「わかりやすいのと、わかりにくいの、どっちがいい?」と聞かれたら、そりゃあ「わかりやすい方がいい」って答えたくなるだろう。だけれども、今日はちょっと思うことがあったので書いておく。
わかりやすさ、ちょっと使い方を間違えると、物事を「浅く」してしまうかもしれない。
みたいな、わかりやすくおもしろい(主観)やつもあるけれど、
のような、なんかよくわからないんだけどおもしろい(主観)、じわじわくる、いや、おもしろいのか…?ってやつもある。ほいでぼくは、たぶん「よくわからないけれど、なんかいろいろと想像させられてしまう」系の、深みのあるやつが好きだ。世の中、深みある。
最近になって読みはじめた「イムリ」って漫画、評判を調べてみたら「わかりにくい」って声をたくさん見かけた。たしかに、読んでみると「なんだっけ…」ってことがよくあって、これはストーリーがわかりにくいかもしれない。でもこれ、すごくストーリーがおもしろくて、久しぶりに何周も読むことになるかもしれない漫画だ。10代のころは、コンテンツを無限に手に入れる方法を知らなかったので、家にある漫画を、止むを得ず何周も読むってことはあった。でもおじさんになってからは、新しいコンテンツを次から次に楽しむスタイルに変わったので、読み終わった漫画を最初からもう一度読むってこと、ぜんぜんなかった。でも「イムリ」は、ある程度の知識を身につけたタイミングで、最初から読み直したい気持ちある。深みある。ロールプレイングゲームの、やりこみのための2周目、そんな感覚に近い。1周目で辿れなかったシナリオとか、開けられなかった宝箱とか、ある。
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「LIAR GAME」も、わかりやすくはないけどおもしろいと思う。
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LIAR GAME 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
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「刃牙」のシリーズは、わかっているような気もするし、わかっていないような気もするけれど、とにかくすぐ読み終わる。これはこれでおもしろい。
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ソフトウェア開発とかしていて、ユ〜アイッとかユ〜エックスッみたいなお話が多くて、「とにもかくにもわかりやすく」って考えることが多い日々だったけれど、さっき紹介した「イムリ」は「わからないから、バイバイ」じゃなくて、「ちょっとわからない感じするけど、わかったらおもしろそうだから、わかりたい」って気持ちにさせられて、そういう心理もあるかーと思った次第。