「Ruby徹底攻略」という本が出ます

今日は、個人の宣伝レベルのエントリを書きます。

Ruby徹底攻略 (WEB+DB PRESS plus)
Ruby徹底攻略 (WEB+DB PRESS plus) 角 征典 成瀬 ゆい そらは(福森 匠大) 田中 哲 笹田 耕一 村田 賢太 まつもと ゆきひろ 松田 明 後藤 大輔 浦嶌 啓太 高橋 健一 柴田 博志 近藤 宇智朗 大和田 純 白土 慧 原 悠(yhara) 伊藤 直也 WEB+DB PRESS編集部

技術評論社 2014-06-12
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2014年6月12日に、技術評論社さんより、「Ruby徹底攻略」というムッック本が発売になります。WEB+DB PRESSの連載が無事におわりましたのエントリでも書いた通り、以前に WEB+DB PRESS で「Rubyわくわくナビ」(ぼくの中では「Ruby cruising Love」でした)という連載を担当させてもらっていて、その中でも渾身の力作だった「データで見るRubyGemsの世界」という記事を、再収録という形で、この「Ruby徹底攻略」という書籍にも掲載していただけることになりました。

今回も @kei_s と共同作業しまして、執筆に入る時点で解析用のデータをすべて採取し直して、できるかぎり最新のデータを用いて RubyGems の世界を探検しています。2012年4月24日に発売された WEB+DB PRESS Vol.68 のときと少し景色も変わっているので、お手元に Vol.68 がある人は、差分を楽しんでもらうのもよいのでは、と思います。

こうして書籍の情報が出たのを受けて、執筆陣の名前の並びに自分がいるのは本当に変な感じがするなぁ…。研究室の先輩だった @mrkn 先輩に誘われて Ruby のこともよくわからないまま Ruby 札幌の勉強会に参加した当時の自分に、この本に記事を載せてもらったよ〜って言っても信じてくれないだろうよ。

引き続き、Ruby に感謝しながらプログラマとして生きていきたいと思います。がんばろっと。

Ruby徹底攻略

というわけで、この本をどうぞよろしくお願いします。いい記事がいっぱいなので、どうか手に取っていただけましたらと!

購入に際しましては、「ルビー 徹底攻略」で検索して、誤ってポケモンの攻略本を買ってしまわぬよう、充分に注意していただきたいです。

間違いのないリンク集

ぼくの日々の暮らし 2014年春モデル

どうも、じゅーんです。この春から恋人との共同生活がはじまって、ぼくの生活もいろいろと変化したので、ちょっこしメモを残しておこうかな、と思います。

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デジタル方面のカスタマイズや工夫はけっこう好きなぼくですが、これまで、ことアナログなテツヅキ的なやつが絡む対象、たとえば公共料金の支払いをひとつとってみても、「ま、いっか」と非効率な方法から抜け出さずにいることが多々ありました。ただ、同居人がいるとなると、ぼくのミスで迷惑をかけてしまうことにもなりかねませんし、工夫できるところは工夫して効率を上げていくと、楽しいことに向けられる時間や気持ちを増やせそうなので、ここ1〜2ヶ月ほどは、そんなことを考えながら、いろいろやってみたのでした。

クレジットカード

ぼくは、札幌で暮らしていたころの惰性と言えば惰性なのですが、お買い物のたびにヨドバシカメラのゴールドポイントが貯まるゴールドポイントカード・プラスをよく利用しています。ヨドバシカメラにはいろんなものが売っているので、ポイントが無駄になることはほぼありません。今回の引っ越しに際しても、数万円分のポイントを使って、だいぶ安くデジタル機器を調達できたりしました。

他には、ビックカメラSuicaカードも使っています。あるとき「Suicaのオートチャージのために、ビューカードを持とう」と思い、ビューカードの一覧の中からビックカメラのものを選びました。理由はさっき書いたのと同じですね。

