2012年のバースデイのタイミングで、アポロチョコを合計100個ほどいただいた。
これらをすべて食べ終わるまでに半年ほどを要し、その間、ぼくはほとんどチョコレートを買わなかった。買う必要がなかったからだ。アポロチョコを完食したあとには、また自分でチョコレートを買って食べる機会が戻ってきた。
今日、アポロチョコを食べたい気持ちがあったのだけれど、なんだか自分で買う気にはなれなかった。半年間の訓練を経て、ぼくの心理に「アポロチョコは、自分で買って食べるものではない」みたいな意識が根を生やしてしまったような感覚がある。おもしろいと感じた。
だから、頻繁に誰かにモノを貢がせていたりして、それが習慣になっていたら、「とてもじゃないけれど自分で買う気にはなれない」ってことがあるのかもしれない。