#june29jp

「Hi-Ether Meetup - Block #0」に参加してきました

2018-02-04

2018年2月2日(金)に渋谷で開催された「Hi-Ether Meetup - Block #0」に参加してきました。昨年12月に書いた Web アプリケーション開発者のための Ethereum 入門 という記事でも触れた Hi-Ether という Ethereum に興味のあるエンジニアのコミュニティの、記念すべき初めてのオフラインイベントになります。

Hi-Ether について by @amachino さん

まずは Hi-Ether の立ち上げ人である @amachino さんから、コミュニティの紹介がありました。ぼくはもともとコンセプトに共感したから参加させてもらっていたわけですが、今回こうして @amachino さんの生トークとして「こういうコミュニティにしたい!」というのを聞けて、胸が熱くなりました。

現に、Hi-Ether に参加してから Ethereum についてあれこれ調べたり学んだり触ったりするのがますます楽しくなったんですよね。気軽に質問したり相談したり議論できる人たちがいるって、本当にありがたいです。コミュニティの「こうありたい」あるいは「こうはありたくない」をしっかり理解した上で、いい関わり方をしていきたいな〜と思いました。やっていくぞ!

DAICO を実装してみた by @syrohei さん

続いては DRI のファウンダである @syrohei さんのトークでした。

Explanation of DAICOs - Better ICOs - Ethereum Research

既存の ICO の問題点を克服し得る「DAICO」という概念の登場を受け、独自の解釈を加えつつ検証用にさっそく実装してみた!というお話でした。1月17日には DAICOの最初の実装を公開しました – DRI Blog という記事も公開されていたので、目にしていた人も多かったことでしょう。

Ethereum で「今」サービスを作る by @sot528 さん

3つめは、2017年9月に ICO を行い日本円にして約4億円を調達して大きな話題にもなった ALIS の CTO の @sot528 さんのトークです。冒頭で「アウトプットはあまり得意ではなくて…」と言っていたので「なにをおっしゃいますやら!」と思いながら聞いていました。

ぼくは個人的に ALIS を応援しているので、ALIS の開発の現場の「実際のところ」をたっぷり聞けてなんとも俺得な内容でした。

Ethereum に興味を持って学びはじめて、チュートリアルをこなしてサンプルの独自トークンをつくってみるまではいいものの、いざ一般利用者向けの ÐApp を開発してみよう!となると、途端に「あれ、こういうときはどうするんだ…?」「これ実用に耐えなくない…?」と壁にブチ当たることになるかと思います。ぼくはそうなりました。ぼくと同じような立場の人ならきっと「他のみなさんはどうしているんだろ…?」と疑問を持つはずで、その疑問に対するアンサーがふんだんに盛り込まれているトークでした。ありがたや!

スマートコントラクトの定時実行を調べてみた by @blueplanet さん

LT 枠のひとつめ!

スマートコントラクトの定時実行を調べてみた - Qiita

いわゆる cron 的な機構が備わっていない Ethereum 上のスマートコントラクトで「定時実行、どうすんの?」というお話でした。トーク中には具体的なユースケースには触れられていなかったと思いますが、実用的な ÐApp をつくろうと思ったら必要になる場面は出てきそうですね〜。

Dapp 開発をしてみる by @ngo275 さん

LT 枠のふたつめ!AnyPay の @NGO275 さんです。

(トークタイトルはイベントのタイムテーブルにあったものをコピーしてきました)

スマートコントラクトで「イベントの参加者管理アプリケーション」をつくってみたよ、というこれまた実践的なお話でした。「参加費をたくさん払うと優先的に参加できる」というギミックがおもしろかったです。抽選で外れてしまった人には自動で参加費が返金される、というのはまさにスマートコントラクトのいいところですね〜。飲食店のドタキャン問題が騒がれる昨今でもありますから、スマートコントラクで世の中をよくしたい!というテンションになれて最高でした。

ソースコードも ngo275/Meethereum: Meetup on Ethereum に公開されています。ミーサリアム!あとでゆっくり読むぞ〜。

トークン運用の三要素(発行・移転・消却) by Shu Kobuchi さん

LT 枠のみっつめ!

ブロックチェーン推進協会の会員企業である株式会社キューブシステムの Shu Kobuchi さんのお話でした。Vitalik さんとのツーショット写真、めちゃインパクトがありますね!やばい!

今回は3要素の中でも「消却 (Burn)」に焦点をあてた内容で、ぼくは Burn についてそこまで具体的に考えたことがなかったので、終始なるほどな〜と思いながら聞いていました。

個人的メモ

以下は読者向けではない、ぼく個人としてのメモです。

  • @amachino さんに「Hi-Ether をつくってくれてありがとうございます」って言えた!
  • ブロックチェーンアプリケーション開発の教科書の著者のひとりである篠原航さんに「書籍、買いました!読みます!」とご挨拶できた
  • いっしょに受付を担当させてもらったのがメタップスの人たちで「お金2.0」のことなど話せてとても楽しかった
  • @gabu さんとはおそらく初めてオフラインで会い、いろいろとお話できた
  • @mituoh くんと数年ぶりに再会していろいろと聞けてよかった
  • Meetup 後に8人くらいで延長戦的にお話して、お互いにあらためて自己紹介して、もともとどういう界隈にいた人が Ethereum 方面に流れてきているのかなんとなくわかってよかった
  • 最初は「第1回」というナンバリングでしたが、準備中に「Block #1 みたいにするとオシャレかも?」と提案したところ @amachino さんが「Meetup #0」としてくれました。ジェネシス!

