毎日毎日ぼくらは鉄板のウェブサイトを巡回したり巡回しなかったりしつつ、大量の情報を仕入れては仕分けし、また仕入れては仕分けし、その度になにかを感じながら、時代という大きな流れの中を揺蕩うように生きているのだと思います。
きのう、一時帰国中の @hmsk くんとランチしていて、そのときに話したことがくだらないけれどおもしろくて、それは自分が学生や生徒だった頃のノリに近く、特になにか用事があるわけでもないのだけどつるんでいられるような、なんだか尊い時間に思えてしまったのです。もうすぐ海の向こうに戻っていっちゃうというから寂しかっただけかもしれないけれど。
ぼくらの話題と言えばウェブやテクノロジーと、その周辺のコミュニティのことが多くて、日頃からなにかを見ては感じていることを少しずつでもメモして残しておけば、こうやって雑に話すときにももっと盛り上がれたりするのかな?と思い、きのうのランチのときに話したことをあとから箇条書きにして書き出してみたところ、なるほど、これはブログのようなパブリック空間に放流したい内容ではなかったか。
それでもなにか、日々の中で感じていることは、恐らく1年後の自分には思い出せないようなこともたくさんあるので、もっともっと雑に、整理することよりも吐き出すことを重視して、カジュアルに書き残す習慣を身に付けておくといいのかもしれない。別になにかの役に立ったりしなくてもよくて、自分と、自分のごく身近な人たちとの間であとになってから笑えるような、老後の楽しみを蓄積するためにどんどん記録を残していきたい。
現に、奥さんと出会ってから今日までの記録は着実にたまりつつあって、N年前の今頃になにをしていたのかふりかえって確認するのはとても楽しいものだ。おじさんが若者に対してドヤ顔できる数少ないもののひとつが、生きてきた時間の分だけたくさんのくだらない思い出を持っているということだ。
これからも、歳を取ることを楽しんでいけるように、毎日毎日、しっかりとなにかを感じながら歩いていきたいね。急にポエみがすごい。