- アーティスト: ゴールデンボンバー
- 出版社/メーカー: Zany Zap
- 発売日: 2014/08/20
- メディア: CD
- この商品を含むブログを見る
うん、西城秀樹さんを思い出しちゃいますね!
- アーティスト: 西城秀樹
- 出版社/メーカー: BMGメディアジャパン
- 発売日: 1999/07/23
- メディア: CD
- この商品を含むブログを見る
(一言おわり)
以下、余談
「特典なし」で売ることについてのインタビュー記事なんかが出ていて、世の中の反応がおもしろかった。ぼくなんかは、もう何年も彼らの活動を能動的に追いかけてきているので、けっこう「いつも通りだなあ」と思ってしまうのだけれど。どんどん知名度が上がってきて、樽美酒さんがブログに書いた愚痴っぽい文章がすぐにニュースサイトに(誤字脱字もそのままに)取り上げられちゃったりするようになって、高山さんが歌広場と名乗り始めてから7年を経て歌広場とコラボするまでになって、鬼龍院さんがツーイッタのアカウントを消したのはもう半年くらい前のことで。「いつも通り」「今まで通り」のことも、今までとは違う形や規模で受け止められるようになったのかもなぁ、と思う。今だったら、タワレコのポップに「和製B'z誕生!」とか書いたら問題視する人も出てくるのかもしれない。イミテイション・ゴールド〜金爆の名曲二番搾り〜とか、パンツ大作戦とか、もう出しにくいのかもしれない。情熱大陸のDVDのオーディオコメンタリーでも、そんなようなことは言っていた。メジャーレーベルとの契約はすべて断っても、知名度という意味ではメジャーになっちゃったから、本人たちが望んでも望まなくても、いろいろなことが変わっていくねぇ。
「ローラの傷だらけ」については、ぼくは、「特典ありのCDと、特典なしのCDで、売れ方がどれだけ違うのか見てみたい」という、ただそれだけの社会実験なのだと思う。でも、インタビュー記事の上では「音楽を売ることに特化したい」という表現になっちゃっているから、「だったらダウンロード販売でいいじゃん」っていう反応になっちゃう。あれは、単純に表現がよくないんじゃないかなあ。
実は彼らは以前からダウンロード販売もやっている。勝手に森永製品のCMソングとしてつくった「ICE BOX」という曲は、ぼくもダウンロード購入した。だからやっぱり、別にあらためてそういうことを試したいわけじゃなさそう。
ICE BOX by ゴールデンボンバー | SKIYAKI WERK
これは余談のさらに余談になっちゃうかな、彼らには若いファンが多いから、クレジットカードが求められる販売形態は避けたい、っていう意向もあるのかもしれない。完全にぼく個人の予想です。根拠も別にない話。「一生一緒にいてくれや」「ねぇ笑って」「もういっかい!!」的な、アラサー世代に突き刺さる成分が多いのに、それこそ西城秀樹さんとかB'zさんとかミスチルさんとかの影響を受けまくっている1984年生まれの鬼龍院さんが世代間をもりもりに盛り込んできるパフォーマンスなのに、それでいて高校生に人気だったりするんだから、ねぇ。若い子たちに、曲の途中でいきなり女の人の声で「ねぇ笑って」って聴こえてくることのおもしろさ、伝わっているんだろうか。「亀パワー」のイントロで笑えるのかな。
いずれにせよ、今回の社会実験の結果はとても楽しみ。「ローラの傷だらけ」は買います。