まとめ

初の Meetup は、とても盛り上がって最高でしたね!イベント開催時点で Hi-Ether の参加者は195人ほどで、そのうち70〜80名が渋谷に集まっていました。想像していた以上に「Ethereum そのもの」「スマートコントラクタ開発」「ÐApp 開発」に興味を持っている人は関東に集中しているようです。みなさんそれぞれ、具体的に話したいことが多くて、懇親会では活発に質問・相談・雑談・議論しあっているように見えました。

@syrohei さんの DAICO のお話を聞いているときに、まるでこの場で法案について議論しているようだなぁ、とぼくはしみじみ思ったんですね。どういう ICO が健全か、そのためにはどういった規律があればよいか… そしてその状態を実現するために技術でどうアプローチするかを、真剣に話し合う空間がそこにはあり、不思議な興奮を覚えました。Bancor Protocol もそうですけれど、社会に存在する問題を技術的アプローチで解決するのって、めちゃくちゃかっこいいですね!

ぼくは「コミュニティは、価値観とともにある」と思います。ただ人間が集まるだけでは不十分で、共通の価値観によって形成されるのがコミュニティであると捉えています。今回、Hi-Ether には「Decentralized というコンセプトを信じる」という価値観があると感じました。これはもちろん Ethereum の思想からきているものです。ここで、2018年1月6日に孫泰蔵さんが Facebook に投稿していた内容がおもしろかったので、引用して紹介しますね。Vitalik さんが孫さんにした最初の質問が

「あなたは分散型アプリケーションが好きですか?『decentralized(非中央集権)』というコンセプトを信じていますか?」

だったとのことです。もしこのコンセプトを信じられないのだとしたら Ethereum のコミュニティに属する意味がそもそもなくなってしまうのでしょう。ぼく個人にとっても、今年2018年は「あらゆることを、非中央集権的な発想で捉え直してみる」というおもしろい1年になりそうです。

Hi-Ether のみなさんにはなにかとお世話になると思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

俺が、俺たちが DAO だ!

そして、Hi-Ether に興味を持ったよ〜という方は、ぜひ Ethereum 開発者向けコミュニティを作ったよ をご参照ください!

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書籍「未来型国家エストニアの挑戦」を読んだ

2018-01-17

2018年1月4日から読み始めて、1週間程度で読み終わりました。これはぼくにしては早いペースです。特に、第1章におもしろエピソードを盛ってあるのはずるくて、早々にハートキャッチされてしまうので勢いよく読めました。

読書記録を書こう書こうと思って書けずにいる間に、1月15日にはワールドビジネスサテライトでもエストニアが取り上げられたのですね。ソーシャルメディア上でエストニアがちょこちょこ言及されているのを見て、よし、エストニア本のことを書いちゃおうと思っていま書いています。

エストニア 「電子国家」で変わる生活:ワールドビジネスサテライト:テレビ東京

ハイライト

Kindle 端末で読みながら、なんと61ヶ所もハイライトしてしまいました。ぜんぶを引用していると大変なので、ここからさらに厳選してぼくに刺さった内容を紹介するとしましょう。

エストニア人と書面での契約をしようとすることは得策ではありません。なぜ契約相手がそのような非効率的で、安全性が低く、環境負荷を与える方法で契約するのか、エストニア人は理解できないからです。時にはあなたを疑いの目で見ることもあるでしょう。エストニアの人々は、電子署名と電子契約が、署名を安価にし、ビジネスのスピードを上げ、森の木を残すことを知っています。

ワールドビジネスサテライトの実況ツイートとして、下記のツイートがたくさん RT されていました。似たような話ですね。

国民ID番号については、日本では「マイナンバー制度を導入すると政府による国民の監視が強まる」と心配する人も多いが、エストニアではそのような心配をする人はほとんどいない。背景には、国民ID番号を利用することに長い歴史があることに加え、行政の情報公開が進んでいて、国民が知らない間に国民を監視する仕組みを作ることは困難と思われていることがある。

「情報システム」と「国民からの信頼」がセットで存在しているのだなあ。

情報公開が進んでいることで、政治家も不正行為ができない。エストニアではすべての企業献金が禁止されており、政治家は個人献金だけを受け取ることができる。当然、政治家の収入や党に対する個人の献金額も公開されているので、たとえば、選挙で多額の費用を使ったことが知られると、その金の出所をマスコミに追及されることになる。海外視察の時も、経費を何にいくら使ったか、本当に必要な支出なのかを説明しなければならない。

これだいぶ大事だと思う。たとえひとりひとりの「政治家さん」を信用できなかったとしても、不正をはたらくことのできない「政治システム」を信用できさえすれば、こんなに政治に不信感を抱いて過ごさずに済むと思うのでした。「実は、誰々さんがこんなことにお金を使っていました」「なにそれひどい」みたいなやりとり、これ以上は聞きたくありませんからね〜。

政府は作成した文書を基本的にWeb上で公開することが法律で決められている。まず、国民はネット上で政府がどのような文書を作成しているか知ることができ、ネット上でその文書の閲覧請求もできる。国民に公開されない機密文書もあるが、この場合は機密文書とした理由を政府が開示しなければならない。

いいじゃん。

選挙活動といっても、日本のように候補者名を連呼したり、街頭での演説を行ったりすることはない。

「大声で名前を連呼した方が勝つ」みたいな世界観にまったく共感できないので、こういうのはいいと思います。

セップさんも毎年3月にインターネットで税の申告を行っている。税額は行政が収入を把握しているのであらかじめ計算されており、税の申告サイト上に表示される申告書類に目を通して、記入漏れや間違いがなければ電子署名で確認をすれば完了する。書面で申告するよりも、インターネットで税の申告をしたほうが税の還付が早く、3日くらいで払いすぎた税金が戻ってくる。

いいじゃん…!

