「WEB+DB PRESS Vol.92」に寄稿しました

久しぶりの記事執筆

本日、2016年4月23日発売の WEB+DB PRESS Vol.92 に、弊社ペパボのみなさんと書いた記事が載っています。特集1の「Web開発新人研修 ── 手を動かして学ぶ開発の全体像」がそれになります。どうぞよろしくお願いします。

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他の執筆メンバーからも告知が出ているので紹介。

記事の内容紹介は、上記のリンク先や、下記の技術評論社の公式ページにお任せすることにします。ぼくは執筆のサイドストーリーなんかを書いておきます。

WEB+DB PRESS Vol.92|技術評論社

なれそめ

2016年1月6日、技術評論社の編集者さんからメールをいただきました。「今年も4月に出る号には、業界の新人さんを応援するような特集を載せたい」「協力をお願いしたい」という内容でした。

そのときのぼくはインターンシップのメンター業を担当することが決まっていたので、時期的にひとりで特集記事を書き上げることは無理だろうと感じました。とはいえ、ありがたいお誘いをお断りしちゃうのももったいないなぁと思い、試しに社内で執筆に興味のある人を募ってみることにしました。そうして、今回の執筆を担当してくれたメンバーが集まったわけです。

執筆メンバーの中には @udzura さんもいました。@udzura さんと言えば、WEB+DB PRESS の Ruby 連載つながりがあるんです。ぼくらの連載の次の担当者が @udzura さんでした。あのときは、バトンを受け取ってくれてありがとうございました。あの当時は @udzura さんもぼくもペパボの人ではなかったので、今回こうして、2人ともペパボの人として同じ記事を共同で書くことになるだなんて、とってもびっくりです。

謝辞

「執筆してみたい!」と元気に手を挙げてくれた @ravelll さん @_shiro16 さん @kurotaky さん @pyama86 さん @mapyo さん、どうもありがとうございました。@udzura さんといっしょに編集っぽいことをできて楽しかったです、ありがとうございました。技術評論社さん、素晴らしい機会をありがとうございました。そして、平日の夜や休日に執筆作業に当たるぼくを支えてくれた妻に感謝します。

それではみなさん、書店などで見かけましたら、どうぞ手に取ってみてください。よろしくお願いします!

イベント「論理削除 Casual Talks #1」の運営をお手伝いした、あと自分用メモ #ronsakucasual

8月32日を生きるみなさん、おはようございます。昨晩に開催された 論理削除 Casual Talks #1 : ATND について書きます。勤務先のセルリアンタワーで開催されるというので、これは俺得だと思い、運営をお手伝いする形で参加させてもらいました。みなさんのトークもばっちり聞けて、ありがたい機会でした。

@t_wada さんのトーク

@yoku0825 さんのトーク

@misoobu さんのトーク

@moro さんのトーク

論理削除 Casual Talks #1 で「論理削除しない」という話をしました – moroのブログ

gyugyu さんのトーク

ハッシュタグ付きのツイートはこちらからどうぞ #ronsakucasual hashtag on Twitter

みなさんのトークを聴いての雑感

「とりあえず論理削除」っていうのが極めて危険、とあらためて認識しました。本来は「当該データを一般ユーザからは見えないようにしたい」とか「当該データは削除したいのだけれど、過去にどんなデータが保存されていたかはさかのぼって確認したいから、一応残しておいてほしい」とか、詳細な要求があるはずなのに、そういう議論をしっかりする前に「じゃ、論理削除で」と議論の二合目くらいで思考停止してしまうことが多いのだなぁ、と。たぶんこれまでに思考停止した経験のある身からしてもピリッとくるお話が多かったです。「論理削除は、顧客の言葉ではない」というのが、短い言葉で真理を突いていますね。

論理削除、ライブラリとかの後押しもあってそれなりに簡単に対応できて、それでまた、それなりに問題なく動いているように見えてしまうところが根が深い… 「みんなやっているし、大丈夫」「GitHub でスターがこんなについているんだし、安心」みたいな雰囲気が醸されているあたり、合法論理削除という感じがする…!

