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父親と乾杯した

先日、ふだんは北海道にいる父親が東京にくる機会があって、そのときに「よかったら、ごはんでも食べよう」と連絡があって、2人でごはんを食べながらお酒を飲みました。

…って、ただそれだけなんだけれど、ぼくにとっては「人生で初めての父親とのサシ飲み」となったので、ライフタイムイベントとして記録しておきたいと思ったのでした。

男の子の人生のスタンプラリー

もう2年くらい前になりますが、ヨシオリさんのツイートを見て「わあ!」と思ったことを今でも覚えています。

もしも男の子の人生がスタンプラリーだとしたら「結婚前夜に男友達と飲む」というスタンプを押す欄があって、こんなふうにしてスタンプを集めていくのも、人生の楽しみ方のひとつだと思います。もしも男の子の人生がソーシャルゲームだったとしたら「結婚前夜に男友達と飲む」という Badge が Unlock されるかもしれませんね。

そんなわけでぼくは、この夜に「父親と飲みながら話す」と、他にいくつかのスタンプをゲットしたのでした!よくわからないけれど、とにかくテンションが上がりました。

男の子の人生のチェックポイント

ぼくはもうすぐサーティになろうかというアラサー男子なのですが、「アラサー」や「婚活」や「女子力」という言葉はただ単におもしろがって頻繁に使っているだけで、サーティという区切りにあまり深い思い入れはありません。ぼくにとっての、人生のひとつのチェックポイントとなった年齢は「26歳」でした。

26歳。ぼくの父親が26歳のときに、ぼくが生まれています。自分が26歳になったとき「父さんは、この年齢で第一子を受け止めたのか」と思うと、込み上げてくるものがありました。当時の、26歳になったころの自分は (今もそうですが) 自分のことだけで毎日がせいいっぱいで、惚れた子のひとりもケアできないような状況でしたから、子供を育てはじめるだなんて、想像もつかないような偉業に思えました。父親は、よくこんな手のかかる子を育ててくれたものだなぁと、感謝の気持ちを抱きました。

「ぼくにとっては、26歳が節目だったよ」と父親に伝えると「そうか、純にとっても、親がひとつの節目になるのか」と返ってきました。ぼくの父親の節目は「45歳」だったそうです。これは、ぼくの父親の父親が亡くなった年齢です。父親は「45歳」になったときに「父親よりは長生きしよう」という、ひとつの節目を迎えたとのことでした。

まとめ

親父と妹とボク

28歳にして、人生で初めて、父親とふたりで飲みながらお話してきました。これまでに聞いたことのなかったお話をいくつか聞けて、短かい時間でしたが、とても楽しかったです。その日は平日だったため、ぼくはお仕事を切り上げて待ち合わせの場所に向かうことになり、ちょっとお仕事が押してしまったため、父親を待たせてしまいました。少年時代のぼくは、父親のことを「仕事人間だ」となんとなく捉えているところがあったので、そんな父親に対して「お仕事で遅くなっちゃった、ごめんね」と自分が言っている瞬間は、なんだかおかしかったです。いつの間にか自分は、お仕事を理由に父親を待たせるくらいの、そんなお年頃になっていたのですね。

また、幼少期は、いつも「ほめられたい」よりも「怒られたくない」を行動指針にして行動していた自分なので、20歳を過ぎたあたりから「ほめられたい」を少しずつ上手に前面に出せるようになった今の自分が、素直な気持ちで最近の自分の「がんばっていること」を父親にお話して、ちゃんと聞いてもらえたのは、なにかをひとつ乗り越えたような気がして、ほんのりうれしかったです。

「高専カンファレンス in 東京」に参加してきた

2012年4月14日、土曜日。高専カンファレンス in 東京 (045tokyo) に参加してきました。とても楽しくて刺激的な1日を過ごすことができたので、この日のことを書き残しておこうと思います。

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朝から

この日は「Rack売りの少女」として知られるびしんさまとお話したいことがあったので、びしんさまが東京に着く午前中から合流することにしました。そのびしんさまは、ぼくと同じ亥年生まれであるひらのさまを連れ回すとのことでしたので、3人で待ち合わせするところからスタートしました。若い子たちが、こうして、やりたいことのために地方から東京に出てきて、おじさんはただただ感心してしまうのでありました。

朝ごはんを食べたりしながらこの日のことをお話しました。今回のイベントは「参加者全員が発表者」という主旨のものでしたので、ぼくたち3人も、もちろん発表を控えていました。緊張するね、準備しなきゃね、なんてお話しながら、午前中はあっという間に過ぎていきました。途中で「お前の好きにはさせないぜー!!!」と言わんばかりのあそなすさまが駆け付けて、4人で会場まで向かいました。

