#june29jp

こんなユーザ名を取っておこう

2008-09-24

登録型の Web アプリケーションを見つけた次の瞬間にはもう「Sign up!」「Join!」のボタンを押し終わって,お決まりのメールアドレスを打ち込んでいるという皆さん,おはよう,こんにちわ,こんばんわ.いつ読んでいるか分からないから,あいさつ全部!

このエントリでは,Web を楽しんでいくに当たり,どんなユーザ名を取得しておくべきかについて,ボクの失敗体験をもとに書いてみます.何も考えずに色んなサービスでバラバラのユーザ名を使っていたりすると,管理が大変になって,最悪の場合,ログインできなくなったりしますよね.ボク自身も過去にそんな経験がありますし,この類の問題で友達に相談されるときによく話している内容でもあるので,簡単にまとめておきます.

最終的には「まぁ好きなようにやればいいんじゃねーの」ですから,参考程度に捉えてもらえるとありがたいです.

ユニークであること

「こんなユーザ名どうかな!」って案が出たら,まずは検索してみる.すでにたくさん使われているようなら,避けておいた方がいいかもしれない.特に「これからいっぱい Web を楽しんでみよう」と思っている人なら,「自分はコレ!」ってのをひとつ持っておくとよいですね.

「いつものユーザ名がすでに使われている…!」苦い思いです.ボクもいくつかのサービスでは普段通りのユーザ名を取得できませんでした><

発音可能であること,タイプしやすい文字列であること

Web 上でのコミュニケーションを求めるなら,ユーザ名を覚えてもらうことは非常に重要です.そのとき,いつも使っている ID が発音の難しいものであると,脳内で変な呼び方をされたりします.Web 上ではやはり文字でのやり取りがメインになりますから,発音しやすくて,タイプしやすいユーザ名だと,話しかけてもらう機会も増えるでしょう.

(おまけ) パスワードについて

ユーザ名と同じく,パスワードも多くの登録制サービスでは必須の要素であり,管理が面倒ですよね.こちらはセキュリティの観点から,すべてのサービスで共通のパスワードを用いることは推奨されません.それでも,完全にランダムにしていてはログインが大変ですから,実際のところは,数パターンを用意して使い分けている方が多いのではないでしょうか.

パスワードは,サービスによってパターンに制限があったりするので,基本パターンを用意するなら「長さは8文字以上」「アルファベットと数字の合成」あたりを考えて作っておくとよいでしょう.

まとめ

ちなみにボクが使っている「june29」は,よく「jun29」と間違われますし,オフラインで会った人には「じゅんにく」と呼ばれたりします.あまり良い例ではありませんね… でももう今さら引き返せないんだよ!何かサービスを見つけたら大急ぎで june29 を取るんだよ!英語圏には june29 を狙っているヤツがいるみたいなんだよ!

こうして考えてみると,ユーザ名という文字列に縛られている部分は大きいですね.ドメインと同じように,有名どころのユーザ名を先に押さえて,本人に売りつけるようなビジネスが生まれるかもしれないなぁ.ソーシャルグラフとして考えられているような世界が実現したとして,複数サービス間で個人の同一性を保てるようになったとしても,検索とか,テキストに頼る処理は消えないだろうから,ユーザ名問題は解決しないだろうな.

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