電子処方箋のおかげで、患者は慢性疾患の処方箋を得るためだけに医師を受診する必要がなくなった。患者は医師に連絡し、医師が必要な情報を入力するだけで薬局で薬を受け取ることができる。

あるいは、

エストニアではすでに医療情報の共有はできていて、電子医療記録、電子画像の保管とアクセス、オンライン予約、電子処方箋の各システムは実際に利用されている。そのため、たとえば市民の病歴などがすべて電子的に管理されているため、旅先で急に病気にかかって病院に行ったときでも、現地の医師はその患者の病歴を見て診断することができる。

は、ぼく自身はここ15年くらい病気や怪我でお医者さんのお世話になっていないのであまり実感はないものの、身近な人から病院で数時間も待たされて〜的なお話を聞かせてもらうと気分が重くなるので、そういう人たちにとってはめっちゃうらやましいことなのだろうと想像します。

エストニアの電子政府サービスの開発の特徴は、一度作ったあとは作りっぱなしではなく、利用者の声を反映させ、改良を重ねていくところにある。

おっ、どこかで聞いたような開発プロセスの話だ!

文書交換センター(DEC:Document Exchange Centre)は、国家ポータルの文書(eForms、DigiDoc)を処理するための文書管理システムおよびアプリケーションの共通の中央コンポーネント(情報システム)である。このシステムの目的は、分散された場所にある文書管理システムをX-Roadを通してリンクし、文書の短期的および長期的保管と処理を確実に行うことである。DECの機能性は文書形式には依存せず、文書の種類を制限することもない。DECは以下のオンライン・サービスを提供する。

大事な文書の保存は大事ですよねぇ。いい歳した大人が「言った」「言っていない」で言い争う時間はゴミのようなものだと思っているので、記録は大事。「1年経ったら削除する」とか言っている場合ではない。

エストニアでは、正当な理由がある場合に法律を素早く変更することができる。

いいじゃん…!なんなら「正当な理由があるのに素早く変更できない」ってなんなのだろう、という気持ちまであります。

それを実現するための重要な要素の一つは、データベース内のデータの共同使用や再利用である。電子政府の開発の初期の頃から、エストニアは「市民(利用者)からの情報を聞くのは一度だけ」という原則を持っていた。すなわち、政府サービスを利用する際、利用者が同じ情報を同じ形で何度も入力する必要がないようにしている。政府がすでにデータベース内に情報を持っているなら、同じ人が他の行政サービスを使用する場合、その情報の使用を拒否することがあってはならない。

どこぞのユーエックスデザイナーじゃなくて「国」がこれを言っているの、控えめに言って最高。こういうシステムに触れて育った人は、自身がシステムを設計するときにも自然とそういう発想をするのだろう。「同じことを2回も入力させるの、異常じゃない?」と。

もちろん、エストニアのスタートアップ企業にとって、人口わずか130万人のエストニアという国はターゲットとする市場としては小さすぎる。しかし、その小回りが利く国のサイズと、教育レベルが高く技術に精通した人々が住んでいることは、エストニアを新しい技術のためのテスト市場として機能させることに成功している。

国そのものが経済特区っぽいよなあ。

エストニアは、会社を設立する速度でいえばギネスレコードに載るレベルの速さを実現しているといえるでしょう。eIDカードかeレジデンシーカードの所持者が標準的な企業を設立するためにかかる時間は、最速で9分25秒だと聞いています。

最速10分で起業!

本章では、エストニアの事例を見ながら、日本として参考にすべき点を以下の項目について述べる。 1.明確なICT推進の基本方針の策定 2.国民の理解の獲得 3.共通基盤の構築 4.明確な技術支援体制 5.普及戦略

これは「日本」を「あなたが属する組織」に読み替えても有益になりそう、と思いながら読みました。

まず、実際に市民が利用してメリットのあるサービスを検討し、その優先順位を上げる必要がある。  一例として、かつて外務省所管の「パスポート電子申請システム」を紹介する。これは導入3年で133件しか使われず、2005年に廃止された。

えっ、日本でそんなことがあったのですね、知りませんでした。ぼくがソフトウェアについていっぱい考えるようになる前の出来事ですね。

2つ目は、その開発費用の妥当性だ。20億円以上のシステム構築費用を旅券発行数で割ると、1件当たり約1600万円になることが大きく問題となったが、なぜこのような膨大な費用がかかってしまったのかの説明は十分行われることがなかった。

ほえー、ぜんぜん知りませんでした。気になって調べてみたら2006年の記事でこんなものが見つかりました。なるほど。

電子行政:オピニオン/インタビュー - 今、あえて提言する「パスポート電子申請は“廃止”すべきではなかった」:ITpro

雑感

全体を通しての感想は「おお、ふつうだ」となりました。

ここでいう「ふつう」というのは、多くの国がそうしているとか、平均的であるとか、そういうことではなくて。「自然な状態だ」というニュアンスです。やりたいことがあったときに、それを苦労なくストレスなくふつうにできちゃう、という意味での「ふつう」です。