家電量販店でお買い物をする機会ってのはけっこうあるので、そんなに悪くない選択だと思って活用しています。

Suica

都内で生活するなら Suica はあった方がいいですね。ないと厳しい。ぼくは Suica に通勤用の定期券を設定し、また、先述のビューカードとリンクさせて、オートチャージの設定を適用しています。残高が5,000円未満の状態で改札を通ると、自動で10,000円がチャージされます。だいたい、常に5,000円くらいはチャージされていることになるので、コンビニや、ふだんの飲食店での会計なんかは、Suica でパピッと済ませられて便利です。

公共料金の支払い (電気・水道・ガス)

クレジットカード払いにしています。一人暮らしのときは、毎月届く払込票を持っていってコンビニで払っていました。手間が減って楽になった。

銀行のウェブアクセス

これまで、銀行の口座にウェブからアクセスできるようにしておらず、キャッシュカードと通帳で管理していました。なんか、いつだったか一度、手続きしようとしたんだけれど、必要な書類が見つからなかったのかなんだったのか、とにかく「面倒くさい…」という気持ちになってしまって、遠ざかっていたのでした… アナログ手続きに対する苦手意識が強いせいで今までだいぶ損してきたな……

と、自分ひとりの「なんか苦手なので」というくだらない理由で非効率な生活を続けるわけにはいかないので、意を決して手続きしました。ヒャー、便利になりましたワァ〜。

なんかこんな2段階認証専用装置みたいな、贅沢なデバイスが届いたりもした。

奨学金のウェブアクセス

これを機にばんばんやったろ〜みたいな気持ちになって、奨学金についても調べていたら、スカラネット・パーソナルってやつを見つけて、返済ステータスとか閲覧できて便利だった。住所変更くらいの処理だったらここから済ませられちゃう。

保守的っぽいところも含めて、けっこういろんな団体がウェブ経由のアクセスを用意するようになったんだなぁと、そういう印象を持ちました。

マネーフォワード

マネーフォワード:Money Forward – 家計簿・資産管理

クレジットカードを頻繁に使うし、銀行のウェブアクセスも手に入れたし、ちょっとやってみるか〜と思って、勢いでマネーフォワードも設定してみました。いろんなところに散らばって存在している「お金の流れ」が1本化されて見えるってのは、想像していた以上にいい感じです。少なくとも「2014年5月は、入りがいくらで、出たのがいくら」ってのは、実状をほぼほぼ把握できるようになる。いい感じ。

たしかに「飲み会」費用になっていて、たしかにこれは楽しい。あと、ぼくは Kindle の漫画をめっちょ買っているんだけど、これは「教養・教育」に分類されているから、得した気分になる。教育費にだいぶ使っている。

GitHub Issues

GitHub Issues

生活のアレコレは、積極的に GitHub Issues にのっけて進行している。だいぶいい感じ。

トイレットペーパーの収納場所について考える

すごくいいと思う。

Dropbox

これはまぁ、いっしょに住むようになる前から使っていたもので、ファイルを共有するならあると便利です。

Slack

最近になって、メインのコミュニケーションチャンネルを LINE から Slack に変えました。LINE もすごく好きなんだけれど、ただただ「インテグレーションしたい…!」って想いが強くて、Slack を試してみたところ意外と定着した、という感じです。

Slack with GitHub

先に書いた GitHub Issues とはもちろん連携させていて、Issues の進行からチャットが自然にはじまるのは大変よい。

お天気おねえさん

あと、大田区のお天気おねえさんが毎朝9時にお天気をお知らせしてくれる。これを受けて「傘を持ってでかけようね」とか「今日はお洗濯できないね」とか、生活に関して身のあるやりとりをできるようになった。今のところ勝利感あります。

ぼくはどのプロジェクトに関わっていても「自分たちの日々を、自分たちで変えていける」っていう状況を重視したくて、そのためには、こういう手を加えて工夫できるツールはいいですよね。その要件を満たすものとして、Slack を選びました。クライアントアプリとして、Mac のやつも iPhone のやつもちゃんとあるので、着席中でも移動中でもばっちりです。いぇい。

炊事・洗濯・掃除

同居人に比べて家にいる時間が短いと、どうしても家事の面でお世話になることは多くなりがち。だけれども、せっかくいっしょに暮らしているのだから、なにもかも任せっきりになるのは避けたいなぁと思っています。うまいことやっていきたい。