一方で「default_scope」のお話が出るたびに、特に Rails 方面から呻き声みたいな音が漏れていたので、論理削除もどちらかというとそういう対象になっていくといいのかな、と思いました。おじさんが安易に「論理削除」って口に出したら若者が渋い顔をするとか、そういう雰囲気になっていった方がよさそうですね。

運営メモ

参加者に顔見知りの人が多かったので、受付を担当させてもらえてよかったです。顔の割れている人は参加者リストとの照合が楽でした。

あと、社内 Slack の運営用チャンネルにツイートを流し込むようにしていて、ここで参加者の方が困っている様子などを観測できたので、そのまま運営スタッフ同士で会話できて便利でした。今後も、参加者が50人規模くらいまでのイベントであれば、同じようにしたいなと思います。

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こぼれ話

「論理削除…… ウッッ」という流れがあったので、すべてのトークが終わったあとの懇親会では「レイルズつらい話あるある」というか、他にもつらいことはいっぱいあるぞ…!と盛り上がって楽しかった。レイルズ地獄百景「イニシャライザーズ地獄」「シェアードイグザンプル地獄」「レイルズアドミン地獄」は笑って聞いていたけれど笑い話じゃなかった。あと、会話の途中で「松田スペシャル」というフレーズが耳に飛び込んできて、名字にスペシャルをくっつけるともはやプロレス技だな、と思いました。

Rails 2 時代に活躍したレジェンドみたいなライブラリたちを fork してメンテナンスし続けて活用するの、NARUTO でいうと大蛇丸が、BLEACH でいうと涅マユリがやりそうなことで、過去のモノにはちゃんと「ありがとうございました」って礼をして、ちゃんと次に進んでいきたいものですね。

まとめ

たいへん刺激的で楽しいイベントでした。発表者のみなさん、ありがとうございました。運営のみなさん、お疲れさまでした。参加者のみなさん、ありがとうございました。また次回、お会いしましょう!

株式会社GMOペパボに入社しました

GMOペパボ株式会社

個人が個人のブログにブログ記事を書くときに「個人のブログです」って明言しなければならない時代を生きるみなさん、こんにちは。june29 です。表題の通り、ペパボで働くことになったのでご報告です。

「自分がユーザとして愛用しているサービスの開発に参加しよう!」と思って、所属は「30days Album」の開発チームを希望し、そのようになりました。チームのみなさんがそうしているように、ぼくも玄人っぽくサービスのことを「デイズ」って自然と呼べるようになりたいです。いやー、にしても、そのデイズ?がね、世に出たときには相当な衝撃を受けたのを今でも覚えているんですよ。そのデイズを生んだ人たち、育ててきた人たちのお話を直に聞けるだけでも俺得感が満載です。

ペパボの先輩社員であるところのしばた先輩が「やれることは無限にある」といった旨のことを言うのですが、本当にそうだなぁとぼくも思います。たとえば「最初の1年、何を目標にしようか」と考えてみても、選択肢はいろいろあって、なんだか贅沢です。いずれにしても、せっかく開発する側にまわれるのだから、1年後には、自分にとってももっともっと好きなサービスになっていてほしいし、自分のまわりの人たちの写真を撮る日常を支えられるものであってほしいし、事業としてもすくすくと育っていてほしいですね。がんばるぞ〜。少しずつ自分の色を出して、少しずつ 29days に近付けていくぞ〜(?)

あと、ペパボは運営するサービスがたくさんあって、Slack のチャンネルがすごくたくさんあって、いろんなチャンネルに入ってアクティビティを眺めているだけですごく楽しい、躍動感があって好きです。眺めているだけで1日が終わっていく。ちゃんと仕事します。

渋谷区文化総合センター大和田

まだ何も成し遂げていないのでさらっとした取り急ぎの報告になりますが、もし何か聞き出したいことなどあれば、ぼくをつかまえて話しかけてきてください!オフィスは渋谷の大和田地方にあるので、出勤するとフィールド効果で大和田族モンスターのHPと攻撃力が2倍になっています。こちらからは以上になります。

#家庭を支える技術

はじめに

このエントリは家庭を支える技術 Advent Calendar 2014の参加エントリです。ぼくは12月8日を担当します。前日は @darashi パイセンのたとえば、牛乳を買うといったことも忘れたくない私たちは。でした!