コアになっているのは「国民ID」でしょうね。しっかりと設計されて、実装されて、運用されている。だから強力である。まっとうに設計・実装・運用したらこうなるよな、という姿が第1章でたっぷりと描かれていました。ちょっとだけ気になる〜という人は第1章だけつまみ食いするとよいと思います。

そういう意味では、日本では「マイナンバー」が機能するようになれば、状況が大きく前進するのではないかと思います。もちろん国には「こんなふうに、最高の日々が訪れるんだ!」というビジョンをしっかりと示してくれることを期待しますが、一方で私たち国民も協力的な態度で建設的なふるまいで向き合っていかないと、国として着実に歩を進めるのは難しかろうとも思います。クソほど文句を言って足を止めさせるのは簡単ですけどね〜。

まとめ

書籍「未来型国家エストニアの挑戦」を楽しく読んだので、その読書メモを書きました。

この書籍は約2年前の発売なのですが、ぼくはこれを2018年に読めてよかったなぁと思いました。興味を持ったきっかけは「ブロックチェーン」や「スマートコントラクト」といった技術です。こういった技術について、この星の中で先行して大きな事例を生みそうな活動主体として、エストニアに注目するようになりました。もしこの書籍を2016年に読んでいたら、きっとぼくは無邪気に「これからの時代、国っていうのはこういう姿になっていくのだろう、楽しみだ〜!」と未来の国家像を想像して胸を踊らせていたのではないかと思います。しかし、2018年のぼくの感覚はまた違ったものでした。

今年はきっと「Decentralization」について何度も考えさせられることになるだろうと予感しています。これまでの約35年間を生きてきたぼくに染み付いている「国」や「企業」といったものたちの在り方が、大きく変わっていくのだろうという漠然とした予感です。この書籍を通じて視たエストニアというひとつの国の形は、今のぼくにとっては「やがてたどりつきたい目的地」としてではなく、これからぼくらが向かう方角を指し示す「羅針盤」として映りました。

まだエストニアについてよく知らないという人や、今後10年の国家や社会の様相を考えていきたいという人には、ぜひおすすめしたい1冊です。

未来型国家エストニアの挑戦  電子政府がひらく世界 (NextPublishing)

未来型国家エストニアの挑戦  電子政府がひらく世界 (NextPublishing)

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学習用のリポジトリを用意して、毎日の学びを記録する

2018-01-06

どうも、2018年です。年始に「今年はどんなふうにやっていこうかなあ」と考えていて、取り組みのひとつとして「学習用リポジトリ」を用意してそこに毎日の学びを記録していくことにしました。

june29/japonica: @june29 の学習帳

細かい運用ルールはやっていきながら見つけていくとして。今のところは

  • 週ごとに Issue をひとつ立てて学んだことはなんでも雑に記録する
  • 学習用にコードを書いたら Pull Request を立てて記録する

って感じでゆるゆるとやっていこうと思います。さっそく 2018-01-01 〜 2018-01-07 の学び という Issue でわちゃわちゃやっています。

やっていると、毎日それなりに学びを得ているなぁと気付けてうれしくなります。はっきりと理由はわかりませんが、ぼくは「日報」的なものが日々に定着しないままここまできたので、その日にやったことよりも、その日に学んだことを中心に記録してみたらどうだろうか〜というトライアルでもあります。

今のところ毎日楽しくやれているので、引き続きやっていきます。

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後輩にどうなってほしいか、という視点

2018-01-02

下記のツイートの補足的な文章です。身近な何人かとこのトピックでお話をしたのでメモも兼ねて。

よく言われる「上司がいつまでもオフィスに残っていると、部下も帰りにくくて帰らなくなる」とかそういうお話。もし部下を早くに退勤させたいなら、自分が率先して早く帰るのがいい。

自分ひとりのことだと思うと自分がよくないと思う行動を取っても「-1」という感じですが、仮に後輩が4人いて行動が伝搬したら「-5」になっちゃいます。ついつい「自分ひとり分の-1」の大きさって小さく見積もりがちなので、後輩の力を借りて、後輩の存在もセットで考えて自分の行動を望ましい方向に変えていけるといいですね。

過去に書いた無理してがんばっている人投票思考なんかも似たような話題です。

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書籍「お金2.0」を読んだ

2018-01-02

はじめに

2017年12月22日に購入して、28日に読み終わりました。読書の遅い自分が通勤中や社員旅行の移動中の時間だけを使って1週間くらいで読めたので、読みやすい本なのだと思います。すいすい読んじゃいました。

「お金2.0」というタイトルからは、どうしても「Web 2.0」のことを思い起こされてしまいますね。ウェブ進化論を読んだときはテンションが上がったなあ。あと、これ系のタイトルの書籍だと「Me2.0」「モチベーション3.0」も過去に読んで感想を書きましたね。久しぶりに読んでみると、当時の自分もいろいろ考えていたのだな〜と気付けてすごい。読書記録など、気持ちを記録をしておくのは大事ですね。

読書メモ

お金のことに限らず、広く「社会の在り方」について語られている本だなぁというのが全体を通しての感想です。現在、お金というものがそれだけ社会と密につながっていることの表れでしょうか。

数日前に Web アプリケーション開発者のための Ethereum 入門 という記事を書いたばかりで、ぼく自身も要素技術としてのブロックチェーンやその上で動くアプリケーションの実装である各種の暗号通貨には、強い興味を持っています。それらそのものにも興味がありますし、それらが普及したあとの世界がどんな姿をしているのかぜひとも見届けたいと思っています。テクノロジが世界を大きく変えていこうとするまさにその時代を生きて目撃できること、ラッキーだな〜と思っちゃいますね。