とはいえ、がんばる気持ちだけ持っていてもなかなかうまくいかないもので、いろいろと試行錯誤しています。

今のところ自分としてうまくやれているかも、と思うのは「これは、相手より早く気付いて着手できる」という、担当しやすい領域を見つけて旗を立てるやり方です。たとえば「排水溝をきれいにする」は、ぼくがもともと好きな作業で、掃除は後手になりがちなぼくでも、率先して取り組むことができていて、そこそこ貢献できているんじゃないかと。

お料理もあんまり得意ではないので、やっぱり面倒を見てもらうことが多いのですが、たとえば「グリーンカレーは、ぼくがつくる!」と担当メニューを決めておくと、貢献のチャンスを確保できそうです。そういや、実家でも「餃子は父親」みたいな、お父さんメニューがありましたね。

まとめ

こうして書き出して自分で読んでみると、「めっちょ工夫しているぜフフン」というより、「今まで手を入れずにいたところ、いい機会だったから見直した」という感じでした。上京してきて最初に一人暮らしをはじめたときって、変化が大きすぎて、最初にどことどんな契約をしたかって、ぜんぜん把握できていなかったんですよね。今回は2周目なので、前回よりは自分の状況を把握・管理できるようになったと思います。

これを読んでくれた人も、「俺はこんな便利システムを使っているぜ」「こうやって簡潔に管理しているぜ」なんていう自慢話がありましたら、ぜひぜひお聞かせくださいまし!

紅白歌合戦に関するツイートを収集して遊んでみたお話2013

紅白歌合戦に関するツイートを20万件ほど保存して遊んでみたお話というエントリを書いたのが、2012年の紅白歌合戦を見たあとのことでした。これの2013年版ということで、1年ぶりに遊んでみました。

結果はこちら : KOUHAKU Tweets

去年、「Vimさま」こと @kana1 ちゃんとペアプロしてこしらえたスクリプトをほぼそのまま使って、今年は46万ツイートほどを収集できました、ワイワイ!去年はひとつのディレクトリの下に1ツイートにつき1ファイルを保存していてアッアッな感じになったので、今年はツイートの status id の上5桁ごとにディレクトリをつくってわけて保存するようにしてみたら、きれいに10個のディレクトリができました。

やってみて (紅白歌合戦の感想も含むかも)

KOUHAKU Tweets 2013

1年前は、贔屓目もありつつ「ゴールデンボンバーが話題になっているな〜」という感想を持ったものですが、今回はとにかく「イェーガーすごかった!」という感じ。ぼくが収集したツイートのデータにおいては、放送時間中の総ツイート数が「461,738」で、本文に「イェーガー/進撃/巨人/Revo/Linked Horizon」のいずれかを含むツイートが「84,464」です。実に、全体の18%ほどが、進撃成分を有するツイートだったということでしょうか。瞬間最大秒速については、全体が「3,036 Tweets/s」で、進撃成分のもので「2,176 Tweets/s」です。こちらもすごいですね。

ちなみに、下の動画はツイート収集中のコンソールでして、このときはちょうどふなっしー先輩が暴走した直後かな。

1年前に比べて #NHK紅白 付きのツイートの流量は2倍くらいで、放送時間中ずっと、ぼくのコンソールには文字が勢いよく流れ続けていました。日本のみなさん、紅白歌合戦を見ているんですねぇ。去年よりツイートが多かったということは、日本におけるツイッターの利用がますます活発化しているということでしょうか。ぼくひとりではむつかしいかもしれませんが、大晦日の定番となっている他局の他の番組についても、放送時間中のツイートを収集して、この紅白歌合戦のツイートの流量と並べて比較してみると、日本のお茶の間の実状がもっとわかるようになるかもですね。

もう道具はだいたい揃っているので、2014年の年末も同じような形でツイートを収集してみて、定点観測できたらいいなぁと思っています。

Adventarの開発をお手伝いさせてもらっています

ここ数年でぼくの身近なところではすっかり定着した感じの、クリスマスシーズンを楽しむブログリレー形式のイベントである Advent Calendar のためのアプリ、その名も Adventar の開発をお手伝いさせてもらっています!そのお話を書きます。

Adventar

ぼくと Advent Calendar

探してみると、過去にはこんなエントリたちを書いていました。

そうそう、ぼくは Advent Calendar が好きです!