今回の Advent Calendar の立ち上げ人で、12月1日の担当でもある @kei_s さんの定期的に買う必要があるものをアラートする仕組みを作ったにも書いてある通り、わりと仲間内のいつものやりとりで、「うちに◯◯を導入した、いい感じ」「うちではこれ使っているんだけどハウアバウチュ〜?」的な会話は、けっこうあるんですよね。いつも楽しい。今回、もっとたくさんの家庭の、たくさんの事例を知ることができて、ずいぶんと楽しませてもらっています。みなさんありがとうございます。

なにを書こうかな

実は今年の5月にぼくの日々の暮らし 2014年春モデルというエントリを書いていて、けっこう生活のありさまは書いてしまっていたんですよね。これの焼き直し版を書きつつ、「じゃあ、なんでその技術を採用しているのか」みたいな、裏側のメンタルモデルみたいなところと、ちょっとした未来絵図みたいなのを書いてみようと思います、です。

家庭について

夫マン @june29 と、嫁ガール @mamipeko の2人からなる家庭です。新米夫婦です。

活用ツール、ジャンル問わずざっと書き出し

IMGP4176

  • Mac (ふたりとも)
  • iPhone (ふたりとも)
  • iPad (枕元に)
  • Slack (日々のコミュニケーションに)
  • LINE (ふたりの、というよりは、お互いの家族も含めたコミュニケーションに)
  • Google Calendar (スケジュール共有に)
  • Find My Friends (お互いの現在地確認に)
  • GitHub Issues (日々のタスク管理に)
  • Dropbox (ファイル共有に)
  • Flickr (写真共有に)
  • 各種ソーシャル系サービス (Twitter、Tumblr、はてなブックマーク等々)
  • Apple TV (リビングでの動画・音楽観賞に)
  • torne (テレビ番組の録画・視聴に)
  • IRKit (家庭内の家電操作に)

運用、運用、今日も運用

家庭を健全な状態に維持していくというのは、本当に長期のプロジェクトで、ひたすらに運用を続けていく営みだなぁと感じます。

そいでまぁ、なにか新しいことをはじめると問題は起こるし、なにかを長く長く続けたときにいきなり生じる問題もあるし、今まで問題なく進められていたものが環境の変化だったりによって問題が発生するようになったりもするし、ひたすらに問題解決の連続ですね。問題が起きてしまうのは仕方ないとして、それをいかに、協力的に、楽しく解決していけるのかが重要だ、とそんなふうに捉えています。「ともに問題を乗り越えられた数だけ、チームは強くなる」と思っていて、それは家庭というチームにおいても同様です。

だから、問題が起こるたびに、よく話し合って、解決策を模索して、たまたま自分たちの得意な「ソフトウェア」という領域で、もし便利な技術やツールがいい感じに問題を解決してくれそうだったら、それを試しに採用してみる──ソフトウェア技術者がいるどこの家庭にも、そんなやりとりがあるんだろうなぁと、きのうまでの家庭を支える技術 Advent Calendar 2014の参加エントリを読んでいて、想像してしまいました。各自、自分の持ち場で楽しくがんばっているのかと思うと、心強いものですね。

ツールの選定に際して

幸い、プログラマがいる家庭においては、各種ツールをカスタマイズしたり、ときには独自に機能を拡張したりして、自分たちに合わせて使い方を選んでいけます。そう考えたときに、ツールの Hackability というのはとても重要で、やはり Hackability の高いものを選びたくなります。

たとえば、ぼくらが連絡用チャットツールとして選んでいる Slack は、とても Hackability が高く、さまざまなツールと連携させたり、好きなタイミングで好きな内容を投稿できたりします。たとえば、5月のエントリにも書いた通り、毎朝その日の天気を投稿するようにしていて、洗濯はどうする〜といった会話に役立てています。

お天気おねえさん

今後のテクノロジーの発展に期待すること

あと、半年間ほどいっしょに生活してみて、パーソナルコンピュータというのは、本当にパーソナルコンピュータとして進化してきてしまったのだなぁと思います。パーソナル、つまり「個人用」ですね。家に置いてある iPad を使うときにも、誰かのアカウントでサインインしなければいけないわけで。タブレットにしろ、ノートブックにしろ、モバイルにしろ、「使う人はひとりである」という前提に縛られている印象を受けます。一方で、いわゆる家電と呼ばれるような、テレビとか、冷蔵庫とか、洗濯機とかは、ひとりで使おうと複数人で使おうとまるで問題がないんですよね。独り暮らしのときには感じなかったけれど、今はそういったことに気付くようになりました。