ウェブ進化論を読んだときは、ちょっと「(自分が)背伸びしているな」という感覚が拭えなかった(それでもおもしろかったんだからすごい)のですが、お金2.0は「うんうん」「そうそう」「わかる」と思いながら読めました。…とか言いながら、著者の佐藤航陽さんはぼくより若いんだからこれでぼくが「まったくわからん」とか言っていたらヤバいよな〜と真顔になりました。

より「自然」な社会へ

第1章の『「自然」は経済の大先輩』という節の中に、以下の文が出てきます。

「自然が経済に似ている」のではなく、「経済が自然に似ていたからこそ、資本主義がここまで広く普及した」のだということです。歴史から考えても主従が真逆なのです。

この考えには共感で、人間としてのぼくたちはより自然な社会を目指す道の途中にいるのだと捉えています。なにが自然かっていうのはなかなか難しいとしても、ふつうに暮らしていて「これはなにか不自然だな…」と感じるシーンはあちらこちらにあって。そういうのが少ない状態を、より自然な社会だとして。

具体的には「ウェブメディア運営において、ページビューを増やすためだけにひとつの記事を複数ページにわける」って、やっぱり不自然だと感じるんですよ。これは KPI 設定の歪みによってもたらされる不自然さですね。さかのぼって考えると「ウェブメディアの広告による収益化」もぼくにとっては不自然に思える、ということになります。もっと自然な状態は他にあって、いつかの未来に人類はそこに到達するだろうと予想しています。他の、不自然だと感じるものの例は「満員電車」などです。

「Web 2.0」に興奮した頃にぼくは「もっと自然な社会に近づける」と思ってうれしかったのでした。「お金2.0」にて語られている「資本主義から価値主義へ」という物語についても、ぼくは同じことを感じてわくわくしています。

経済にも訪れるグローバリズムとローカリズム

ウェブの普及によって、情報のグローバル化とローカル化が同時に進行しました。ウェブ以前に支配的であった「地理的制約」から解放されたぼくたちは、インターネットによって接続されている地球中の誰とでもコミュニケーションを取れるようになった一方で、共通の話題を持った特定少数の人たちとのコミュニケーションに収束もしていったのです。

この流れが必然的に「お金」「経済」にもやってくるのだと理解しています。実際にどんなことが起こるのかを想像するに際して、本書の第2章の「トークン化する社会」にあった分類

  1. 通貨型トークン
  2. 配当型トークン
  3. 会員権型トークン

という3種類はとてもわかりやすいと思います。ぼくも「スマートコントラクトでアプリケーションをつくるとして、どんなものをつくったら楽しいかなあ」と妄想しながら過ごしていて、いくつかアイディアは浮かぶもののあまり整理できていなかったので、この分類には助けられました。

今後、ありとあらゆるトークンが交換可能な形で存在しながら、それぞれの領域に特化した通貨のようなものが増えてくるのではないでしょうか。実店舗でお買い物するときにレジの前で「ええと、たしかポイントカードがあったはず…」などと言って時間を浪費する現状は不自然なので、もっと自然なものに置き換えが進んでいくことでしょう。

おわりに

2017年の日本では Bitcoin などの派手な対象を中心に FinTech 関連の話題が多く聞こえてきました。それらの話題にキャッチアップしたい人にはばっちりおすすめできる1冊です。基本トピック・重要トピックが一通り網羅されているので導入にはちょうどいいと思います。

今まさに進行している変化を加速させる側に立ちたい人にとっても、どんな立ち位置があり得るのかを教えてもらえる内容がもりだくさんです。よく整理されていて、幅広い層に「これを読むといいよ」と手渡せる書籍でした。読めてよかったです。

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自分の頭で考える機会を奪われるということ

2017-12-25

「考える機会を奪うのは、よくないことだ」という考えは、特にマネジメント論を読み漁っているとよく出会うでしょうか。続いて「そうすると部下が育たなくなる」といった文が添えられているのを何度か見たことがあります。

ただこれは、立場が相対的に上の人から相対的に下の人に対してだけではなく、逆のパターンもおおいにありえるのだと最近は思うようになってきました。

たとえばあなたがとある族に属していて、メンバー全員で族長をヨイショしまくったとしましょう。そんでもって族長もまんざらじゃない受け止め方をして、いい気分になって、自分をヨイショしてくれる民ばかりでまわりを固めるようになりました。そうしてだんだんと族長はまともに考える力を失い、族をよくない未来へと導いてしまったのでした…。

ウオォオォオォオォーッ

どんな立場の人であっても、考える機会を奪われ続けたら、考える能力を失って、ダメになってしまう可能性を有していることでしょう。「自分の頭で考える」を「自分の足で歩く」に置換して考えてみると、もっとわかりやすいですね。足の筋肉が衰えたら歩けなくなりますから。

また、ダメになっていく速度は、コミュニティがクローズドであればあるほど速いように思います。外界とつながっていればそこで考える機会が生じるからだ、と考えればすんなり納得できます。

これはぼくの偏見もあるでしょうが、不必要に「先生」と呼ぶのも、やんわりと考える機会を奪う行為のように思えます。なんでしょうね、二者の関係をわかりやすく「上と下」に規定するからでしょうか。もっとフラットにフィードバックしあえばよさそうなところに「先生」という呼称が当てられるだけで、呼ばれる側の方が一方的に正しいかのような錯覚を引き起こして、まともに考える機会を少しずつ減らす印象があります。そう捉えるようになってから、漫画家さんを「先生」と呼ぶことをやめました。めちゃくちゃ尊敬していても「荒木飛呂彦さん」と呼んでいます。

