「タイムライン」という言葉がある。大量に存在する情報を整理する5個の帽子掛けのうちのひとつ「時間」を使って、情報を並べて整理するビューだ。
けっこう多くの「情報を扱うソフトウェア」は、時間を活用したビューを持っているし、逆に意地悪な言い方をすれば、時間に縛られているとも言えるだろう。
Tumblr のリブログ空間は本当に不思議で、あそこにいる間は、あまり時間に縛られない感じがする。今日も、Tumblr の iPhone アプリで Notifications のところを見てみると、ぼくが1年前に投稿したものとか、3年前に投稿したものとか、ぼく自身が完全に忘れてしまっているものが、今でも元気にリブログされていて、ある人にとっては「新着エントリ」として消費されている様子を見て取れる。
そういった、独特の、他にはないような空間を生み出すというのは、プラットフォームの価値の出し方として素晴らしいと思う。