2009年の日本では Perl のコミュニティで Advent Calendar が盛り上がっていて、それの Ruby 版として Ruby Advent Calendar jp: 2009 : ATND が催されて、このときぼくは眺めているだけの存在だったように記憶しています。今になって参加者のメンツを見てみるとおもしろいですね。2010年に自分も「書く人」として参加できたのはうれしかったんですよ。はしゃいでいました。

ぼくと Adventar

2012年の10月には、ぼくは「Advent Calendar に特化した Web アプリをつくりたい!」と思っていました。当時は ATND なんかを使って催されることがほとんどでしたが、これって ATND の本来の使い方とは少しズレているし、使えないことはないとしてもベストではない、そう感じていたんです。「もっと、用途に合わせたいいものを作れる」と思いました。…なんだけれど、この時期には、それとは別にもうひとつやりたいことがあって、二択で悩んで、結局、別の方を選んだのでした。やらなかったことを書くのつらい。

そんなふうにぐだぐだしたまま迎えた2012年11月1日、@hokaccha さんという人が Adventar というアプリをつくってリリースしていました。ぼくは「あっ、これもうぼくが作る意味なくなったわー、完全にヤル気なくしたわー」と思って、その日は石コロを蹴飛ばしながら帰りました。

その数日後のツイートがこちらになります。

かくしてぼくは、自分がつくろうと思ったけれど自分の都合でつくらなかったアプリをつくった人ということで目の敵にしていた(していない) @hokaccha さんと会うことになるのでした…。

そんで、今日まで

会ってお話してみたらめっちょいい人だったので、ぼくはすぐに @hokaccha さんのことを好きになって、それから白塗りとか†††とかいろいろあって、どのタイミングだったか忘れましたけれど「ぼくもつくりたかったやつなんで、お手伝いさせてください!」つって、半ば強引に Adventar の開発メンバーに加えてもらいました。似たようなアプリをつくってパイを取り合うよりは、協力してひとつのいいものをつくった方が、ぼくにとってもうれしいことだろうと思ってのことです。

それからは、ソースコードにコメントしていったり、改善案を出したり、仕様を明確にしていったりして、細かいところでちょっこしだけ貢献させてもらいました。いちばんの貢献は、Rails にも Git にも抵抗のないウェブデザイナさまであるところの @ayumiko さんを引き込めたことかもしれません!

ここまで、自分の中のパッショーネ(イタリア語で情熱の意)に対してコミットが物足りない感じがあるので、運用フェーズに入ったこれから、少しでもコミットを増やしていきたいなぁと思います。

他のメンバーたちのエントリも、あわせてどうぞ!

まとめ

2012年につくろうと思っていたけどつくらないことにした、Advent Calendar に特化したアプリ、今では @hokaccha さんに乗っかる形で関わっているのでした。俺得!ときにはパッショーネ(イタリア語で情熱の意)を持って頼み込んでみるのもいいものですね。

ここ数年で日本に定着した Advent Calendar の文化が好きなので、広く、みんなで楽しんでいけたらいいなぁと思います。このエントリを読んでいるそこの君も!気になる Advent Calendar があったら、ぜひ参加してみてくださいね。

2013年の年末をもっと楽しくする Adventar を、どうぞよろしくお願いします!