夜ごはんを食べるとき、いっしょになにかしらの映像(テレビ番組だったり、YouTube の動画だったり、DVD だったり)を観ることが多いのですが、このときの「リビングにある大型ディスプレイとしてのテレビ」というデバイスは、「家庭の時間」をつくるのに大きな役目を果たしていると感じます。

同じように考えてみると、「本棚」「音楽 CD ラック」なんかもね、本来は、その家庭の誰かが買ってきてポンッとアイテムを追加すれば、家庭内の誰もが自由に楽しめてよい類のものだと思いつつ、実際の Kindle や iTunes なんかはそうはなっていなくて、ちょっとした退化も感じます。このあたりは、近いうちに解消されそうなので、楽しみにしています。

初期のコンピュータは、それはそれは高価で、1台のコンピュータをみんなで順番に使っていたそうですね。それから数十年が経過して、1人1台どころか、1人が複数の CPU を自由自在に活用できるような世界が、すでに現実のものとなっています。じゃあ、みんなそれぞれ別々に行動することが幸せなのかというと、必ずしもそうではない気がしていて、家庭内の人々をつなぐコンピュータの在り方については、いろいろと思うところがあります。

1人1台を目指したパーソナルコンピュータの時代から、今度は逆流してファミリーコンピュータ(って言っちゃうと1983年まで遡っちゃうけれど)、あるいはソーシャルコンピュータといった方向への進化も、ありえるのではないかなぁと妄想しています。

今後も、ソフトウェア技術が、いろんな家庭の、いろんな幸せな時間を支えていってほしいなぁと思います。また、そこに自分も貢献できるといいな。がんばろう。

おわりに

このエントリは、家庭を支える技術 Advent Calendar 2014の、12月8日分のエントリでした!

あと17エントリが残っているので、本当に楽しみにしています。みなさんのご家庭のお話も、ぜひぜひ聞かせてください!明日、12月9日は @katzchang さんの家庭におじゃまします!

「Ruby徹底攻略」という本が出ます

今日は、個人の宣伝レベルのエントリを書きます。

Ruby徹底攻略 (WEB+DB PRESS plus)
Ruby徹底攻略 (WEB+DB PRESS plus) 角 征典 成瀬 ゆい そらは(福森 匠大) 田中 哲 笹田 耕一 村田 賢太 まつもと ゆきひろ 松田 明 後藤 大輔 浦嶌 啓太 高橋 健一 柴田 博志 近藤 宇智朗 大和田 純 白土 慧 原 悠(yhara) 伊藤 直也 WEB+DB PRESS編集部

技術評論社 2014-06-12
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2014年6月12日に、技術評論社さんより、「Ruby徹底攻略」というムッック本が発売になります。WEB+DB PRESSの連載が無事におわりましたのエントリでも書いた通り、以前に WEB+DB PRESS で「Rubyわくわくナビ」(ぼくの中では「Ruby cruising Love」でした)という連載を担当させてもらっていて、その中でも渾身の力作だった「データで見るRubyGemsの世界」という記事を、再収録という形で、この「Ruby徹底攻略」という書籍にも掲載していただけることになりました。

今回も @kei_s と共同作業しまして、執筆に入る時点で解析用のデータをすべて採取し直して、できるかぎり最新のデータを用いて RubyGems の世界を探検しています。2012年4月24日に発売された WEB+DB PRESS Vol.68 のときと少し景色も変わっているので、お手元に Vol.68 がある人は、差分を楽しんでもらうのもよいのでは、と思います。

こうして書籍の情報が出たのを受けて、執筆陣の名前の並びに自分がいるのは本当に変な感じがするなぁ…。研究室の先輩だった @mrkn 先輩に誘われて Ruby のこともよくわからないまま Ruby 札幌の勉強会に参加した当時の自分に、この本に記事を載せてもらったよ〜って言っても信じてくれないだろうよ。

引き続き、Ruby に感謝しながらプログラマとして生きていきたいと思います。がんばろっと。

Ruby徹底攻略

というわけで、この本をどうぞよろしくお願いします。いい記事がいっぱいなので、どうか手に取っていただけましたらと!

購入に際しましては、「ルビー 徹底攻略」で検索して、誤ってポケモンの攻略本を買ってしまわぬよう、充分に注意していただきたいです。

間違いのないリンク集