8月。今年も、夏がやってきた。北海道育ち東京住まいのぼくには、なかなかに厳しい季節だ。
週末、コンクリート・コンクリートした都会から逃げるように、山や海を訪れた。いつもの生活圏よりは、いくらか涼しくて、気持ちのいい夏を楽しんだ。
水辺では体を濡らして遊んでいたので、あんまり写真は残っていないけれど、砂浜を裸足で歩きながら「靴なんていらねえよ」「夏」なんてやりとりがあったことは残しておこう。隣を歩く人が同年代だと、こういうやりとりが豊かでうれしい。余談だけれど、これも堤幸彦作品だね。
陽が落ちてからは、灯籠を楽しんで。2014年の夏も流れてゆく。