高専カンファレンスエフェクト kceffect.org がオープンしました!あなたと高専カンファレンスの間にあるエフェクトを、ぜひ教えてください! #kosenconf
— 高専カンファレンス (@kosenconf) June 10, 2012
開催します、というか、もうすでに開催中なのですが!あらためてここでお知らせしておきます。
サイトはこちら : 高専カンファレンスエフェクト
着想
ぼくが高専カンファレンスの運営に関わるにあたり、今は亡き日本Ruby会議を幾度となく参照していることは、ぼくのことをよく知っている人なら、きっと知っているはずでしょう。具体的なところでは「当日スタッフ」なんて仕組みは、名前もそのまま持ってきて取り入れました。
さて、高専カンファレンスエフェクトの元ネタは、ずばり「RubyKaigi効果 #kaigieffect」です。
#kaigieffect ー RubyKaigi効果 – Togetter
4歳のお誕生日に向けて
2012年6月14日で、高専カンファレンスは4歳になります。第1回の高専カンファレンスが開催されたのが、2008年6月14日のことでした。たまたま運良く、その誕生の瞬間に立ち会うことができたぼくは、その後の約4年の間にも、たくさんの「よいこと」が起こる瞬間を目撃してきました。もう、ひとつひとつを順番に思い出すことはできないくらいに、たくさんです。
高専カンファレンスエフェクトをオープンした今の時点で、実に「44回」もの高専カンファレンスが開催されてきたことになります。今回のためにデータをまとめていて、この数字に気付き、率直に「そんなにたくさん開催されていたのか!」という感想を持ちました。高専カンファレンスは、各開催ごとに独立した実行委員を結成し、その準備にあたります。そのため、開催ごとに「テーマ」も「目指すところ」も「内容」も変わってきます。今となっては、すべての高専カンファレンスを知る人というのは、ただのひとりもいません。
「高専カンファレンスとはなんなのかを、うまく説明するのはむつかしい」と言われることがあります。別々のイベントが44回ほど開催されてきたので、それもそのはずでしょう。少なくともぼくは「○○をして△△をするイベントです」と、具体的なイベントの姿形を持ち出して説明することには、ある種の危惧を覚えるので、もっと抽象的な説明をすることが多くなりがちです。なんだけれど、具体的なお話をしないと、なかなか伝わらないんですよね。
#kosenconf は、今の形を失って文化になってしまえばいい。現役生のうちに、自校の卒業生や、他校の現役生なんかと触れ合うことは楽しいことだ、という揺るぎない価値観を醸す。これこそが、今のぼくが考え得る持続可能性だ。その価値に気付けたのなら、形はどうにでもなる。
— ɐpɐʍɥo unɾ (逆本人確認済) (@june29) October 6, 2011
(上の Tweet は抽象的なお話の例です)
そこで、考えました。「これまでに起きたこと」を指して「こういうことが起きるのが、高専カンファレンスという場です」と説明するのもひとつではないか、と。高専カンファレンスエフェクトでは「こんなことが起きた」というエフェクトを、ひとつでも多く集めたいと思っています。
実現したいこと
以下、開催までに考えていたこと、盛り込んだ方針などを、ざっと。
- 「高専カンファレンスって、なあに?」という人があらわれたときに、規模感や雰囲気を伝えられるモノがほしい
- 高専カンファレンスに参加して、そのあとにちゃんとブログを書く人、すごく好きなので、書かれたブログのエントリはもっと届くべきところに届いてほしい
- これからの開催を考える人には「こういうタイムテーブルにしたい」より先に「こういうエフェクトを起こしたい」と発想するようになってほしい
現時点で!
おかげさまで、登録エフェクトも100をこえたくらいのところでして。協力してくださっているみなさん、どうもありがとうございます!
エフェクトの一覧を順番に見ていくと、知らなかったことがたくさん見つかったりして、さっそく、いい想いをさせてもらっています!でも!もっとだ!もっと色んなエフェクトがあるはずなので、今からでもぜひぜひのせてみてくださいな!
2012年6月16日(土)には、集まったエフェクトを眺めながら hmsk さんとアーダコーダと云う番組の配信を予定していますので、そのときまでにいっぱいのせてもらえるとうれしいです。
高専カンファレンスの4歳のバースデイを待ちながら、このエントリはおしまいにします!