#june29jp

Ruby札幌とボク

2009-08-02

RubyKaigi2009 が終わって,ようやく一息ついたこのタイミングで考えてみよう.

Ruby逆引きレシピ

Ruby 札幌

札幌に住んでいた大学院時代のこと.研究室の先輩であるむらけんさんに誘われて,ふらっと Ruby 札幌の勉強会に行った.ちょっと気になって調べてみたら,参加したのは第5回 Ruby勉強会@札幌だったようだ.2007年9月29日,土曜日のこと.会場がある建物にたどりついたとき,首から「しまだこうじ」と書かれた名札を下げた人が,参加者を案内していたっけな.

当時,Ruby のコードをほとんど書いたこともなかったボクは,「勉強会に行って,Ruby の勉強をするのだろう」と,中身のないことを考えていたと思う.

RubyKaigi2009 のときに話したこと

3日間,この赤と緑は,ボクにとって特別な力を持ったものだった.

Ruby札幌印

実は,Ruby 札幌の皆さんと「Ruby」の話をすることって,そんなにないんだなぁ.

今では Ruby 札幌の運営メンバーになったむらけんさんは,もともと研究室の先輩だから,研究の話や日常の雑談が多い.Ruby の話もするけれど,それがメインってことはない.

まえださんとも,「Ruby の話はしていませんよねー」と言い合って,もっと広い話をした.Ruby 札幌の皆さんとやった「RESTful 勉強会」が業務に役立っていますよー,って言ったり.「なぜえにしテックが生まれたか」って話と,札幌から放たれる熱気には,気付かされることが多い.

たにぐちさんは「ここで得たものを,他のコミュニティでも活かしてください」と温かい言葉をくれた.色んなことを通じて,何かを伝えようとしてくれているのを感じる.

いまや日常的にお世話になっているえにしテックのお二人については,今ここで書くとぐだぐだになってしまいそうなので,機会を改めることにする.えにしテックについては,何か言わなきゃいけないタイミングがくると思っている.

泥のように眠る

Ruby 札幌が教えてくれたこと

そのひとつは「コミュニティ」だ.トピックはなんでもよくて,何かしらの共通点を持った人たちが,お互いを求めて集まってくる「場」をつくること.場をつくることが重要.しっかりとした場ができると,あとは人が勝手に集まってきて,勝手に何かを始めたりして.そうして価値が生まれていく.

自分に合った「場」を見つけられた人たちは,みんないきいきとしている.

Ruby 札幌に出会わずに,コミュニティに出会わずにいたら,ボクは高専カンファレンスg1983ers の運営に関わることもなかったかもしれないって思うんです.

それから「なんで Ruby に関わっている人たちはこんなに楽しそうなんだろう」という興味を持ち,ボク自身もよく Ruby に触れるようになった.結果として,Ruby 札幌を通じて Ruby との距離が縮まったことにはなる.

いま言えること

「ありがとうございます」って,ただそれだけ.もっとじっくり時間をかけて,なぜ Ruby 札幌は魅力的なのか,他のコミュニティからも支持されるのか,考えていきたい.そこには毎日を楽しくするためのヒントがあるはずだから.

Ruby逆引きレシピ

レシピ225

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