#june29jp

日本プロダクトマネージャー協会の設立の瞬間を見た

2015-08-22

8月19日(水)、これに参加するために渋谷まで行ってきました。ツイート主が偶然にも同じ会社の人だったのでついて行きました。

先日のエントリ「Inspired: 顧客の心を捉える製品の創り方」を読んだにも書いたように、プロダクト・マネージャーという役割、あるいは、チームメンバーが備えるべきプロダクト・オーナーシップという素養に興味があって、この会にも参加しました。参加者は、弊社 CTO の id:antipop さんと、弊社の「プロダクトオーナーシップ勉強会」の参加者4名と、Fablic から id:ninjinkun さんの計6名でワイワイと。

たまたま同時期に同じ書籍を読んでいたという id:ninjinkun さんにも興味がありましたし、彼の勤め先の Fablic さんにも興味があったので、この会はとても楽しみでした。いっぱい質問させてもらったぞぅ。

以下、この会で話したことのざっくりとしたメモ。話してはいなくても、ぼくが勝手に感じ取ったことも混じっている気配あり。

  • プロダクトマネージャという役職より、プロダクトオーナーシップという素養を
  • プロダクトマネージャという役職の源流は?
    • トヨタ → アメリカの自動車メーカー → アメリカのソフトウェア企業 → 日本のソフトウェア企業
    • この流れってことであっているのかしら…?
  • プロダクトマネージャが組織から与えられるべき権限とは?
  • プロダクトに対するオーナーシップはどのように生じるのか?
  • モバイルアプリ開発について
    • ウェブアプリはステイトレス (であることが多い)
    • モバイルアプリはステイトフル? (であることが多い?)
    • ステイトフルなものを上手に設計・実装するのはむつかしい
  • プロダクトマネージャ業務をやりやすい組織構造とは
    • 1回のデプロイに1時間かかるのと1分で済むのとではプロダクトの質が変わってくるように、ユーザとの対話の機会を得るのに1時間かかるのか1分で済むのかでプロダクトの質が変わってくる
    • Fablic さんの組織構造はいかにしてつくられたのか!
    • Fablic 社でプロダクト開発する日々はどんな感じですか!
  • 書籍製品開発力について
    • 1991年にはすでに「ユーザー体験」って言われているというのに俺たちは……
    • ウェブアプリやモバイルアプリの開発は「インテグラル型」か「モジュラー型」か?
    • 基本的にずっとロジカルに書かれているのに、急に「プロダクトマネージャがこだわりを貫くのが大事だ!」って「こだわり」のところに黒点つきで書いてある箇所があって、なんかこれエモーショナルに言っちゃうほど大事なんだな、と感じた
  • 素晴らしい開発プロセスで作っても使いにくかったら使われない、素晴らしく使いやすくても需要なかったら使われない
  • 今回のようなトピックに関して、みなさんそれぞれの現場での取り組みはどんな感じ?

最後、締めの挨拶はみんなで「\オーナーシップ!/」と声を出しておわった。めっちょ勇気をもらいました。いい会だった。次回もあると思うので、こういう話題に興味ある人は声かけてください。

リンク集

Inspired: 顧客の心を捉える製品の創り方

Inspired: 顧客の心を捉える製品の創り方

【増補版】製品開発力―自動車産業の「組織能力」と「競争力」の研究

【増補版】製品開発力―自動車産業の「組織能力」と「競争力」の研究

この記事は、もともと下記に投稿されたものです。

http://june29.hatenablog.jp/entry/2015/08/22/150818

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