#june29jp

Adventarの開発をお手伝いさせてもらっています

2013-11-05

ここ数年でぼくの身近なところではすっかり定着した感じの、クリスマスシーズンを楽しむブログリレー形式のイベントである Advent Calendar のためのアプリ、その名も Adventar の開発をお手伝いさせてもらっています!そのお話を書きます。

Adventar

ぼくと Advent Calendar

探してみると、過去にはこんなエントリたちを書いていました。

そうそう、ぼくは Advent Calendar が好きです!

2009年の日本では Perl のコミュニティで Advent Calendar が盛り上がっていて、それの Ruby 版として Ruby Advent Calendar jp: 2009 : ATND が催されて、このときぼくは眺めているだけの存在だったように記憶しています。今になって参加者のメンツを見てみるとおもしろいですね。2010年に自分も「書く人」として参加できたのはうれしかったんですよ。はしゃいでいました。

ぼくと Adventar

2012年の10月には、ぼくは「Advent Calendar に特化した Web アプリをつくりたい!」と思っていました。当時は ATND なんかを使って催されることがほとんどでしたが、これって ATND の本来の使い方とは少しズレているし、使えないことはないとしてもベストではない、そう感じていたんです。「もっと、用途に合わせたいいものを作れる」と思いました。…なんだけれど、この時期には、それとは別にもうひとつやりたいことがあって、二択で悩んで、結局、別の方を選んだのでした。やらなかったことを書くのつらい。

そんなふうにぐだぐだしたまま迎えた2012年11月1日、@hokaccha さんという人が Adventar というアプリをつくってリリースしていました。ぼくは「あっ、これもうぼくが作る意味なくなったわー、完全にヤル気なくしたわー」と思って、その日は石コロを蹴飛ばしながら帰りました。

その数日後のツイートがこちらになります。

かくしてぼくは、自分がつくろうと思ったけれど自分の都合でつくらなかったアプリをつくった人ということで目の敵にしていた(していない) @hokaccha さんと会うことになるのでした…。

そんで、今日まで

会ってお話してみたらめっちょいい人だったので、ぼくはすぐに @hokaccha さんのことを好きになって、それから白塗りとか†††とかいろいろあって、どのタイミングだったか忘れましたけれど「ぼくもつくりたかったやつなんで、お手伝いさせてください!」つって、半ば強引に Adventar の開発メンバーに加えてもらいました。似たようなアプリをつくってパイを取り合うよりは、協力してひとつのいいものをつくった方が、ぼくにとってもうれしいことだろうと思ってのことです。

それからは、ソースコードにコメントしていったり、改善案を出したり、仕様を明確にしていったりして、細かいところでちょっこしだけ貢献させてもらいました。いちばんの貢献は、Rails にも Git にも抵抗のないウェブデザイナさまであるところの @ayumiko さんを引き込めたことかもしれません!

ここまで、自分の中のパッショーネ(イタリア語で情熱の意)に対してコミットが物足りない感じがあるので、運用フェーズに入ったこれから、少しでもコミットを増やしていきたいなぁと思います。

他のメンバーたちのエントリも、あわせてどうぞ!

まとめ

2012年につくろうと思っていたけどつくらないことにした、Advent Calendar に特化したアプリ、今では @hokaccha さんに乗っかる形で関わっているのでした。俺得!ときにはパッショーネ(イタリア語で情熱の意)を持って頼み込んでみるのもいいものですね。

ここ数年で日本に定着した Advent Calendar の文化が好きなので、広く、みんなで楽しんでいけたらいいなぁと思います。このエントリを読んでいるそこの君も!気になる Advent Calendar があったら、ぜひ参加してみてくださいね。

2013年の年末をもっと楽しくする Adventar を、どうぞよろしくお願いします!

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