SakuraPics という Web アプリケーションをつくりました!
この週末なんかは、本州の色んなところからポストされる桜の写真をめいいっぱい楽しむことができると思います!ボクの地元、北海道の桜の写真が流れてくるのは、もう少し先のことかなー。
桜ソングを口ずさみながら
ある日、自転車をこぎこぎしていたら @darashi さんから連絡があって、とってもいいテンションでアイディアを話してくれて、ボクは「いま、時間は大丈夫ですか」と返した。2人が恋に落ちるまでに、そう長い時間は必要なかった。
春の訪れを目前に感じる、3月のことでした。
それから丸半日くらいかけて、アイディアのブラッシュアップ、技術調査、周辺情報調査、関連情報調査、実態調査、プロトタイピングをこなした。実は、出来上がった SakuraPics のプロトタイプは当初描いていたものから大きく外れていて(これについては別途)、作業が一段落したところで「どうしたもんかねー」な状況に陥った。
そんな状況を変えてくれたのが、あとから合流してくれた @kei_s さんと @maicos ちゃんです。@kei_s さんは、ボクらが表現しようとしていたことを、ボクらとは別の方法で実現してくれて、行き止まりかと思っていたところに道を拓いてくれた。「蝶のようにmai蜂のようにcos」でおなじみの @maicos ちゃんは、本当に「蝶のように Haml 蜂のように Sass」を操り、まるで魔法のように SakuraPics の愛され力を一気に高めてくれた。
たったひとつのコミットが、力を失いかけていたリポジトリに、つまりプロジェクトに、生命を吹き込んでくれることがあるのだなあ。
メンバーが増えてからは、桜ソングを口ずさみながら、みんなノリノリで作業していた。Skype のボイスチャットでやり取りしながら、コミットしてプッシュしたときにサウンドロップを鳴らしたりなんかして、リズミカルな開発環境だった。
それと、Pivotal Tracker に今回初めて触れたのだけれど、第一印象として「すごくよかった」です。ボクが気付くに至っていない良さがまだまだありそう… 向き合ってみたい。
Skype で会話してアイディアを固めて、Pivotal Tracker で管理する。GitHub にリポジトリを置いて、Heroku にデプロイ。これが全部、無料で提供されているんですよ、そんなこと知識としては知っていたけれど、改めて恩恵を受けてみて、やー、ありがたいことですね。札幌と東京という距離の問題をこえてプロジェクトをドライヴするに当たり、これらの助けは大きかった。大感謝。
花びら舞い散る!
そんなこんなで、SakuraPics をリリースできました。日本各地から寄せられる桜の写真を、どうぞお楽しみください!