ゴールデンボンバーのボーカルだけどなんか質問ある? を読みました。発売日は、鬼龍院翔さんのバースデイである6月20日でした。
ゴールデンボンバーが大好きです
いつだったか、ウェッブを見てまわっていたときに、たまたま「元カレ殺ス」というフレーズを見つけ、なんだろうと思って検索して見つけたのが、ゴールデンボンバーの代表曲のひとつである「元カレ殺ス」の動画でした。曲名のドロドロした感じとは裏腹に、メロディーがとてもきれいな曲で、ちょっと聴いただけですぐに好きになりました。どんなアーティストなんだろう、他にどんな曲があるのだろう、と、そこからゴールデンボンバーについて調べることになりました。
記録を掘り起こしてみると、それは2010年2月12日のことでした。
はてなブックマーク – web siteゴールデンボンバー を見ると、ぼくがその日にゴールデンボンバーのサイトをブックマークしていたことがわかります。
2番目に知った曲は「トラウマキャバ嬢」で、半日ほど、夢中で聴いていました。翌日の2010年2月13日、ぼくは @kei_s @hmsk @ZoAmichi と一緒に「ハマサカマタ」というイベントに参加する予定があって、どうやら、かなり前のめりにゴールデンボンバーを紹介したっぽい。発掘できた当時のログが以下です。
#hmskmt 第一部エンディング
— KengoHAMASAKI (@hmsk) February 13, 2010
EDテーマが流れてる:元カレ殺ス
— カイ・ゾアミチ (@ZoAmichi) February 13, 2010
ゴールデンボンバー面白い
— KengoHAMASAKI (@hmsk) February 13, 2010
ハマサカマタの日の夜、ガローアに集まってみんなでゴールデンボンバーの曲を次々に見つけては試聴しました。特に「イミテイション・ゴールド~金爆の名曲二番搾り~」に収録されている「ANOTHER MELODY」「TSUNAMIのジョニー」「SAY NO」「ultra PHANTOM」「万の夜をこえて」と、その並びに位置付けられる「Tomorrow never world」などを聴いては、その完成度の高さに感動したのでした。
ゴールデンボンバーのこと
…を熱っぽく書き出すといつまでも終わらなくなってしまうので、ひとつだけにします。いまや破竹の勢いで活躍を続け、メディアへの露出も多くなったゴールデンボンバーさんですが、既存の枠組みにとらわれない活動スタイルは本当に素晴らしいなぁと思います。かっこいい。
これは、ゴールデンボンバーさんが「作ってみた」といってアップしている「森永ICEBOX」のコマーシャル動画です。今年の4月1日の鬼龍院さんのブログで、ある種の「宣言」的なエイプリルフールネタとして「ゴールデンボンバーの新曲が森永アイスボックスのCMソングに決定しました!!!」と言っていたのですね。それが森永の担当者さんの耳にも届いたようで、6月18日の横浜アリーナでのゴールデンボンバーのライブでICEBOXが配ることになったのだと、森永のアイス製品のブログにも書かれていました。森永さんとしても、すでに予定されているものもあるでしょうから、すぐに「採用」とはいかないのだろうなぁと勝手に想像したりもしながら、それでも、こういった形での「企業とアーティストのコラボレーション」は、とてもおもしろいなぁと感じました。2010年末のメジャー行きま宣言が、よい方向に作用しているのかもと思うと、ひとりのファンとしてうれしいです。
鬼龍院翔さんの自伝のこと
ファンからすると、これまで語られてこなかった鬼龍院さんの内面が見えてくる、とても読み応えのある1冊でした。「ただただふざけているだけの人ではない」というのは、その姿勢から充分に感じ取ることができていましたが、種々の活動の根底にある考え方や、そこにつながる体験のことだったりとか、あらためて知ることができました。
イミテイション・ゴールド~金爆の名曲二番搾り~をつくったときに鬼龍院さんがどんな気持ちだったかって、言われなきゃ想像することはなかったと思います。音楽に対するスタンス。ライブに対するスタンス。エンターテイメントに対するスタンス。業界に対するスタンス。メンバーに対するスタンス。ファンに対するスタンス。そして、ゴールデンボンバーに対するスタンス。ひとつひとつがおもしろかった。読んだあとは、ちょっとだけ、ゴールデンボンバーの見え方が変わった気がします。
鬼龍院さんは1984年生まれで、自分とモロに同年代ということもあって、そもそも「共感しやすい」んですよねぇ。見てきた時代が同じだなぁ、と。歌詞の中に登場する「ねぇ 笑って」とか「Issyou issyoni itekureya!」とか、逆にぼくらの世代以外には伝わりにくいのでは、と思ってしまうくらいに、自分にはドンピシャなんです。
というわけで、ぼくと同年代のゴールデンボンバーファンの方には、自伝本、心からおすすめします。
ゴールデンボンバーのボーカルだけどなんか質問ある? 鬼龍院翔 ユークリッド・ミュージックエンターテイメント 2012-06-20 |
自白 GACKT 光文社 2003-09-26 |