#june29jp

「高専カンファレンス in 釧路」に参加してきた (番外編)

2012-11-27

前編と後編じゃ書き切れなかったょ〜(・ω<)☆

この番外編では、こぼれ話みたいなものを書きます。

翌日の遠足とハッカソンのこと

地方開催では恒例になりつつある、本会翌日の「遠足」について、です。釧路の遠足ではレストラン泉屋の名物料理「スパカツ」を食べに行きました。ぼくなんかは釧路に帰るたびに食べている鉄板料理です。今年の夏にはモスバーガーからスパカツバーガーなるものも登場しましたので、認知度も少し上がっているかもしれませんね。

スパカツの登場を待っている間に、そこにいた参加者にはビンゴカードが配られました。ビンゴを楽しむ企画を用意してくれていたのですね。

しかし!そこにはビンゴカードしかなかった!いわゆる「ビンゴマシン」がなかったので、あそなすくんとぼくはスッと MacBook Pro を開いて、その場でビンゴの発番アプリをつくることにしました。ビンゴアプリハッカソンだ!

Ruby で書こうか JavaScript で書こうか迷ったのだけれど、画面に数字を大きく表示させたいな、ってことで HTML/CSS/JavaScript でつくることにして作業を開始しました。ぼくはだいたい15分くらいかかっちゃったんだけれど、先にあそなすくんが Rails で動くものを完成させたので、そっちのアプリでビンゴ大会は進行しました。記念なのでリポジトリにアップしておきます。

はるか遠くカントー地方からは、いがいがさんもこの案件に入札してくれておもしろかったです。ワンライナーだ!

敗北の味を噛みしめながらスパカツを完食し、あそなすくんが食べ切れない感じになって、ちょっと手伝ったりもしたので、次回は「スパカツを食べ終わった人から順番にコーディングを開始してよい」みたいなトライアスロン的なルールにして勝利を手にしたいですね。

そもそも、ビンゴを企画してくれていた子たちが、発番をどうするつもりだったのかはわからないのだけれど!腹ごなしのハッカソンのテーマとしてはとてもおもしろくて盛り上がったので、釧路のみなさんは、どこかに集まって「それぞれにビンゴアプリをつくる!」という時間を過ごしてみるのもよいのではないでしょうか。次にぼくが釧路に行くときは、現地のみんなとキャッキャとハッカソンしたいです。キャッキャソン。

あそなすくんのこと

ビンゴのお話も書きましたが、今回の釧路のイベントでは、ちょっと悔しいくらいに「あそなす無双」が炸裂していたので、そのことを書きます。もっと評価されるべきなので、誰かが書いておくべき。


(左:2次会で無限説教する同氏と、微動だにできない苫小牧高専の低学年生たち / 右:同氏)

あそなすくんは、釧路にまったく縁がない人で、そもそも釧路まで足を運んでくれたこと自体が奇跡的であり、ぼくらの母校を訪れてくれたことにとても感謝しています。「一般発表」に応募して採択されたばかりでなく、企画「ブクブク交換」にも参加し、当日公募の「Lightning Talk」でも勇ましい姿を見せてくれました。また、懇親会では「名刺交換してくれた人にはステッカーをプレゼントします!」とけしかけ、交流の活性化に貢献していました。さらに2次会では「みんなが今日を過ごしてみてどう思ったのか知りたい、だからブログに書いてほしい、ブログを書くまでが高専カンファレンスだ」と熱弁しました。そして、翌日には、先に紹介したビンゴアプリをつくってくれました。

西日本勢を代表して釧路まで乗り込んでくれて、釧路の現役生たちにたくさんの刺激を与えてくれていました。素晴らしい活躍に嫉妬します。どうもありがとう!

オノデス先輩とリァフ先輩のこと

あの場にオノデス先輩とリァフ先輩がいたってことも、ぼくにとってはなんだか感慨深いことだったんです。

北海道に学生技術者コミュニティを根付かせようとたくさんの活動をしてきたおふたり。オノデス先輩は、今も北海道にいて。リァフ先輩は、今回の釧路だけでなく、夏には北見のイベントにも足を運んでいました。そういった活動のおかげで、今回も、釧路外から若い人たちの参加があったと思うし、この手のアクティビティが少しずつ浸透していっているのだと感じました。感謝したい。

釧路OSSのこと

去年、2011年の秋に「LDD’11/Fall in KUSHIRO」に参加させてもらって、そのときにも、釧路のコミュニティと母校の子たちをガッチャンコできないかなぁって、ぼんやりと考えていて。それから釧路開催に向けて具体的に動きはじめるまで、少し時間は経ってしまったのだけれど。

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(「来年は高専カンファレンスを巻き込んでなにかやりたい」と言うだけ言った2011年のぼくだ)

今年の春に釧路OSSのサイトー先輩が東京にきていた際に、ごはんをご一緒させてもらえる機会があって。コミュニティ活動が学生にリーチするまで「6年かかった」というお話なんかは、本当にじんわりときたんだ。

卒業から数年が経った今、せっかく、母校の人たちと緩くつながりを持てているので、間接的にでも関われたらうれしいなあ、と。もしぼくが釧路にいたら、きっと釧路OSSのみなさんに救われているだろうから。

だから、高専カンファレンス in 釧路の翌日に、釧路OSS勉強会に学生が流入したことは、素直にうれしかった。これを続けていけるのか、ってのは、また別のお話だとは思うし、それこそオノデス先輩やリァフ先輩のお話にもつながるのだと思うけれど、まずは一歩でも、一歩ずつでも、前に進めていけたらいいなあ。

雑多

とてもじゃないけど「まとめ」とはいかなそうなので、今後につながる種になればいいなぁと思うものを、いつか思い出したくなったときに思い出せるように、散りばめておきます。

あの日から、少しずつ少しずつ、なにかが動きはじめている、そんな雰囲気を感じながら、ぼくの「高専カンファレンス in 釧路」の参加記録をここでおしまいにしたいと思います。


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