東京で開催された第1回 高専カンファレンスに続いて,第2回は北海道札幌市での開催となりました!
高専関係のイベント,しかも地元北海道での開催となれば,ボクが参加しない理由はありませんねッ!今回は実行委員,そして発表者としてイベントに関わらせていただきました.
先に感想から書いておくと,発案当初の不安をよそに,たくさんの参加者と素晴らしい発表に恵まれたステキなカンファレンスだったと思います.参加できてよかった.とても楽しかった.
開催まで
第1回の発起人であるおびなたさんも言っていたように,「会場確保」「告知」「参加者募集」などなど,課題は山積みでした.特に北海道での開催となると,東京で開催する場合に比べて参加者を集めるのが難しいだろうと考えていましたが,そこは実行委員長のむらけんさんや他の皆さんの人脈などを頼りに,最終的に第1回と比べても遜色ないほどの人数が集まり,大いに盛り上がることができました.開催を実現するまでの苦労等は,むらけんさんのエントリ『高専カンファレンス in 北海道』が開催されましたで語られています.様々な支援のもとに開催が実現しました.感謝です.
当日ミーティング「朝の会」の様子
発表順番などを決める司会チーム
配信と聞いて Ruby の方から駆け付けてくださった善良な市民たち
善良な市民たちの配信力は異常
9つの発表
実行委員長むらけんさんによる開会の挨拶
うち1つは自分なので,8つの発表を楽しませていただきました.今回は一応のテーマとして「私の歩いた高専道」を掲げ,とは言っても発表内容は自由にしていただいたのですが,皆さんそれぞれが「自分にとっての高専道」を語ってくれて,テーマ発案者としてはとても嬉しかったです.技術的な話は少なかったので,そういう話を期待されていた方はガッカリされたかもしれませんが,一参加者としては,濃厚な話をたっぷり聞けて大満足でした.
発表者の皆さん,参加者の皆さん,いい感じに出身高専も専門分野もばらけていて,バランスもよかったですね.道内5つ,札幌高専,函館高専,旭川高専,苫小牧高専,釧路高専をコンプリートしつつ,現在北海道にお住まいの方で豊田高専,福井高専出身の方もいらっしゃいました.第1回の参加者からは群馬高専,長野高専,茨城高専出身の方たちが駆け付けてくれました.海賊王を目指す人がいれば,未踏のスーパークリエイターを経て漫画家を目指す人もいて,大変賑やかな顔ぶれでした.
発表者の承諾がいただけた分は,マイリスト 高専カンファレンス in 北海道(2008/9/13)‐ニコニコ動画(夏)にてご覧頂けます.配信,録画,公開までを完璧にこなしてくださった KaigiFreaks 札幌支部の皆さん,ありがとうございました!
発表全体を通して「人生こそ究極のコンテンツである」と思いました.
懇親会,カンファレンス終了後
懇親会はアサヒビール園で行われました.会場に向かうバスの中では,のぼりべつクマ牧場のCMや,ホーマックについて道外の方に教えるなどして,北海道ならではのおもてなしをしました.とうもろこしを食べたら思い出してほしいものです.
ここでは,参加者同士の密なコミュニケーションが行われていました.いい話がいっぱい.ボクが聞いただけでも「私も発表したくなった」「次は俺も!」という声がいくつかあがっていて,igaiga さんが発表の中で言っていた「次へ繋がる種をまく」が,まさに体現されたんじゃないかなぁと思います.思えば,「高専カンファレンス」という名で開催されるのは2回目ですが,第1回と第2回では実行母体もまったく異なり,そして第3回もまた別のメンバーが別の集まりを開くことになるでしょう.それでも何か,「高専」というキーワードでゆるやかに続いていく感じは,とても不思議で,とても力強い流れを感じます.そのとき,その場所ごとに,色んな高専カンファレンスが開催されると楽しいですね!
同じ釧路高専出身の後輩たちにも会えました.1人は現役の高専生です.次は発表したいと言ってくれて,先輩として何かを伝えられたのであれば,こんなに嬉しいことはありません.今回何か得たものがあれば,ぜひとも残りの高専生活に活かしてほしいです.まずは直近のテストをガンバってくださいw
最後に
実行委員の皆さん,発表者の皆さん,参加者の皆さん,配信を担当してくださった皆さん,すべての関係者の皆さん,お疲れさまでした!ありがとうございました.
高専時代の仲間たちはみんな,何をしているだろうか.元気にしているだろうか.1人1人の高専道について,ゆっくり聞いてみたいものだなぁ,そんなことを思いました.