ぼくが話したかったこと

「神速(カンムル)」というタイトルでトークさせてもらいました。「神速」というのは、ぼくと Twitter の間にある一連のシステム全体をそう呼んでいます。厨二臭がプンプンします。

たとえば、コックさんと結婚することになったら、あなたは結婚後の生活にどんなことを期待するでしょうか。おいしい料理と楽しい食事の時間を期待するのではないでしょうか。たとえば、ミュージシャンと結婚することになったら、ちょっとしたときに音を奏でて楽しむような時間を期待するのではないでしょうか。

じゃあ、もしプログラマと結婚することになったら…?なにか少しでも、日常が楽しくなることを期待しますか…?

ぼくはこれに「Yes」と答える人がもっともっと増えたらいいなぁと思っています。つまりカジュアル・プログラミングがもっと増えて、カジュアル・プログラマがもっと増えて、プログラマが「日常の情報とのコミュニケーションをとても楽しいものに変えてくれる人」と認知されるようになったら、うれしい。最近だと、Twitter のおかげで「Bot」という概念が一気に浸透しつつあったりして、少しずつ少しずつその傾向は強くなっていると感じます。うれしい。

いつも、こういったトークの機会には聴き手の層をすごく意識するのだけれど、今回は、イベントの参加登録が Twitter アカウントを利用した仕組みになっていたので、つまり参加者全員が Twitter についてある程度の知識や体験を持っているだろうと想定し、普段は避けがちな「Twitter に特化したトピック」を用意してトークに臨みました。

伝えたかったのは「自分の日常をもっと楽しくするためのプログラミングを覚えよう」の1点です。例として、ぼくが自分の日常を楽しくするために動かしている「神速」のお話をさせてもらいました。カジュアルに自分の日常を楽しくできるようになってきたら、次は、ちょっとだけ背伸びをして「自分と自分のまわりにいる誰かひとりの日常を楽しくするプログラミング」に挑戦してみるとよいと思います。

@各位

この日のやりとりのうち、特に強く印象に残っているものをピックアップして各位にメンションしたいと思います。

@earth2001y さん、@igaiga555 さん。おふたりが口を揃えて「雰囲気が 003tokyo っぽかった」と言っていたのがおもしろかったです。たしかに 003tokyo と参加人数という意味での規模も、会場の大きさも、似ていましたね!なんだけれど、参加者の層はけっこう異なっていて、全体として若くなっていたように感じます。参加者の平均年齢を比較してみたらどうなるかな。「2週目か3週目の東京開催」という感じでした。

弦本さん。だいぶ気になっていた高専ベンチャープロジェクトについて、色々とお話を聞かせてもらいました。3月末の頃のハッシュタグ #kove がとても楽しい雰囲気を出していたので、きっと、素敵な価値を目指すプロジェクトなのだろうと感じていました。一方で、ぼくは「問題意識はどこにあるのだろう」とも思っていて、弦本さんはどのあたりを見ているのかなー、って、たくさん質問させてもらいました。ほむほむ。もうちょっと突っ込んで聞いてみたい。もっと人間臭いところまで踏み込むと、自分の感覚と重なるところが見つかりそう。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします!

そんな #kove ですが #kove の豚であるところの @noize_hioki くん、それから… 年下の女性に興味をお持ちの @whimsical_cat くんともお話できました。@noize_hioki くんは、会うたびに成長を感じさせてくれるのでいつも楽しみで、今回も「また大きくなりやがって〜」と思いながら接していました。@whimsical_cat くんは、今年1月の 038tokyo の参加エントリに書いた通り、素晴らしいエンターテイメントを魅せてくれた「おやきーず」の向かって左の人だったので、ようやくちゃんとお話できて嬉しかったです。どうやら年下の女性に興味をお持ちらしいと聞いていたので、その対極に位置するおっさんの自分なんか相手にされないかも… と思っていたのですが、ちゃんと相手してくれてよかったです。ふたりとも、平成生まれだってね!若いながらもすでに「ものづくり」を経験しているおふたり、これからも楽しい景色を見せてくれそうなので、楽しみにしています。また東京にくる機会があったら教えてください!次は、もっとがっつりお話しましょう!

