#june29jp

高専カンファレンスに期待すること

2008-12-05

開催がもう目の前に迫っているので,テンパって何か書こうと思う.日本時間で明日の午後には始まっちゃうよ!

この手のイベントに参加するということ

4月に上京してきて,早くも半年以上が過ぎた.北海道に置いてきてしまった大切なこともたくさんあるけれど,こっちにきてよかったなぁと思えるのは,たくさんのイベントに参加できること,そこでたくさんのステキ人に出会えることだ.ただし,何でもかんでも参加すればいいってもんじゃない,ってことも少しずつ分かってきた.

イベントを楽しめるかどうかは,そこに「自分が存在できるか」に大きく依存するとボクは思う.

イベントの規模がある程度以上になり,いわゆる「すごい人」たちが「すごい発表」を披露し,同じく「すごい人」たちが拍手を送り,議論を始めたりすると,見ている分には大変にためになるし面白いんだけど,距離感を感じてしまうのも確かだ.それをただ見るためだけにその場にいる意味ってのは小さいと思う.

誰かと一緒に行ったり,会場で知り合いにあったりして,言葉や意見を交わしながらイベントに参加できると,より一層楽しくなれる.そこに自分が存在するからだ.

発表する側になった人は「みんなも発表する側になろう」と口を揃えて言う.ボクも,学会等でわずかながら発表の経験があるけれど,同じことを思う.発表者として参加したイベントでは,発表を見た人から話しかけてもらえたり,意見を交換できたりして,有意義な時間を過ごせる.これもやはり,発表者として自分が存在できるからだよね.

みんながみんな高専生

そういったことを考えると,高専カンファレンスは素晴らしいイベントだ.みんながみんな,高専関係者として,その場に存在できるんだ.

何かしらのトピックのもとに開催されるイベントだと,参加者同士が何かのキッカケで会話を持ったとしても,話の中心は「あの発表,面白かったですねー」のような,トピックベースのものになりがち.その点,高専カンファレンスではきっと,「どこの高専の出身ですか」と,中心に人を置いて話ができるんじゃないかな.

「これが例えば『国立大学工学部カンファレンス』だったら、恐らくこれほどの参加者は集まらなかったのでは。マイノリティ故の結束が高専生のパワーだと思う。このパワーを盛り上げていきたいし、この会が盛り上がるきっかけになればと考えている。高専のいい面や悪い面は、いろいろとあるが、高専のことをぜひ知ってもらいたい」(大日向氏)

高専生のパワーの源とは? 第1回高専カンファレンス開催 − @IT

高専卒の記者さん,千葉さんの記事からの引用だ.そう,ボクらはマイノリティだ.悪い言い方をすればはみ出しものだ.逆に,思いっきり良い言い方をすれば,ボクらは特別だ.明日の高専カンファレンスでは,そんな特別なボクら,大いに盛り上がろうよ!

「イベントはあんまりだけど,高専の集まりなら自分も入っていけるんじゃないかな…」なんて期待を持って参加を申し込んだ人も,中にはいるんじゃないかなぁ.第1回に参加しようと思ったとき,ボクは確かに期待を抱いていたよ.

みんながみんな特別であれるような,その場に馴染めるような,妙な雰囲気の盛り上がりを期待しています!

自分を存在させる工夫

最後に,自分を存在させる工夫についてちょっとだけ書く.

名刺を用意する.つい先日もMOO.comのビジネスカードが届いた!で書いた通り,高専カンファレンス用にってことで,カードを用意した.ボクの場合は Web 上でのハンドルネームとプロフィールアイコンはほとんど統一しているので,なんとかしてこれを覚えてもらえれば,イベント終了後も継続的に楽しくお付き合いできることが多い.ハンドルネーム重要.アイコン重要.自己ブランディング.

数時間前に @termin と Twitter 上でやり取りしたときに,彼は「手作りでも名刺を作ろうかなー」的なことを言っていた.それは本気でやった方がいいと思う.手作りの名刺なんて渡されたら,強烈に記憶に残るよ.ぜひぜひ,と思っています.

ボクは当日は受付の立場を最大限に活用して,自分を存在させられるように,参加者の皆さんに挨拶したいよ.発表したいと名乗り出たのも,そうした方が楽しいって思っているからだよ.願わくば,このエントリをもって,「ああ,高専カンファレンスに言及していた人か」と,誰かの意識に潜り込んでやりたいよ.

楽しむことに関しては必死だよ!

当日はよろしくお願いします

あー 当日までに発表資料がちゃんとできあがるといいなぁ.発表,上手にやれるといいなぁ.

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