友達の結婚を全力でお祝いした

けいさんゆかちゃんおめでとう

気付けば10年近くの付き合いになるケイさんが、ユカちゃんをお嫁さんにもらったということで、ぼくの大好きなおふたりが家族になるだなんてこんなにハッピーなことはそうそうないわけで、友人特権を使って全力でお祝いしましたので、そのことを記録しておきたいと思います。

お前らも祝福しろ!結婚にはそれが必要だ。

結婚披露宴でのスピーチ

今回、人生で初めて、結婚披露宴でのスピーチを担当させてもらいました。

新郎とも新婦とも友達、という意味ではスピーチ担当候補に挙がるのもなるほど〜と納得しまして、うれしい気持ちと照れる気持ちと責任を感じる気持ちを抱えながら、おふたりにタルト入刀(共同作業)を強要した日に「はい!」とお返事して引き受けました。

けいさんゆかちゃんおめでとう

とはいえ、やはり御列席のみなさまの顔ぶれを思い浮かべると恐縮してしまうのもたしかでした。たとえば、ケイさんとぼくの研究室時代の指導教官であり、研究室を卒業したあとにケイさんと同時に入社した会社の代表取締役であるところの吉井先生(今でもぼくらは先生と呼んでしまう)が新郎側の席にいたり、ぼくらが研究室に配属されてまず手に取る本であった「複雑系入門」の著者である井庭崇先生が新婦側の席にいたりしました。こういった、完全にお世話になっている人たちもいる場でマイクを握るというのは、想像するだけで、なかなかに心拍数を高めてくれるものでした。

研究室時代の学会発表やら、各種コミュニティイベントでの講演・発表・トーク・司会など、人前で声を出す機会には恵まれてきた方だとは思いますが、結婚披露宴でのスピーチとなるとこれは異種格闘技、いつもと同じルールだと思って臨めば怪我をしてしまうこともあるだろう、と緊張したのでした。特に、御両家の御親族のみなさまに対して失礼のないように、失礼のないように…!ぼくのブラウザの履歴に「結婚式 スピーチ マナー」という検索履歴が刻まれた瞬間でした。

さて、実際にスピーチを体験してみて。とても気持ちよく、おめでとうの気持ちに満ちた状態でお話することができました。先述した2人の先生や、他のスピーチ担当の方、それらにしっかりと耳を向ける参加者のみなさまのおかげで、なんともお話しやすい空気でした。新郎新婦が宴の冒頭で言ってくれた「堅苦しい場ではなく、楽しい場にしたい」との言葉を受け、会場全体が、やわらかくてあたたかい雰囲気に包まれていました。

スピーチの内容を考えるに当たって、特に新郎のケイさんとの数々の馬鹿馬鹿しいエピソードを思い出し、ひとりでニヤニヤしてしまった時間もたくさんありました。そうして思い出したエピソードを、スピーチ用のメモにどんどん書き足していくと、あっという間に膨大な量になってしまったのです。ああ、これじゃあ話しすぎだ、しかもこれ、ケイさんとぼくしか楽しめないような内容だ、正装のケイさんが「俺はわかるけど!」ってツッコミを入れてくるのも楽しいだろうけれど、そいつは御両家の御親族のみなさまの前でやることじゃないな、と削ったエピソードは数知れず。

みなさまの前で紹介したいお話は山ほどあれど、直前までメモを削って削って、きっと参加者のみなさんが知りたいであろうお話を、なかなか聞く機会もないであろうお話を、新郎・新婦の両方の友人である自分として、新郎のお話と新婦のお話をバランスよく、新郎と新婦の間にあるような話題を選んで…!なんてことを当日にもずっとずっと考えていて、式場に入場してきた人たちの顔ぶれを見て場の雰囲気を感じ取ると細部を調整したくなってしまって、式場でも MacBook Pro を広げてしまってすみませんでした。


写真 : スピーチの準備の様子 by @tomoko_and

そうして削りに削ったにも関わらず、本番環境とは怖いものですね、開発環境では再現しないことが起こります。場が素晴らしく気持ちのよい雰囲気だったこと。この日はよく晴れていました。ぼくより先にスピーチしたみなさんが、場を大いに盛り上げてくれたこと、また、ぼくが用意していたスピーチの内容の事前説明になるようなトピックが多かったこと。新郎新婦のおふたりが、本当に幸せそうだったこと。いい空気に飲み込まれて、たくさんたくさんお話したい欲が出ていました。だからちょっとね、他のみなさんのスピーチのお話に乗っかるような形で、直前にメモから削った内容も、その場のノリでお話させてもらったりしました。すごく昂っていて、自分がどれくらいマイクの前にいたか、ぜんぜん記憶にないのだけれど、しゃべりすぎていなかったかな、今にして思うと、迷惑になっていなかったか心配です。

