#june29jp

「EM高専カンファレンス vol.2」が発行されました

2012-07-22

2012年7月11日、EM高専カンファレンス vol.2が発行されました!2011年2月4日に発行され、想像をはるかにこえて好評だった「EM高専カンファレンス」の第2弾となります。

EM高専カンファレンスとあたし

EM高専カンファレンス vol.1 and vol.2

前回の vol.1 では、記事をひとつ、寄稿させてもらいました。おかげで、母校の後輩たちから「じゅーんさんの記事、読みました!」なぁんてうれしい言葉をかけてもらえることもあって、とてもいい機会をいただけたことに感謝しています。

今回の vol.2 では、編集部員として関わりました。キッカケは、次のツイートです。人生の先輩であるところの @ryopeko さんのこのツイートを取っ捕まえて、担当編集になろうと決めたのでした。著者である @ryopeko さんをすぐ隣で支える女房役を勤めたぼくを、まわりは「りょぺこワイフ」と呼んだりもしました。

旦那さまとあたし

今ではすっかり、特に用事のないときでもお話したり、ごはんを食べに行ったりする @ryopeko さんと、あたし。出会いは高専カンファレンスの 014tokyo のときでした。それ以前は「東京の Ruby/Rails 界隈でアイコンを見かける人」くらいの認知でして、アイコンも、今のものとは違いましたね。

その後も、いくつかの場所でご一緒することがあり、その言葉や行動に共感する箇所が多いと気付くようになります。

歳もひとつしか違わず、過ごしてきた年代が近いこともあってか、高専教育に対する捉え方・考え方は、なかなか近いものがありました。ぼくから見て「014tokyo」「Kosen Advent Calendar 2011」「038tokyo」の @ryopeko さんのメッセージは、一貫したものを帯びているように感じられました。そのメッセージの総まとめとして、今回の vol.2 の記事としてまとめられたらいいなぁと思い、編集に尽力しました。

旦那さまと過ごした時間

最初のバージョンの原稿を受け取って読んでみたときの率直な感想は「お行儀よくまとめようとしやがって… あなたの言いたいこと、これだけなの?」でした。@ryopeko さんがいい感じにこじらせている気持ちの部分が取り除かれていて、文章としてはきれいなのだけれど、読み応えがぜんぜんなくて。「これじゃあ @ryopeko さんの熱いパトスが世の中に届かないなあ、それはいやだなあ」と思い、一度、顔を合わせてのお打ち合わせを繰り出すことにしました。

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(お打ち合わせの様子)

お打ち合わせの場では、あらためて @ryopeko さんにインタビューしてみました。在学中のこと、プログラミングのこと、人生観のこと、プログラマとしての目線の先にあるもののこと… 本当に、色々と。これは女房役の特権ですね。紙面には納まり切らなかったたくさんのエピソードを堪能しました。担当できてよかったなあ。そうして、今回の記事のコアとなるコンセプト、真ん中に置くものを決めて、次のバージョンの原稿に向けて歩を進めることとしました。

これは、私事の余談ですが、このお打ち合わせの日、ぼくは自分の連載の原稿を落ち着けた直後で、昼間に、編集長からうれしいツイートをもらっていたのでした。「著者として、編集さんからこういう言葉をもらえると、モチベーションが上がるよなあ」なんてことを考えながら、著者の自分と編集の自分を切り替えたりしながら過ごした、楽しい日でした。

ここから先は、本当に地道な編集作業が続きます。文章全体の構成を見直したり、文章ひとつひとつの表現を刷新したり。ぼくは、とにかく @ryopeko さんのソウルを世に届けたかったので、少しでも読みやすく、想いの乗った文章になるようにと、ときには細部までツッコミを入れさせてもらいました。後に @ryopeko さんの仲のよい友人(某優良彼氏)から聞いたところによると「じゅーんの日本語に対する指摘が容赦なくてつらい」なんてもらしていたそうですね!鬼嫁!

まとめ

はい!というわけで、ぼくも編集をお手伝いした「EM高専カンファレンス vol.2」が発行になりました!ぼくの手元にも何部かあるので、興味のある方はお声かけくださいませ。実は、今では入手困難となった vol.1 もぼくは確保してあって、セットで提供することもできます。

EM高専カンファレンス2

楽しいフリーペーパーの第2弾が出版されたこと、とてもうれしく思います。著者のみなさん、編集部のみなさん、スポンサーのみなさん。そして、アテンションを注いでくださった読者のみなさん。みなさんのおかげで、形になりましたね。ぜひお手に取ってご覧くださいまし!

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