談笑

@poperasako 先輩!上の写真は2009年4月のものですから、あれからもう3年ですか。ますます立派になられて、頭が上がりませんで。発表から運営から司会からスタッフへのスポットライトの当て方まで、感心してしまいました!中でも発表の内容は、いわゆる就職活動を経験したことのない自分にとっては発見が多く、あらためて考えさせられました。「5W2H」のお話、おもしろかったです。

@poperasako 先輩のお話に乗っかる形で、懇親会のときに「やっぱり Why は大事だと思うんですよー」と話すぼくの戯言に付き合ってくれたのは @crimsonwoods さんでした。「最初の一歩は、踏み出すこと自体が目的でもいいんじゃないの」という旨のこと (ぼくはそう解釈しました) を話してくれて、それは柔らかいスタンスだなぁと感じ、見習いたいと思いました。

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上の写真はアイドルの人です。003tokyo 以来の登壇になる @ZoAmichi くん、発表の構成がよくできていて「アラサー独身男性って、すごいんだなぁ」と思いました。それから、上の写真の撮影者であるところの @_y_u_ さんは、やっぱり頼りになる先輩なのであった。お互いに、心が安らぐ場所を見つけて心穏やかな日々を過ごしたいですね。

「ものづくりを通じて価値を届けたいね」なんてお話をしたのは @Michael_e29 くんと、それから @_a__san くんです。どんな技術を振るうにしても、なにをつくるにしても、誰にどんな価値を届けたいのかってところからは、目を逸らさずにいたいですねえ。そこを見失ってしまうと、せっかくの技術も、小手先の技術になってしまいかねない。

@becyn さまのトークは、とってもまっすぐで、力が込められていて、惚れ惚れしてしまいました。内容についても共感するところが多く、一方で、ぼくが知らない世界のことを教えてくれたりもして、とてもありがたい5分間がありました。

まとめ

本当はひとりひとりにメンションしたい気持ちもありつつ、そろそろまとめます。

今回の主催の @mitaku ちゃん。「開催を実現するまでに送ったメールは5通のみ」というのが素晴らしい!低コストをテーマとしてもって、それを体現するために開催自体を設計し、実装する。芯の通ったものづくりですなあ。ガローア会議のときにそんな気配は感じていたので、今回、蓋を開けてみるのが楽しみでした。そして、結果も素晴らしかった。

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準備に尽力された @mitaku ちゃんと、それを支えたであろうオプティムの皆さん、刺激的なトークを披露してくれたすべての参加者の皆さんに感謝します。どうもありがとうございました!

「Emacs実践入門」を読んだ

Emacs実践入門―思考を直感的にコード化し,開発を加速する(WEB+DB PRESS plusシリーズ)|gihyo.jp … 技術評論社

読みました!いやー、これでぼくの寿命も確実に伸びました。本当に感謝です。著者さまにお会いする機会があったら日本の食べ物を食わしてやりたいんですが構いませんねッ!

Emacs実践入門

Emacsとあたし

15歳で入学した高専の演習室で意味も分からないまま Mule を使っていたんだっけか… 当時は「えっ、ファイルの保存からして分からんし」みたいな印象の悪い出会いだったかもしれません。付き合いだけはけっこう長かったりするのですが、手に馴染む道具として使いこなせるようにはぜんぜんなっていなくて、カスタマイズにもぜんぜん手を出せずにいて、何度か「よし、Emacs と向き合おう!」と思うもすぐに挫折する、という体験を繰り返してきたのが、他でもないぼくです。

そんなぼくが、1冊を頭からお尻まで楽しく読むことができて、読み終わってすぐに init.el の再構築をはじめて、なんだか、これまで挫折した道をようやく突破できた気になっています。これは感謝せざるを得ない… ありがとうございます!

この本が親切丁寧に書かれている、というのはもちろんですが、一昔前に比べると、特にパッケージのインストールはかなり簡単になったんじゃないかなぁと感じました。ヘタレのぼくでも「試してみよう」と思っちゃう程度に、各種ツールも洗練されてきているのだと思います。

余談

ありがたいことにご献本をいただいた本書、著者は「ふとしたときに、いきなり電話をかけてきてくれる数少ないお友達」であるところの tomoya さん、担当編集は、WEB+DB PRESSぼくらの連載を担当してくれている池田さん、ということで、たとえて言うなら「原作: 夢枕獏 / 漫画: 板垣恵介」みたいなダブルネームの意味があったのです。献本に同封されていた紙を読んでブルっちまうのも無理はありませんでした。

そんな、ぼくのもとに特別なプレゼントとして届いた本書は、贔屓目なしで素晴らしい「実践入門」でしたので、ぼくのような「もっと Emacs を使いこなしたいのだけれど、どこから手をつけたらいいかわからない」なんて人には強くオススメします!

なのでなので、ぼくの後輩に当たる子で「読みたい!もっと Emacs と仲良くなりたい!」という子は、この本(もちろん新品)をプレゼントしようと思うので、なんらかの方法で連絡をください。元気に連絡をください!