「考える力のない、小さな子ども」と「考える力のない、剛腕な大人」であれば後者の方が迷惑なのは明らかです。剛腕の代わりに権力を与えてみても同じでしょう。世の中にそういう状態の人が増えれば増えるだけ面倒事が増えるでしょうから、ひとりひとりが自分の頭で考えていく姿勢を維持するのは大事だと思います。機会を奪われるのも奪うのも悲惨なことです。

あなたは、誰かに考える機会を奪われていませんか?奪われているようなら、取り戻しましょう。

あなたは、誰かの考える機会を奪ってしまっていませんか?もしそうなら、きちんと返しましょう。

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Web アプリケーション開発者のための Ethereum 入門

2017-12-22

はじめに

この記事は Ethereum Advent Calendar 2017 の参加記事です。12月22日(金)の担当です。

ぼくは大学生だった2006年頃に「Web 2.0」の熱気にモロにあてられ、以降約10年間ほど広大な Web の世界を旅することを趣味としながら、Web アプリケーション開発をメインのお仕事として生計を立てて今日まで暮らしました。そんな自分が2017年に新しく興味を持つことになった Ethereum について、Web アプリケーション開発者向けの文章を書いてみようと思います。

書くにあたってのモチベーションは、こんな感じでしょうか。

  • ここまでに自分が学んだことを、この機会に整理しておきたい
  • 自分のまわりにたくさんいる Web 方面の人々と Ethereum のおもしろさを共有したい

それでなくとも、これを読んでいるみなさんは今年「FinTech」という言葉をたくさん見聞きしてきたことでしょう。ぼくがこんな記事を書かなくとも、この手の情報はとめどなく流れ込んでくる最近です。その中でぼくは、テクノロジ的な面にフォーカスして書くことで Web 方面のエンジニア向けの記事とします。ちょうど今日、日本時間の12月22日には 1 BTC の価格が 50 万円ほど下がったりもしていますが、Bitcoin で大儲けしたい!とか FinTech ビジネスで財を成したい!という人にとってはつまらない内容になるでしょう。

さて、少しだけ話を戻して。なぜ大学生だった当時のぼくが Web 2.0 と呼ばれた潮流に惹かれたかというと、テクノロジによって人々のコミュニケーションのありさまや考え方を Hack できるようになると感じたからです。ブログ、SNS、Twitter などなどの登場によって、ぼくらの日々が API 化していったからですね。事実、この10年の間にぼくらの日々は Hack され続け、2017年の日本では「インスタ映え」が流行語になりました。「写真を撮る」という行為がテクノロジによって Hack されたのです。写真を通したコミュニケーションのあり方がものすごい勢いで変わってきました。

そして、似たような名前を持つ書籍「お金2.0」を読んでいる今年のぼくは、同様に「これから、人間とお金の関係が Hack されていくのだ」と感じるから興奮しているのです。10年後、人々のお金に対する認識や考え方は今とは違ったものになっているでしょう。それも、テクノロジがもたらす変化によって。

記事のつくり

なるべく「この記事を上から下まで読めば、Ethereum の概要を理解できる」状態を目指します。

すべての枠が生まり今日まで続いてきた Ethereum Advent Calendar 2017 の記事たちが有益なものばかりなので、ひとつひとつの項目の詳細は積極的にそれらの記事に委ねてリンクしていきます。

Ethereum とは?

前置きが長くなりましたが、ここからは Ethereum について述べます。現時点での公式サイトには、以下の説明文が置いてあります。

Ethereum is a decentralized platform that runs smart contracts: applications that run exactly as programmed without any possibility of downtime, censorship, fraud or third party interference.

  • Ethereum はスマートコントラクトを動作させるための分散プラットフォームです。
  • そこで動くアプリケーションにはダウンタイムも、検閲も、イカサマも、第3者による干渉もなく、プログラムされた通りに動作します。

スマートコントラクトとは?

Ethereum の説明の中に耳慣れない言葉が出てきました。スマートコントラクトとはなんでしょうか。雑に邦訳すると「賢い契約」「ちゃんとした契約」になります。

Smart contract - Wikipedia によれば、この概念に「スマートコントラクト (Smart Contract)」という名前がついたのは1996年のことだそうです。最近生まれた概念じゃないんですね!当時は実装例として「自動販売機」が挙げられていたそうです。なるほど、言われてみればたしかに「人間を介さずカネとモノを交換できる契約」を体現しているわけです。ぼくも気付かぬうちにスマートコントラクトのお世話になっていました。

ブロックチェーンの登場によってあらためて騒がれるようになった現代のスマートコントラクトは、デジタル版・ソフトウェア版・インターネット版といったところでしょうか。

スマートとは言うものの

ぼくはしばらく、スマートコントラクトという言葉から受ける印象を素直に受け取って「スマートな契約」というニュアンスで捉えていました。しかし数ヶ月間に渡ってスマートコントラクトのことを考えたりそれで遊んだりしているうちに、実態はもっと「堅い」というか、ハードな契約という印象を抱くようになってきました。きっかけのひとつとなったのが ALISのICOについての技術的FAQ に書かれている以下の一文です。

