でも、やっているうちにだんだんと欲が出てきて、
いわゆるネットの人じゃない、たとえば自分の母や姉、
電車で隣り合わせた人でも普通に使う可能性があるものを作りたい、
という気持ちが大きくなっていって。
すごくグッとくるインタビューだったなあ、ってこともあって、気持ちの奥の方にあるものを引っ張り出された感じ。
そういや、6年くらい前に、学校からの帰り道で id:kei-s と一緒に札幌の地下鉄に乗っているときに、車内にいた、ウェブとは程遠いところにいそうな人が「ミクシィが〜」なんて言っているのを聞いて、なんだか表現できないような気持ちになった。ぼくが「ウェブもリアルも、ひとつの世界だ」と感じるようになったのは、その頃からだ。ふと思い出して、今の自分の言葉で書き留めておきたくなったので、こうして書いている。
ところが、2012年も終わりゆく今、ぼくが考える「2013年は、これをやりたい」は、自分ひとりのことだけを考えるものづくりなのであった。
ようやく1周してきた感覚があって、2周目はもっともっと楽しく過ごしたい。よし。