ぼくは、金色のガッシュ!!が好きでして。アニメ化されたときに微妙にタイトルに変更が加えられたことに「ん〜???」と反応してしまうくらいには、思い入れのある作品だ。
- 作者: 雷句誠
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2001/05
- メディア: コミック
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魔物のパートナーになった人間が読める「本」にはおもしろいルールがある。Wikipedia には、このように書かれている。
魔物の力や精神が成長を遂げた際に生まれた術に応じて、術に対応した部分の文字の色が変わり、呪文として読めるようになる。
だんだんと、本の中に読めるページが増えていって、繰り出せる術が増えていくというもの。ここだけ読めば「よくある SF っぽい設定」なんだけれど、これがおもしろいなぁと思うのは、現実世界のぼくらの状況にも似ているなぁと感じるからだ。
あるとき手に取った本が、もちろん文字は読めるし文章として書かれていることも理解できるのだけれど、内容がぜんぜん頭に入ってこなかった、だけれど、いくつかの経験を得てからあらためて読み直すと、一気に内容が頭に入ってくるような。そんな体験は、ぼくにもある。
術を身につけて繰り出すにも、術者側にそれなりの素養が必要だ、ということだ。