の注意点は以下の通り.
- API のエンドポイントを自分のユーザ名に合わせて書き換える.[USERNAME] や june29 で検索をかけて次々に直してください
- サイドバーのプロフィールを自分のものに置き換える
favicon の URL を書き換える.そのまま使うと「裸」のアイコンになっちゃう (Tumblr の Favicon を使うように修正)
- ページ上部の検索ボックスは飾りです.何も機能しません
- 画像はボクのサーバから読んでいるので,ボクのサーバが落ちていると表示できません.必要であれば,他の場所に設置して URL も書き換える
- ボクが確認していないブラウザで JavaScript が正しく動作しなかったらゴメンなさい
- すべてのポストに「by Tombloo」が付きます.必要に応じて直してください
- (2008/05/19 追記) 上部のナビゲーションバーの Dashboard へのリンクがスペルミスで死んでいた…><
[募集]Twitterの雰囲気を文章にするだけの簡単なお仕事です。 – ここにいるだれか
ボクも書いてみます!
twitterの雰囲気は,中学校のそれに似ているなぁと感じています.以下,要素を書き連ねます.
最も発言力があるのは,口は悪いけれど人情溢れる不良グループで,ボクはそこからちょっと離れた位置から「あいつらいいなぁ」と思いながら眺めている.ボクが属するのは中心ではないグループで,ただただバカなことを言ったりしているのが楽しい.
同じ教室にいて顔も名前もどんなことに興味があるのか知っているけれども,直接言葉を交わしたことがない人たちもいて,そういう人とは「君も○○○が好きなんだね!」と,ふとしたキッカケで親しくなったりする.
twitterで,夜中に流れてくるのは大体いつも決まったメンツの発言で,それは理由もなくダベっていた放課後の教室を思い出させる.日本のtwitterユーザの間で部活動が盛んなのも,みんなどこかで学校っぽさを感じているからかもしれないね.
twitterのメンテ中に感じるそわそわ感は,夏休み終盤の「もう早く学校に行きたい!」感じに近い.みんなが何をしているのか気になったり,自分の身に起こったことを誰かに聞いてほしかったり.
義務教育の良いところは,みんなで同じような経験を共有できることですよね.あるあるネタやコントに学校を舞台にしたものが多いのは,共感を得やすいからでしょう.きっとみんな学校が好きなんだよ.