WEBの開発というよりは組み込み系等の方が感覚的に近い。

ぼくは組み込み系の開発に携わったことがないのでわかったようなことは言えませんが、一方で Web アプリケーションの「問題があったら、変更してデプロイすればいい」という感覚はすっかり染み付いているので、それが通用しないのだ、という意味だと理解しました。

自動販売機でのお買い物では「あ、やっぱコレじゃないのにしたい」と思っても返品はできませんよね。どうしても返品したかったら人間を呼んでくることになるでしょう。そう考えると、スマートコントラクトというのは「契約の強制執行装置」なのではないか、と思えるわけです。約束を破ったり数値をちょろまかしたりはできないけれど、同時に、融通の利かないものでもあると。

この性質はしっかりと押さえておくべきだと思います。都度都度で柔軟に扱う必要のない手続きや、事前にすべてのロジックを決めておける対象でなければ、運用中に困ってしまうかもしれませんね。

Solidity ではじめてみよう

なんとなく雰囲気を掴めた(?)ところで、文章を読まされるのも飽きてきたでしょうから実装寄りの話をしていきましょう。

Ethereum のブロックチェーン上で動作するスマートコントラクトを実装する現時点での有力な選択肢として Solidity というプログラミング言語があります。まずはこれに触れてみるのがおすすめです。なんとも便利なことに、Ethereum Advent Calendar 2017 には Solidity のチュートリアルとして使える記事がたくさんありますね〜。

ちなみに Ethereum 方面のツール群は Golang、Python、JavaScript で書かれているものが多く、これらの言語が得意な人にとっては手を出しやすいでしょう。

Solidity の雰囲気

GitHub のシンタックスハイライトが Solidity に対応しておらず、すっぴんの状態で載せてもわかりにくいので BasicToken.sol を手元のエディタに放り込んで着色したときのスクリーンショットを載せます。

ぼくがこれまで触れてきた言語の中でいうと、コード面は Java に似ている感じですね。言語仕様もそこまで大きくなく、なにかしら ALGOL 系の言語をひとつでも触ってきた人なら基本的なデータ型や文法などはスッと習得できると思います。

先に紹介したチュートリアル的な記事たちに従ってひとつでもオリジナルのトークンをつくってみると、見える景色が一気に広がるはずです。

おわりに

つい最近も Apple が App Store Review Guidelines に「アプリ内でガチャを提供するときは確率をぜったいに表示しておけよ」という項目を追記したことが話題になっていました。また、クローズドな環境においてよくないことをしたのがバレて炎上する事案をいくつも見かけた今年でした。社会の情報化がますます加速し、ありとあらゆるものが記録されてログに残るようになると、人々は必然的に「高い透明性」を求めるようになるのだと思います。

そこにスマートコントラクトがうまくハマれば、公的な立場の人が約束を守らないとか、よくわからないことにお金を使ってしまうとか、言った言っていないで揉めちゃうとか、そういうことを減らしていけるのかな〜と妄想しています。「動作するドキュメント」に倣って「動作する約束」とでも呼びましょうか。よくないことをして炎上したい人なんていないでしょうから、よくないことをせずに済む仕組みが整備されていくといいなあ。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。もし少しでも「おもしろそう!」と思えた人がいたのなら、いっしょにわいわいやりましょう!12月1日の記事である Ethereum 開発者向けコミュニティを作ったよ にて紹介されている「Hi-Ether」の Slack にぼくもいますので、お話相手しにきてくださいまし〜。

冒頭にも書いた通り、ここ数年ぼくは Web 界隈でワイワイやってきて、おかげで業界の知り合いも増えたのですが、Ethereum 方面のコミュニティをのぞいてみると、金融系の界隈からやってきた人たちもいるので自分にとっては顔ぶれが新鮮でおもしろいです。

たまたま流れてきたメルカリの求人を見ていたら「ソフトウェアエンジニア(Blockchain)」と書いてあって、人材市場的にもこのあたりは熱くなってきそうですね。数年後には「フルスタックエンジニア」と言われるときのスタックがもう2〜3層ほど厚くなっていそうで、ソフトウェアエンジニアってのはつくづく退屈しない職種だなぁと思います。

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2017年に読んだ漫画たち

2017-12-19

はじめに

このエントリは 2017 Advent Calendar 2017 の参加エントリです。ぼくは12月19日(火)を担当します。このアドベントカレンダーは本当によくわからなくて、去年も一昨年も @taizooo さんの謎のモチベーションに依存した形で運用されてきました。とはいえ、ぼくの他に同僚が4人も参加しているアドベントカレンダーでもあるので、あんまり謎だとか意味不明だとか言うのも違うか、というか、その一員になるべくよろこんで参加している自分を否定するのも妙なので前向きにやっていきましょう。

そもそも、ぼくは12月1日の2017年を探す - copy and destroyを読んですでに大満足してしまっているので、アドベントカレンダーの残り24日は余生みたいなものです。

さて、それでは今年ぼくが読んだ漫画を紹介するエントリです、いってみましょう。ちなみに2年前には自分的「この漫画が好き」2015年版を書きました。

Kindle Fire HD 8

まずは端末。同僚に自慢されて「なにそれぼくも欲しいじゃん」となって11月24日に買いました。Kindle Paperwhite と比べると重量はあるけれど、サクサクと動いてカラーの雑誌なんかも読みやすくて重宝しています。プライム会員の4,000円引きが適用されたので8,000円くらいで買えました。お得。

