#june29jp

ぼくが取り組んでいるプロジェクトを紹介します

2011-12-04

どうも、じゅーんです!

心機一転というエントリを書いたのが、今年の9月14日のことです。このとき、所属が変わる旨を書きました。その後、10月3日には創業合宿にいってきましたというエントリを書きました。このときから、ぼくの新しいお仕事は本格的にスタートとなりました。

それから、2ヶ月。事業の計画づくりや、アプリケーションのプロトタイプの開発をひたすらにコツコツと続けてきたので、なかなか「こういうことをやっています」と具体的に話す機会を持てずにいました。ひとつ前のエントリで書いたように、11月12日の関西Ruby会議04のトークの機会に、ほんの少しの近況報告を、させてもらったくらいです。

今回、こうしてエントリを書いているのは!ようやく、自分たちの事業の「最初のカタチ」をお見せできる状態になったからです。慣れない調子ではあるので、照れる気持ちもありながら、自分の目で見てきたこと、自分の肌で感じてきたことを、ここ、自分の場所に、自分の言葉で書いてみたいと思います。大和田純の、個人の心情を交えて、書きます。

フェリシモさんのこと

この12月から「フェリシモ」さんという会社と一緒に、プロジェクトをスタートさせました。ざっくりいうと「もっと楽しいプレゼントってなんだろう」を考えるプロジェクトです。ここで、フェリシモさんを紹介させてください。

FELISSIMO フェリシモ

フェリシモさん、すごくおもしろい会社なんです。詳細はFELISSIMO 経営理念のページに書いてあって、中核価値に「ともにしあわせになるしあわせ」を位置付け、精力的に、様々な活動をされている企業です。何度か、お打ち合わせの場で、担当の方々とお話する機会をいただいていて、その度に、新しい発見があったり、単純に元気をもらったり。こうして素敵な人たちとお仕事できていることを、嬉しく感じています。

ご存知の方もいると思いますが、多くの人に愛されているFELISSIMO 500色の色えんぴつは、本当におもしろいコンセプトを持った商品です。神戸のフェリシモさんのオフィスでお打ち合わせがあったとき、ロビーに500色が展示してあって。たとえば「黄色」と言ってみても、色んな黄色があるんだって、あらためて気付かされます。ぼくがたまたま見た、その「黄色っぽい色」の名前は「ミモザサラダ」でした。500色のネーミング、どれもストーリーを感じておもしろいので、よかったら、サイトも見てみてくださいね。おすすめです。かわいい。

それから、今はハッピートイズ プロジェクトが動いています。サイトもかわいい。今年で15年目だそうで!Facebook のフェリシモのページからも情報が配信されていて、今は、オフィスビルの1階には、ハッピートイズのぬいぐるみたちが展示されているそうです。かわいい…!

そんな感じで、いつも魅力的なコンセプトを持った商品をつくったり、プロジェクトを展開したりしているフェリシモさん。今回、ご一緒させていただいています。楽しいです。

「Blabo!」のこと

さて、そんなプロジェクトに取り組んでいるのですが!ぼくの立ち位置は、というと。「Blabo!」という「チャレンジャーをアイデアで応援する場所」を用意するサービスを、つくっています。今回は、フェリシモさんが、チャレンジャーです。ぼくは、アプリケーションの開発を、まるっと担当しています。ぼくも、チャレンジャーを応援するチャレンジャーです。

Blabo! Namecard

プロジェクトのこと

はい、少し回り道しましたが、プロジェクトのお話をします。

少なくとも、日本に生まれ、日本で育った、日本人のぼくから見て、日常にはモノが溢れているように見えます。そんな中で、だんだんと「所有」から「共有」へと、重点が移っていっているように、感じることがあります。身の回りで、シェアハウスに住む人が増えていたり。知識や経験だったりも、自分の中だけに蓄えるよりも、他の人とも交換し合って価値を増やそうとする雰囲気を強く感じたり。

もし本当にそういった人々の意識の変化があるとしたら、プレゼントにも、次のカタチがあるのかも、しれません。けっこう、ぼくなんかも、プレゼントというと「モノを贈る」といった発想になりがちだなぁと、このプロジェクトに関わる中で、思いました。いったい、プレゼントって、なんなんだろう。本当に喜ばれるプレゼントって、なんなんだろう。

フェリシモさんが経営理念の中核に据える「ともにしあわせになるしあわせ」を何度か復唱してみると、プレゼントされる人も、プレゼントする人も、あるいは、そこに関わる他の人も一緒に楽しくなっちゃうような、そんな「プレゼント」がある気がします。このプロジェクトを通じて、もっと楽しいプレゼントの在り方を見つけていけたらいいな、と思っています。

下の写真は、先日に開催したワークショップの様子を撮影したものです。「プレゼントについてお話してみたい!」という人たち40人ほどで集まって、もちろん、フェリシモの皆さんにも参加してもらって、いくつか用意したテーマのもと、プレゼントのことを一緒に考えました。

そこで話された色んなことを、1枚の大きな紙に書いて、その場にいた全員で共有しました。ぼくも、最初から最後までその場にいて「そういうプレゼントもあるなあ」「家族へのプレゼントってのも、もっと上手にできたら、いいな」と思い、最後には「今度、こういうプレゼントをしてみよう」と決意できるまでに、至りました。

また、Blabo! の場の上でも「相手が欲しいと思っているプレゼントをどうさりげなく聞き出すか?」や「『ペイフォワード』もびっくり!広がりつづけるプレゼントをつくろう!」といったテーマのもとに成された会話から、すでに、いくつかの発見がありました。ひとつひとつ読んでみると、なかなかおもしろいです。

こんなふうに、Blabo! では、Web 上や物理的な会場をつくり、テーマを掲げ、そこでたくさんの会話をしてもらって、新しい何かを発見してもらったり、すでにあるものを再発見してもらったりする、「場」を提供します。ひとりでも多くの人に楽しんでもらえるような場を一所懸命につくっていきますので、よかったら、これを読んでくれた皆さんも、お気軽に遊びにきてくださいね。

まとめ

近況報告の代わりに、自分が取り組んでいるプロジェクトを紹介しました。おもしろい人たちと一緒につくっている、楽しいプロジェクトです。ぼくが感じている楽しさを、皆さんとも共有できるように、場の設計やアプリケーションの開発をがんばっています。

ソーシャルチャレンジコミュニティ | Blabo!

ようやく、自分の新しいお仕事の「最初のひとつ」をお見せできるようになりました。これからますます加速していこうと思いますので、よろしくお願いします。

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