明日に開催されるOSC2006の会場設営を手伝ってきました.きっかけは1本の電話でした.
明日は仕事があるためボク自身は参加できませんが,最近かなり注目されているキーワードでもあるオープンソースに関するカンファレンスです.技術者の皆さん,積極的に参加してみましょう.
ボクが担当したのは椅子や机を運ぶ力仕事と,来客者の方たちに配るカタログのまとめでした.カタログのまとめは流れ作業で行われていて,数種類のカタログを順番に重ねて1セットを作っていきました.その場には15人くらいの人がいたのですが,「いかに効率よく作業を進めるか」という話がごくごく自然に,日常会話的になされていて感心しました.「ここがボトルネックだ」「こっちに1人まわそう」「これが終わったら次はこっちね」といった具合です.そのやりとりからカンファレンス関係者の多くはプログラマであろうと感じました.プログラムのムダを減らすのと同じ感覚で,実世界の作業も効率化してしまうだなんて,ボクも見習おうと思います.
どんな小規模な作業のプロセスでも,要領よくこなせば早く終わるし,そうでなければムダなコストを費やすことになる.研究室の雑務であったり,職場での仕事であったり,自分の仕事にムダはないかどうか見つめなおす良い機会になりました.皆さんに感謝です.さらに,設営を手伝った報酬としてうちわももらいました.今日は暑かったので,うちわはピッタリでした.…とても公の場では使えませんけど!