元気に28歳になりましたー!生きていてよかった、ありがとうございます。素敵な名前と丈夫な身体を与えてくれた両親に感謝する日。
年の変わり目とか、年度の変わり目とか、なんやかんや理由をつけてふりかえりをしているのだけれど、ふりかえりが好きなので、27歳の1年間もこりずにふりかえってみたいと思います。
著者近影
「ねぇねぇ、右の子、かっこよくないー?」「えー、悪趣味ー!左の子の方がぜったいかっこいいよー」
昔、よく見ていた夢のこと。
10代後半の頃に、よく見ていたシリーズものの夢があって。シリーズもの、というのは、前回の続きを見るような夢でして、夢現ながらも「あっ、またこの夢か。この間の続きかな」なんてことが、なんとなく分かる夢だったからです。
その、シリーズものの夢の中の世界は、小学校時代に仲がよかった子、中学校時代に仲がよかった子、その当時に仲のよかった子がごちゃまぜになって登場し、舞台は、だいたいの場合は学校の校舎なんですけれども、これまた小学校やら中学校やらがぐちゃぐちゃにつながったような建物でして、つまり、ぼくがそれまでに生きてきた時間を丸ごと詰め込んだような、かつ、楽しい部分だけ選んで残したような、自分にとってある種の理想的とも言えるような世界だったのです。
(すやすや…)
27歳の自分の1年間というのは、けっこう、その楽しすぎる世界に近いものでした。それを叶えてくれているのが Web だなあと思います。北海道時代の友人や、東京にきてから知り合った友達が、同じ Web の上にいて、ちょっとずつ自分のことを気にかけていてくれたりし、おめでたいことがあったときには、みんな同じように「おめでとう!」なんて言ってくれるんですよ。それが、寝息を立てている間だけじゃなくて、ずっと続いている感じ。色んな人たちが、色んなお話を持ってきてくれて、とても楽しかった。
車を走らせるということ。
ちょっと前にですね、嬉しいことがありまして。自分が育ててきた場で、とある種が芽を出したのですね。その場で出会った、ある人と、ある人を、引き合わせることができて、これからもよろしくお願いしますって、お話がよい方向に進んだのでした。これがとても嬉しかった。
ふっと「この人を連れてこれてよかった」と思いまして、そのときに浮かんだのが「自分の車に友達を乗せて他の友達に会わせに行く」イメージだったのです。
幼い頃は、自分の車と言えば三輪車くらいしかなくて、親の目の届かない範囲に行くことはできませんでした。補助輪が外れて、ギアの切り替え付きの自転車を与えられた頃から、行動範囲は一気に広がっていきます。それでも、自転車で行ける距離には限界があって、ずっと遠くまで行こうと思ったら、親の車に乗せてもらうことになるでしょう。
オートバイや自動車の免許を取ると、さらに世界は広がります。自分の行きたい場所へ、自分の行きたいときに、自分の意志と責任で、行くことができます。さらには、自分以外の人を乗せて、一緒に連れて行くことも、できたりする。
最近、同年代の友人たちの間では、助手席をある人の指定席にするのがブームになっています。さらにその中の何人かは、自分の車に、ベビーシートまで備え付けちゃいました。ぼくから言えることは、ひとつ。「おめでとう!」だけです。とっても素敵ですね。
自分は、今でも気ままなひとり旅を続けていて、ここ1年は誰かと一緒にドライブしたりも楽しかったのだけれど、現状を考えて、好きな車を選んで好きなように走らせられるとしたら、次の1年はこうしてみたいなぁというイメージがあります。その感覚が、28歳の自分が進む道の、道標になってくれそうです。
まだ誰も見たことがない景色の写真を撮りに行きたい。
お礼
口頭やお電話やメール、それからチャット、Twitter や Facebook でお祝いの言葉をくださった皆さん。どうもありがとうございました!おかげさまで、今年も、平和なバースデイを過ごすことができました。感謝しています。
まとめ
2011年6月29日をもちまして、あたくし大和田純は28歳になりました。これからも、どんどん楽しくなる日々を元気に過ごしていくつもりなので、変わらず仲良くしてくださいね。よろしくお願いしますー!
それと… 何人かから「ないの?」とお問い合わせをいただいていた Amazon の wishlist を、おそるおそる用意してみましたので、よかったら、もしお暇で仕方ない感じでしたら、のぞいてみてください><
Amazon.co.jp: 大和田純: おねだり男子の胸の内
おしまい!