大江戸Ruby会議01 – Regional RubyKaigi
2011年4月10日、参加してきました。会場のお隣にあったお寺では、桜が元気に咲いていました。
会場はこんな感じで。
参加から1日経った今の状態で整理できていることに絞って、参加エントリを書きます。
コミュニティとはなにか
コミュニティとはなにか、を考えるときは、いつも高橋会長の「コミュニティ」とは誰かを思い返すわけですが、今回のまつださんのお話もガツンときた。
Asakusa.rb とは、なんでしょうか。「勉強会」ではありません。勉強を期待して行く場所では、ない。「セミナー」ではありません。講師とお客さんに分かれた場では、ない。「もくもく会」ではありません。もくもくするなら、家でやろう!「ただの飲み会サークル」ではありません。飲むことがあったと、しても。じゃあ、なんでしょうか。「コミュニティ」です、と。まつださんが目指す「コミュニティ」のお話がとても面白かった。
Seattle.rb が例として挙がっていた。Seattle.rb 発のライブラリが、たくさんある。人が集まって、ものがつくられて、価値が生まれる。成果を出す人々の集まりとしての、コミュニティ。そこには「馴れ合い」なんて言葉はとても似合わない。なるほどなあ。かっこいいなあ。
「Asakusa.rb は、意欲のある仲間を探しています」
Ninja Talks から
おなじみのドラの代わりに「ポポポポ〜ン」タイマーが時間終了を告げる、楽しい仲間たちの Ninja Talks がありました。ここではしばたさんとゆーけーさんについて書きます。
上手く言えないのだけれど、トークを聞いている間、ずっと「しっくり」きていて。「なんだろう、これ」という感覚を抱きながら、それでも「しっくり」ときていたんですよ。終わったあとに、ああ、そうか、これは生活発表会だったんだな、と気が付いて。おふたりのトークは、普段の生活のことを話してくれていたんだな、と思うと、妙にしっくりきました。「今日の発表のために一生懸命に準備してきました!」って構えた感じじゃなく、いつもこういうことを考えているんですよー、という感じで聞けたのがとてもよかった。いや、準備はしているんでしょうけれど、ね。自分もこういう話し方をしてみたいと思いました。
大江戸 Ruby 会議ではあったけれど、やっぱりこれは Asakusa.rb なんだな、という印象を持ちました。
「着席力」
もうひとつ印象的だったのがやまざきさんの仲間集めのお話。聞けば聞くほどオールスターなメンバーを有する(国家転覆陰謀説)チームを、いかにして作るのか、という問いに対して「たまたま隣にいた」との答え。なるほど、これが着席力か。サッカーでいうと、ゴール前で得点の匂いを嗅ぎつける「ストライカーの嗅覚」に相当するもの。
まず、着席すること。すごい人が隣に着席したときに QBK にしてしまわないこと。ほむ。
RubyKaigi2011 に向けて
いつでも参加しようと思えばふらっと参加できて、たとえあるとき都合がつかなかったとしても、次の回に参加すればよい。そんな場所としての Asakusa.rb のことを考えていました。The RubyKaigi が、1年間のすべてを1ヶ所に集中させて爆発させるものだとしたら、Asakusa.rb は、それを1年中に散りばめたようなものですね。だとして、だとしたら、RubyKaigi では何をするべきかなぁということを、新レポート班の班長(6年目)と副班長(7年目)とお話しながら考えたりしたのでした。
まとめ
ここでは触れられなかった発表や参加者さんたちとの会話も含めて、とても楽しい会議でした!参加できてよかった。また Asakusa.rb の火曜日に着席しにいきます。よろしくお願いします!RubyKaigi2011 に向けて、なかなかピリッとしてきました。よし。