Emacs実践入門―思考を直感的にコード化し,開発を加速する(WEB+DB PRESS plusシリーズ)|gihyo.jp … 技術評論社

あわせて読みたい

「時の甲子園」の入賞チーム歓迎イベントを開催しました

時の甲子園 (t-Cup Challenge) というコンテストがありまして、その入賞チームの皆さんを東京で歓迎する 「t-Cup Party」 というイベントを開催しました。

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いきさつ

「時の甲子園」の主催である NICT の佐々木さんから「入賞チームの高専生たちと、なにか楽しい時間を過ごしたい」と相談を受けたいがいがさんから相談を受けたぼくがはまさきさんに相談したりという、この業界の多重下請け構造のお話は置いておくとして (冗談です)。

ぼくが当日スタッフのとりまとめを担当させてもらった「高専カンファレンス 2010秋 in 東京」で、当日スタッフとして開催を支えてくれたのが、NICT の佐々木さんです。「時の甲子園」の最終審査会が3月9日に東京で行われて、そこに全国から入賞チームの皆さんが集まる、と。その翌日、ちょっと時間があるし、せっかく東京までくるのだから、入賞者の皆さんに楽しい時間を過ごしてほしい、というのが、佐々木さんからの相談内容でした。「時の甲子園」は、高校生や高専生を対象にしたコンテストなのですが、入賞した4チーム、すべて高専のチームでした。そういった背景もあってか、今回、高専カンファレンスの運営によく関わっているいがいがさんが、相談相手に選ばれたようです。

そんなこんなで、ぼくらは、高専カンファレンスとの合同イベントという形で、今回のイベントを開催しました。

入賞チームを見てみると「北九州高専」のチームがあったので、はまさき先輩を、さらに見てみると「新居浜高専」のチームがあったので、びとう先輩を、それぞれお呼びすることにしました。

当日の様子 – 若人の部

まず、入賞の4チームに、今回のコンテストを勝ち抜いた作品を紹介するプレゼンテーションをお願いしました。

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さすが入賞チームだけあって、みんな、しっかりとしたものをつくっていて、驚きました。特に、ぼくがソフトウェアエンジニアだからってのもあるんですが、ハードウェアまで含めて設計して実装する類のお話には、ただただ感心してしまいました。プレゼンテーションも、きっと何度も繰り返して練習してきたのだと思います、安心して聞けるものでした。現役時代の自分と勝手に比較してしまいました。感心です。

北九州高専チームのプレゼンテーションに対して「少人数のチームで、ハードウェアからソフトウェアまでを一貫して設計・実装する機会は、なかなかない。それを、このレベルまでプロダクトを仕上げて発表できているのは素晴らしい」とコメントしてくれたのは、彼らの先輩に当たるはまさきさんです。発表からコメントまで、まるでしっかりとしたイベント…!

余談ですが、北九州高専チームの引率を担当されていた教官の方は、はまさきさんも在学中にお世話になっていた方だったそうです。再会の場にもなっていて、楽しかったです。

各チームの発表のあとは、立食でランチを食べながらの交流会としました。

今回、会場を貸してくださったのが pixiv さん!とっても素敵な空間で、参加者の皆さんがキャッキャとはしゃいでいたのが印象的でした。「記念に」ということで、オフィスを入ってすぐのところにある「絵馬」を書いて残していく人たちもいました。

当日の様子 – 老人の部

入賞チームの皆さん、遠くからいらしていたもので、帰りの交通機関の都合で、13時くらいには帰路に着いてしまいました。もっと若い子たちと遊びたかったのですが、残念、仕方ありませんね。

というわけで、午後からの大人の時間です。この場には、おびなたさん、いがらしさん、びとうさん、はまさきさん、それから、ぼく、と、今となっては古参扱いになる高専カンファレンスの第1回の参加メンバーたちがいました。本当は、若い子たちに「高専カンファレンスってのは、こういうイベントなのです!」を伝えるために、過去の開催からスタッフおすすめの発表を選んで、その録画を再放送して楽しむ時間を予定していたのですが、仕方なく、古参メンバーで昔を懐しむ老人会へと流れていきました。びとうさんは途中でお帰りになられて、このあたりで、にしじまさんが会場に到着しました。

これはこれで、とてもおもしろかったです。2008年12月の「高専カンファレンス2008 Winter in 東京」の録画を見てみると、当時の「ここが問題」「こうやって解決していきたい」ってことが、今はほとんど解決していて、別の問題に形を変えているのだと気が付きました。ふりかえりは大事ですね。あと、当時のみんなが若い。ぼくは「声が若い」と言われました。そうなんですか…。