スピーチ原稿の最後の段落には「スピーチ担当の特権で、こんなに近い位置からおふたりにお祝いの言葉を贈ることができて光栄です、うれしみ」みたいな内容がなんとなく書いてあったのだけれど。会場に着いてみてびっくり、想定していたよりもずっとずっと、新郎新婦の席の本当にすぐ近くにマイクが立ててあって、なんとなくじゃなくて、本当に、心から光栄だなぁと思いました。

それと、ケイさんの御両親のことも。当日は、ふつうの参加者より早めに会場入りして、スピーチの前に可能な限りご挨拶をしたいと思っていました。係の方に「スピーチ担当の者なのですが、」と相談したところ、ケイさんの御両親がいらしてくださって、ぼくの顔を見るなり、すごく丁寧にワーワーと言ってくださって、いえいえそんな、お世話になっているのはこちらの方ですので、いえいえ、こちらこそどうぞよろしくお願いいたします、と、なんだか感動の対面を果たしていました。すごい。10年来の友人の御両親にお会いすると感動する気持ちありました。息子さんには、本当にお世話になっております。

Geza
こういうときにすぐ「常務!」って呼ばれるのつらい。

休憩

…と、ここまで、結婚披露宴のスピーチ担当者の目線で書きました。実際の披露宴の内容については、文章にすると長くなりすぎそう(このエントリがすでに長い)なので控えておきます。

いやー、しかしなんだ、新郎の御父様のご挨拶のときにいちばん泣きそうになったのは何故なんだぜ。新郎の御両親に対する、ぼくからの謎の思い入れが不思議だ。新郎とよく似ているからかな。

結婚パーティの準備 (結婚披露宴から約1週間後の2次会的なもの)

@hmsk に誘われて、いっしょにパーティの準備をすることになりました。それからすぐに @darashi を巻き込んで、あれよあれよと @mamipeko をメンバーに加えて、仲間になりたそうにこちらを見ていた @tomoko_and に「じゃあ GitHub のアカウントをつくってくれ」と条件を突き付けたりして、気付けばすごい豪華な幹事チームでパーティの準備に向かっていました。

パーティの幹事チームの中での自分の役割を考えると、ぼくは「つなぎ役」だな、と思いました。山芋殿〜つないでほしいでござる〜。もともと新郎・新婦の両方とつながりがあって、共通の友人知人が多く、幹事チームの全員とつながりがあったのも、ぼくだけになります。幸いなことに、ぼくがいなかったとしてもプログラマ、デザイナ、会場設営慣れしている人、受付設計慣れしている人、なんかがまるっと揃っているプロジェクトチームだったので、実際に手を動かすような作業は他の人たちにどんどん任せて、自分は全体進行やら適切な作業者のアサインやらを率先してこなすように意識していました。もっとコーディングしたいぜ〜的な気持ちもゼロではなかったのですが、ばっちりコーディングしてくれる人が他にいたので安心して預けることができました。

ここまでを読んで「あれ、結婚パーティの準備のお話だよね…?」と思った人もいるかもしれませんので、ここで、今回の成果物の一部を紹介してみたいと思います。

  • (A) 主に Twitter のアイコンと screen_name が印刷された参加者全員分の名札
  • (B) 新郎新婦の写真が1分ごとに切り替わって表示される時計ウェブアプリ
  • (C) 特定ハッシュタグ付きツイートのストリームを表示するウェブアプリ
  • (D) 新郎新婦へのお祝いのメッセージを録音して保存する電話アプリ

(A) は、デザイナさま @mamipeko さまがデータをつくるところから印刷紙を選んで印刷して切るところまでやってくれて、結婚パーティらしく華やかな仕上がりの名札ができあがりました。すごい。

