#june29jp

「twitterは必要か」は「恋人は必要か」という議論に似ている

2007-09-23

Good_Hopeの日記 – TwitterやTumblrがなくても困らない及び,このエントリに対する反応を見て.ブックマークのコメントじゃ書き切れない想いがあったから,エントリを立てよう.

twitterやtumblr,あと,個人的にはこの並びにUstreamを加えることが多い.ボクはただただ楽しくて使っている.「それらは必要か」と聞かれるとよく分からないけれど,これらがある世界を体験してしまった今,なくなったら寂しくてソワソワするだろうし,もしかしたら代わりを探すかもしれないし,あってくれてよかったと本気で思う.こんなことを書いていたら「恋人は必要か」という議論に似ている気がしてきた.どうでしょう.

ホームページの時代からブログの時代になって,Webまわりの技術を持っているだけじゃなく,文章が上手な人にもスポットが当たるようになった.これは,ブログの功績.そして今では,短くても面白い一言を言える人や,キラリと光る感性を持った人,オシャベリが上手な人,愛くるしい人にもスポットが当たるようになってきたんじゃないかな.twitter,tumblr,Ustreamの他にも,はてなブックマークのコメントに付けられるはてなスターなんかが,Webをそういった方向に向かわせてくれている.

ボクの友達で,まったく技術寄りの人ではないけれど,Webには興味津々で,ものすごくセンスの良い人がいる.その友達に「tumblr面白いよ!」と教えてみたら,毎日楽しく使ってくれるようになった.ShareOnTumblrの説明と設定に1時間ぐらいを費やしてしまったのだけれど,喜んで使ってくれているみたいでとても嬉しい.彼のクリップした写真がたくさんの人にリブログされているのを見ると,ボクはなんだか誇らしく思うんだ!

これからの話

続いて,twitterやtumblrなどの新鋭サービスが,「楽しいだけ」のステップをこえて「便利」とか,さらには「必要」のレベルまで到達できるのかを考えてみたい.ここで引用を挟む.

Twitterなんて何の役にも立たないといった議論は早晩消え去るだろう。

極私的脳戸/日々の与太 » twitternotesが恐ろしく便利な件/実用性を持ち始めたTwitter

特にtwitterはほぼ全裸(API的な意味で)なので,twitter自身の進化だけじゃなく,サードパーティ製のツールで一気に利用スタイルが変わる可能性は大いにある.そろそろ「便利のステップに向かいたい」とか「向かおうとしている」って潜在的に思っている人はたくさんいるんじゃないかな.twitterのAPIを叩いている開発者の皆さまを見ていると,そんな雰囲気を感じる.

一方で,ユーザ側の変化にも注目すべきだ.過去のエントリ楽しむWeb – cameraLadyで書いた通り,目の前にある楽しいおもちゃを使って何か新しい遊びができないか,と考えるユーザのエネルギーは,創造的で素晴らしい.tumblr上に共有アカウントを作って,「共通のテーマのもとにみんなで楽しいものを集めよう」なんて遊びは,tumblrを作った人たちも想像していなかったかもしれない.

そんな一生懸命な開発者さんたちやユーザを惹きつけておくためには,サービスが魅力的じゃなけりゃいけないね.逆に言えば,魅力的であれば,それだけで発展の可能性を秘めているってことだ.だからボクは,やっぱり恋人のメタファーがしっくりくるよ.いつまでも魅力的なままでいてほしい.お金がどうとか,一緒にいてプラスになるかとか気にせずに,夢中になれる相手がいるってのは幸せなことだな.何の話だ.

最後に,ITPro Challenge! での江島健太郎さんの言葉を引用します.

 製品を開発する際に気をつけたのは、娯楽性と実用性を兼ね備えるという点だ。「娯楽品は面白いから口コミで広まって盛り上がる。娯楽だけだとすぐに消費されて飽きられる。実用品は飽きられることなく、生活の一部に取り込まれる。でも、地味なので流行する要素がまったくない。良いものを作ったけれども売れない、というのはこういうパターン」

 「いま実用品として使われているものは、両方がうまく橋渡しされている。最初は遊びのための道具として広まり、それがやがて仕事でも使われだす。PCも最初はゲームを作るなど一部の人が使っていたし、携帯電話も遊びで使われるようになって広まり、今ではビジネスにも使える、というようになって発展した。ウェブの世界でも、そういうものを作りたいと思った」

収益が見えないことは、やらない理由にはならない–インフォテリアUSA江島氏:ニュース – CNET Japan

強く共感します.twitterもtumblrも他の多くのサービスたちも,初期の段階で実用性とか必要かどうかとか,あまり深く考えないようにしています.考える人たちがいるのは当然だと思うし,そういう人たちがWebをよりよいものにしてくれるのも大歓迎なので,これはあくまでボクのスタンスの話です.

しかし毎度毎度感じるけれど,否定のエントリってすごいなあ.ボクは「これは別にいいや」と思った対象について,わざわざエントリを書こうと思わない面倒臭がりな人間です.そういう意味でも,twitterやtumblr,はてなスター,あとはニコニコ動画もそうかな.否定的なスタンスの人に「こういう理由で使わない!」ってエントリを書かせちゃうポテンシャルはすごい.たくさんの否定は,発展の兆しかもしれないね.早い段階で否定しちゃった人でも,後々に発展して,ユーザも増えて,それが便利とか必要なものになったら,「そんな風に考えていた時期がボクにもありました」って思いながら意地を張らずに使い始めるようになるといいですね!みんなでハッピーになろう!

余談

twitterもtumblrも,titleでは頭文字が大文字なのにロゴでは小文字だからどう書いていいか分からないんだよ!いつも困る.誰か助けて!

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