ぼくらがゲラゲラと笑いながら過去の録画を見ている横で、元航空高専校長の島田先生が真剣にメモを取っているのがおもしろかったです。

雑感

この日を通じて感じたことを、だらだらと書きます。

入賞チームの現役生たち、なんとスーツでご来場なさった!「荷物を減らすためですか」と質問してみたら「いや、もっと固いイベントを想像していて…」とのこと。事前にしっかり連絡して、構えずにきてもらえたらよかったなあ。前日の「最終審査会」では、審査員のオジサマたちの前できっちりとお行儀良く発表しなきゃいけないんだもんね、そうだよね、まさか次の日にこんなゆるふわなイベントが待っているとは思わないよね。理解しました。

彼らはまっすぐにおもしろいことに挑戦しているので、これは、審査員のオジサマたちに向けてお話するのもいいんだけれど、彼らと同じ立場にある、たくさんの現役生たちに向けてお披露目する場があってもよさそう。もっと「先につながる出会い」があってもよさそう。色んな未来があってもよさそう。彼らが帰り際に「高専カンファレンス、おもしろそうなので参加してみたいです!」と言ってくれたのがうれしかったので、高専カンファレンスで頭に花を咲かせているような若い子たちと、今回の彼らを、ちゃんと出会わせてあげたい。

だから、今回の相談の受け口として高専カンファレンスが選ばれたのは、とてもよかったと思う。「EM高専カンファレンス」「Kosen Advent Calendar」みたいな活動に関わっていて思うのは「もしかしたら、高専が “公式に” やろうと思ったら、なんか色々と稟議とかあったりして面倒臭くなっちゃうっぽいところを、いい意味で “野良である” 外野のぼくらがとりあえず形にしちゃって、うまいこと成果が出たら、それを高専に還元したらいいんだろうな」ってことです。

今後も「そんな大袈裟じゃなくていいんだけど、ちょっと楽しいことをやりたい」みたいなお話があれば、高専カンファレンス側の人、どんどん受けていったらいいんじゃないの!

まとめ

今までとは少し違う形で、NICT さんと高専カンファレンスの合同イベント「t-Cup Party」を開催しました。現役生の皆さんが楽しんでくれたようなので、とてもよかったと思います!現役生のテンションが上がった理由の半分以上は「会場が素敵だったこと」かと思いますので、協力してくださった pixiv さんには、心からのお礼を申し上げます。ありがとうございました!並びに、当日の場作りに貢献してくれた、あの場にいたすべての皆さん、どうもありがとうございました!

これから大規模技術系カンファレンスの速報レポートを書くことになるかもしれない花ざかりの君たちへ

もしかしたら、そういう花ざかりの人もいるかもしれないと思って、書いてみることにしました。ぼくも昔はお前のようなレポート班だったが、膝に矢を受けてしまってな…

関係者席

ぼくの経験

RubyKaigi2009 と RubyKaigi2010 の「当日レポート」を担当しました。下記のエントリあたりに、経験した当時のことを書いてあります。

速報レポートはエクストリーム・スポーツだ

RubyKaigi2011 のレポート班がまとめてくれた Rubyist Magazine の記事に、技術系カンファレンスのレポート業のことがよくまとまっています。素晴らしい記事。

ほいで、ちらっとでも読んでみてもらえたら分かると思うのですが、レポートってのはスポーツです。これが、発表を聞きながらレポートする速報レポートともなると、もはやエクストリーム・スポーツです。「当日レポート」ってのが「当日に書くレポート」だとすれば、ぼくがレポートを担当した RubyKaigi は当日が1ヶ月くらいあったことになります。

だいたい「これくらいやれるかな」と思った分の半分くらいしか書けなかったりするので、作業量の見積もりも、かなり真剣に取り組まないと誤算があると思います。

レポート班の心構え

  • 終日のイベントの朝から夜までぶっ通しで記事を執筆できるなんて思わない方がいい
  • 弐人壱殺 : 1トラックにつき2人を充てるくらいの人材配分をした方がいい
  • 対象技術や発表者についての事前予習はかなり大事、事前レポートがあれば積極的に取り組むべき
  • 発表の録画があるとかなり気が楽
  • 英語の発表は通訳があるとかなり気が楽
  • 当日が24時間をこえてしまった場合、モチベーションは単調減少になるので短期決戦を目指すべき

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エール

技術系カンファレンスのレポートは、多くの人に読まれ得る、価値のあるお仕事なので、担当することになったら、ぜひともがんばってください!いのちだいじにがんがんいこうぜ!