社内でキャリアキーノートに挑戦する機会をいただき、2018 年 4 月 20 日 (金) にやりました。気合いが入っていたので TAMIYA の試合着を身にまとっていました。
社内で @june29 のいい話が聞けるという福利厚生です pic.twitter.com/vpxaqO5WUg
— SHIBATA Hiroshi (@hsbt) April 20, 2018
キャリアキーノートについては、弊社おっくんによる素晴らしい説明キャリアキーノートとはなにかがあるのでぜひともこちらをご覧ください。ぼくも今回、まずはこの紹介記事と、先人たちのキャリアキーノート資料を繰り返し繰り返し読み直すところから準備を始めました。
ぼくがいただいた枠は 4 月入社の新入社員向けの研修コンテンツのうちのひとつ、という位置付けです。全部で 4 人分のキャリアキーノートが予定されており、ぼくはトップバッターでした。週明けから他の 3 人のキャリアキーノートも順番に観劇できるはずなので、自分の出番を終えたぼくは安らかな気持ちで他のみなさんの回を観に行こうと思っています。
いちおう Speaker Deck に置いて公開することにしましたが、キャリアキーノートの性質上、パブリックにできないコンテンツも少し含まれており、そこを加工した版を用意したところ謎のモザイクと黒塗りを帯びたいかがわしい資料が生み出されました…(?)
また、これは今回に限らずですが、ぼくは現場でのインタラクションに重きを置くので資料だけ見てもどんな話をしたのかよくわからないと思います。あしからず〜。
ふりかえり
無事に出番を終えたので、余韻が残っている間に今回の準備期間から出番終了までのふりかえりをやります。シンプルに KPT でいいか。
Keep
- 自分がとても大事にしている価値観と再会できた
- 前夜にしっかり練習したので、タイムキーピングはわりと上手くいった
- 2 月にイベントでしゃべったときはタイムキーピング大失敗だったので、その反省は活かせた
- 人生の直近 12 年分くらいは自分が書いた文章と自分が撮った写真のアーカイブがあるので、いろいろと思い出したり事実確認したりするのが捗る
- そろそろ自分とひとまわり歳が離れている世代が入社してくる (もう入社してきた?) ので、あらためて自分の世代が生きてきた世界のことを整理して話せる機会があるのはうれしい
- 弊社の最年少の世代だと、レンタルサーバを借りたことがなかったり、Web 2.0 という言葉を知らなかったりするので、ぼくの体験のコアにあるものは説明なしでは伝わらないのだ (だからこそこうしてちゃんと語ることに意義がある)
- 研修の対象者である新入社員たちだけじゃなく、社内のいろんな人が聞きにきてくれてありがたかった
- 盛り上がってほしいところで盛り上がってもらえたので、少なくとも空振りはしていなさそう
Problem
- 前日はぜんぜん眠れないし、当日は体調がよろしくない状態からスタートするし、全力で臨む以上は仕方ないのかなあ
- せっかく後輩たちとランチに行ったのに、出番がゴゴイチだったので気持ちが落ち着かず「ごめん、ちょっと早いけど先に戻ります!」となった
Try
- 切り口を変えれば、ぜんぜん別の形で自分の人生を語ることもできそうだな〜と準備の途中で思った
- また 2〜3 年後くらいにキャリアキーノートに挑戦する機会があると、今回からの差分を確認できていいかもしれない
- 自分はたくさんお話させてもらったので、今度は社内外のいろんな人間たちの個人史を聞きたいぞ!
- だおんをなんとかする
まとめ
キャリアキーノートの機会をいただき、しゃべってきました。とてもありがたい機会でした。このような取り組みを広めてくれたおっくんが社内にいるというのも福利厚生だなぁと思います。おっくん、ありがとう。おっくんの前でキャリアキーノートをやるのはなかなか緊張しました。
@june29 さんのキャリアノートを聴いてる。新卒8期生向けの研修として開催されてるけど、気づきの多い良い会だなぁ。仕組み一つで人の行動が変わった体験の話にグッときた。 pic.twitter.com/5oqVi9G2d7
— 阿部 雅幸 (@extrahot718) April 20, 2018
同年代の阿部さんにはナニカが伝わったようで、この日の夜にも話しかけてもらえて最高でした。おじさん相手にはそれなりにナニカを伝えられる手応えはあります。次の時代を担う若い後輩たちにも、なにかひとつでも伝わっていたらいいなあ。
決して低コストな取り組みではないと思いますが、個人的にとても好きな試みであり、弊社以外の多くの現場にも広がっていったらいいなぁと思います。興味を持った人がいたら、ぜひやってみてください!