2012年6月2日(土)、みなとRuby会議01に参加してきました。とても楽しかった!
みなとRuby会議01 – Regional RubyKaigi
そらはー先輩が撮ってくれた写真を見ての通り、すごく… 森Ruby会議です…
参加に至るまで
一時期、実はhokkai7goの中の人が元気なさそうにしている様子が伺えて、だいぶ心配していて。「ごはんでも行こう!」と声をかけたものの、そのときはタイミングが合わずにお話が流れてしまったのですね。すまんのう…。
なんだけど、実はhokkai7goの中の人が、どうやら Yokohama.rb 方面の人たちとよろしくやっているらしいことがわかり、なんだか元気そうにしているように見えたので、きっと Yokohama.rb は元気をもらえる「場」なんだろうなぁと、そんな印象を持っていました。
そんな Yokohama.rb の (ぼくの中での勝手な) 元気なイメージを支えているのは @1syo さんの存在です。それから、Heroku 界隈で気になっていた @satococoa さんや @ppworks さん、実は2010年のジョジョ勉強会 (ゴゴゴゴゴゴ…)で引かれ合っていたという @joker1007 さんたちがつくる雰囲気はどんなものなのだろうと、興味を持っていました。
ほいで、参加登録の開始を知った瞬間に、すぐにボタンをポチポチしました。
(そのまますぐに参加費の支払いも済ませたつもりだったのに、どうやら記憶違いだったらしく、当日の受付では失礼しました!)
当日のこと
みなとRuby会議01のタイムテーブルにあった「ソーシャルコーディング」について書きます。
ぼくが案内されたテーブルは4人席でした。自分のための code を書こうで有名な長髪の @hibariya 先輩、それから @irohiroki さん、@okitan さん、最後にぼくでした。
2人ずつのペアを組むように指示があって、@okitan さんの提案で「エディタで分けてみよう」ということになりました。幸い Vim が2人と Emacs が2人でしたので、見事にパキッとペアができました。ぼくは @okitan さんとご一緒しました。テーマは「あみだくじ」を選びました。制限時間は60分間。よーい、ドン!
ペア分けの時点で「わあ、@okita さん、頭いい…!」と思っておりましたので、ペアプロの車中から放り出されないように必死についていこうと思って、内心かなり焦っておりました!それでも、5分、10分と肩を並べてコードを書いていると、だんだんと思考のプロセスを共有できるようになり、終盤はかなりテンション高めにペアプロできていたように思います。ちゃんと「あみだくじ」を生成できるコードになりましたしね!とっても楽しかったです。相手が @okitan さんでよかった、感謝!
By @okitan and @june29 on http://regional.rubykaigi.org/minato01 — Gist
ソーシャルコーディングとは
たっぷりたぷたぷペアプロを楽しんだあとのお話なんですが、はたして「これはソーシャルコーディングだったのか」という点について考えてみました。紛れもなく「ペアプログラミング」ではあったと感じているのですが、ソーシャルコーディングだったのだろうか。
高橋会長のRubyist Magazine – 0036 号 巻頭言を読んでみたり、松田さんの object-oriented social coding scripting language Ruby と Social Codingの世界をめくってみたり、さらには、高橋会長と松田さんによる共著のWEB+DB PRESS Vol.48 「モダン」はRuby on Railsのあとからついてくるも引っぱり出してきて読んでみたりしました。
どの文章も資料もとても好きな感じだったので、だいたい消費して満足してしまって、結局「ソーシャルコーディングとはなんだ」は宿題のままになってしまったのですが、みなとRuby会議01の「ソーシャルコーディング」と題されたナニカには、単なる「ペアプロ」以上の意味はあった、と感じています。
参加者間で「お題を共有できていた」というのがポイントだと思います。共有のお題がなく、テーブルごとに自由な題材でペアプロしていたら、その後の参加者間の会話はあそこまで弾まなかったと思うので、そこが重要なポイントだったのでしょう。
ペアプロの相方との間でプロセスを共有し、さらに、同じお題に取り組んだもっと多くの人たちと思考を共有する。時間終了後に Gist や GitHub の上で共有されたコードたちを見て、ぼくはたしかにソーシャルネットワーキングを楽しんでいたと思います。
今回の整理は、ここまでです。
まとめ
「みなとRuby会議01」に参加してきました。森の中で、とっても楽しくプログラミングを満喫できる、充実した会議でした!「せっかくプログラマの集まりなんだから、もっとみんなでコードを中心に置いて対話しようぜ!」という、ある意味ですごく当たり前のことを再認識させられる、素敵な会議でした。次回も期待しています!パシフィコも行きたい!
(「ソーシャルコーディング」以外のことについては、身体が追い付かなくて書けませんでした… ごめんなさい……)
運営のみなさま、発表者のみなさま、参加者のみなさま、楽しい時間をありがとうございました!