(B) (C) については、ぼくのことをよく知る人ならばピンときたかもしれません。これらはぼくらが RubyKaigi のときにつくった Rubyistokeiaun-signage/aun-subscreen の Fork 作品や発展版だったりします。再利用性の高いソフトウェアは素晴らしいですね。

そして渾身の作品が (D) の電話アプリです。これは Twilio の API を利用してつくられていて、電話をかけると「こちらのお電話にて、ケイさんユカちゃんへのお祝いのメッセージをお預かりいたします (CV: @mamipeko)」といった旨の音声が自動再生され、発信音のあとで受話器に向かってお祝いのメッセージを吹き込んで # を押したら保存されるという、みなさんもよくご存知の「電話の自動応答システム」を今回の目的に合わせて自作したものです。みんなで原稿を考えて、読み上げたものを録音して、ファイルを受け渡ししてアップして、なんて流れは文化祭の準備っぽくてハイパーたのしかったなあ。めっちょよくできていて、これは Heroku で動いていて、そうして受け取ったメッセージはブラウザでアクセスして確認できて再生もできる、というものでした。裏側をまるっとつくってくれた @hmsk かわいい。アナウンス用に録音した @mamipeko の声かわいい。

(追記) 他の幹事メンバーズによるエントリもあがってきたので、あわせて読みたい!

およそ100名ほどから集まった祝福のメッセージは、記念刻印入りの iPod shuffle に入れて新郎新婦にお渡ししました。音声収録担当であり、手渡し担当の @hmsk はこのために白い手袋を Amazon で購入し、指紋をつけないようにがんばっていました。かわいい。

Untitled

というわけで、新郎新婦に内緒でメッセージ集めをしていまして、ご協力いただいたたくさんのみなさん、どうもありがとうございました!おふたりには、ばっちりお届けしておきました。みなさんの声は、新郎新婦の素敵なご自宅にて再生されているはずです。やったー。

また、パーティ当日には新郎招待枠、新婦招待枠がそれぞれ1つずつに、一般公募枠が3つと、あわせて5つの Lightning Talk があり、これまたとんでもなく盛り上がりました。実は Lightning Talk を担当してくれたうちのひとり、グリッチについての貴重なお話ありがとうございましたの @makimoto さんとは、事前にこっそりリポジトリを共有していて、先に説明した「新郎新婦時計」にグリッチ機能をつける Pull Request をもらっていました。というわけで新郎新婦さま、プレゼントした時計アプリに「?glitch」とパラメータをつけてアクセスしてみてください。あなたたちおふたりが幸せそうにグリッチします。

新婦の不意打ちウェディングドレス LT ではじまって、新郎の LT でお開きになる、という、なんともハッピーで素晴らしいパーティは、あっという間に終わってしまいました。新郎新婦の LT も、これまたよすぎました。新婦はデータ解析して可視化した結果を資料に載せていて考察までしてきた、学会発表かと思った。新郎も負けじと手元の Bundler にモンキーパッチを当てまくって動かないはずの Gemfile を動くようにしていた。source の URL が https じゃなくて http になっている点を Ruby コミッタから指摘されていたりして、カンファレンスかと思った。

ふりかえってみると、64個の Issues を倒していくというけっこうなプロジェクトでして、いつも通りにやりたい放題に、全力で楽しませてもらいました。なんだか「幹事業は楽しかったぜー」みたいな自慢エントリになってきたような気もしますが、いやいや、すべては新郎新婦のためですよ、楽しんでもらえたみたいで、本当によかったです。

あと、なんかよくわからないんだけど、パーフェクト @sugamasao パイセンと @risou さんが異常に嬉しそうにしていて、信じられないくらいに満足して帰っていった気がするので、おふたりもおめでとうございます。

まとめ

この度、大事な友人が結婚したので、全力でお祝いさせてもらいました。全力でお祝いさせてくれて、どうもありがとう。全力でお祝いできる場を用意してくれて、どうもありがとう。お祝いの場でご一緒させていただいたみなさまも、どうもありがとうございました。

ケイさん、ユカちゃん、どうか末永くお幸せに。これからもいろいろとお世話になると思うので、お世話になるので、どうぞよろしくね。ご結婚おめでとうございます!