2012年6月3日(日)、クックパッドさんのオフィスで行われた「表彰式」に参加してきました。とっても楽しい時間でした。お招きいただき、ありがとうございました!(表彰式なのか授賞式なのか受賞式なのか、どれが喜ばれるのかわからず自信がないのですが、このエントリでは表彰式と呼びます!)
「なんの表彰式なの?」という方には、こちらのクソ長い(要出典)エントリを紹介しておきます!
チームの4人で行ってきたよ!そらはー先輩、写真を撮ってくれてありがとう!
作品紹介トーク
「作品紹介トークを」というお誘いでしたが、チームで色々と相談した結果として、いかにしてその作品をつくっていったのかという「プロセス」に寄せたお話を用意させてもらいました。
おかげさまで、去年の第2回に続いて今年の第3回においても特別賞を授けていただき、とても光栄なことです。今回、新たなメンバー1人を迎えながらも、チームとして大切にしていることは前回と変わっていませんでした。肩に力を入れすぎず、ぼくらがいつも「大切にしたい」と思っていることを、コンテストの24時間、休むことなく「大切にしつづける」これがスタンスです。もしまた来年、第4回の「開発コンテスト24」が開催され、そこにぼくたちが参加することになったとしても、きっとスタンスは変わらないと思います。ぼくらにとっての「カタ」があります。ただ、基礎能力は日々の中でしっかりと向上させて、同じ「カタ」で、もっと美しい演舞をできるようにと願って。
ここで、表彰式に参加されていた serihiro さんのエントリからの引用を挟みます。
マジモンのアジャイル開発や!すげぇ!と普段ウォーターフォールでモノを作ってばかりで、アジャイル開発に憧れる私は変な所に感動していた訳ですが、これも短時間で「どこまで作れるか分からない」時の開発では凄く重要だなぁと思いました。
まずは、反応ありがとうございます!そんなふうに見えていたのだなぁとわかって、うれしいです。
自分から「アジャイル」というラベルを意識することはあまりないのですが、これまでに身を置いてきたいくつかの現場は「アジャイルがそこら辺を歩いている」というような状況でした (The RubyKaigi の実行委員会とかね) ので、そこでの経験をベースに「ソフトウェア開発」と向き合う術を身につけてきたぼくですから、アジャイルなプラクティスたちがとても身近なものであることは、間違いありません。今回のトークで紹介させていただいた子たちに関係が深そうなものたちを、いくつか並べておきます。
- アジャイルサムライ――達人開発者への道 (特に「職能横断型チーム」のお話)
- Ship It! ソフトウェアプロジェクト成功のための達人式ガイドブック
- Release It! 本番用ソフトウェア製品の設計とデプロイのために
- ロールプレイングゲーム – +b (トークで言った「ぼくのかんがえたさいきょうの開発者」は、ここの「理想のプログラマ」の言い換えです)
- モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか (「24時間をめいいっぱい楽しむ」というお話に関連あり)
トークの準備を進める中でメンバーたちとお話していても思ったのですが、やっぱり「ふつうの」という表現が、なによりしっくりきますね。「現場で死なないためには、どっちがいいと思う?」と二択を迫られ続けているとして、ふつうに考えて自分がよいと思う方の選択を続けている感覚です。
まとめ
第3回「開発コンテスト24」の表彰式に参加してきました。おいしい料理と楽しいトークに彩られた素敵な時間を過ごしてきました!
うれしかったのは、コンテキストを共有してお話できる相手がたくさんいたってことです。第3回のテーマにあった「一日の終わり」ってのを、どう捉えたか。どんな観点から、テーマに合わせたプロダクトをデザインしていったのか。共通のテーマに対して、自分と同じように真剣に向き合った人たちがたくさんいて、ちょいちょい「あー、一度は考えましたよね!」なんてお話で盛り上がることができて、うれしかったです。お話相手をしてくださったみなさん、ありがとうでした。
次回があるのなら、また、なんらかの形で、あの場にいたみなさんとご一緒したいです。運営のクックパッドのみなさん、参加者のみなさん、どうもありがとうございました!
あわせて読みたい
本日の資料公開しました! Vibee-言葉のいらないパジャマタイムコミュニケーションツール- slideshare.net/hatonemediic/v… @slideshareさんから #24contest
— はとね (@hatone) June 3, 2012