Fire HD 8 タブレット (Newモデル) 16GB、ブラック

Fire HD 8 タブレット (Newモデル) 16GB、ブラック

ACMA:GAME

連載中、途中までは最新話を追えていたのだけれど、週刊少年マガジンの購読をやめてから結末を知らずにいたので、今年のどこかで最終巻まで買って読みました。わりときれいな頭脳戦が描かれていて好みです。ルールが破綻しているデスゲーム系に疲れたら、こういうきれいめな漫画を読みたくなりますね。

BIRDMEN

相変わらずのスローペース連載ですが、ストーリーがおもしろいので正座して新刊を待ちますよ。物語もだいぶ壮大になってきましたねぇ。結界師のときのように、しっかりと盛り上がってしっかりと着地してほしいな。来年も新刊が出るたびに読みます。

BORUTO

正直なところ「NARUTO」の惰性で読んでいる…。あとで出てくる「ドラゴンボール超」もそうなんだけど、オリジナル作品をリスペクトするのはよいとしても過剰に気を遣ってしまうとエンターテイメントとしては死んでしまう気がするなあ。

Dr.STONE

科学要素が盛り込まれた王道少年漫画といったところでしょうか。ぼくにとってはあまり読んだことのないタイプの作品なので、楽しく読んでいます。まだまだ序盤かもしれないけれど、終盤を迎えるころに物語がどこに向かっていくのか、興味津々です。

DRAGON SEEKERS

この文章を書いている途中で6巻が出ていることに気がついてしまった…!しばらく読まないうちに内容を忘れつつあるな、6巻を読む前にちょいと5巻を読み直して助走をつけましょうか。フルアヘッド!ココが好きなら楽しめる作品だと思います。

ORIGIN

後述する「Wallman」といっしょに読んだ Boichi さんの作品。主人公が不器用でかわいい。

ROUTE END

特殊清掃業を職業とする主人公たちと、そのまわりで起こる連続猟奇殺人事件。最初はミュージアム系かな、と思って読んでいたのだけどそういう感じでもなさそう。まだ3巻までしか出ていなくて、結末がどうなるのか楽しみにしているところです。

ULTRAMAN

実は7巻まで読んだところで一度ストップしていたのですが、最近になって8〜11巻を購入して戻ってきました。なんで読むのを止めちゃったんだっけなあ… たまたま忙しくて漫画から遠ざかっていたのかしら。あらためて1巻から読み直してみたら、ちゃんとおもしろいじゃん。

VECTOR BALL

まさか打ち切りになるとはねぇ、本当にびっくり。武士沢レシーブのときの衝撃が蘇えるような…。世界観とか、キャラたちの能力設定とか、ぼくは好きだったんですけどね、マガジンの読者たちには響かなかったのだろうか…。雷句誠さんの次回作も楽しみにしています。

Wallman

先述の「ORIGIN」と同じ Boichi さんの作品です。さらっと読み終わっちゃった。

アイアムアヒーロー

第1話の衝撃的なおもしろさからすると、ちょっと尻すぼみに感じちゃいましたねぇ。実写映画も欲張って第2弾をつくるよりあそこで終わっておいた方がよい気がします。スピンオフとなる NAGASKI 編も IBARAKI 編も読みました。OSAKA 編は2016年に読んだやつだけどついでに貼っちゃいます。

アイアムアヒーロー in NAGASAKI (ビッグコミックススペシャル)

アイアムアヒーロー in NAGASAKI (ビッグコミックススペシャル)

アトム ザ・ビギニング

なぜか1巻を買ってから読み終わるまでに期間が空いちゃったんだよなあ。どうにも気分が乗らなくて読まずにいたのだけれど、1巻を読んだら2巻以降は一気に読んでしまった。おもしろい。ちょうど AI の時代ですしね、こういうテーマの作品は楽しいです。

アルスラーン戦記

戦国モノ。ぼくにとってはこの漫画がアルスラーン戦記なので、まっさらな気持ちで楽しく読んでいます。

イサック

まだ1巻しか読んでいないのでなんともだけれど。2巻が出たら買って読みます、と期待している作品です。と思ったら2巻は11月に出ていた… さっき購入しておいてので読みます。2巻まで読まないと真価に気付けない漫画もありますからね。

いぬやしき

これも「アイアムアヒーロー」と同じで尻すぼみ感を得てしまった。序盤がおもしろいだけに、ありきたりっぽい結末で残念。

イムリ

22巻で結末を迎えるかと思ったけれど、終わらなかった〜!次の23巻で終わりかなあ。それっぽい予告は書いてありました。俺、この漫画が完結したら、もっかい冒頭から一気読みするんだ…!合う合わないはあるだろうけれど、ぼくとしては大好きな作品です。

オキテネムル

あ、あれ…7巻まで読んだはずなのにあんまり覚えていない…。バイオハザード系かな。未確認の生命体が登場して人類がやばい、とかそういうやつだったはずです。

ギフト±

臓器移植を中心に物語が展開していく裏社会モノ。なかなか好きで、最近知ったのですが一気に9巻まで読みました。

ギャングース

独特の雰囲気が好きで楽しく読んでしまいました。完結してしまって少し寂しいです。鈴木大介さんの書籍や記事なんかに目を通してから読むと、ハチャメチャに思える展開にもリアリティが感じられるようになり、カズキたちに感情移入して読めちゃうのでした。

ケンガンアシュラ

トーナメントをやっていたころのバキを思い出しながら読んでいます。トーナメント系はキャラがたくさん出てくるから覚えるのが大変よ。

[まとめ買い] ケンガンアシュラ

[まとめ買い] ケンガンアシュラ

ゴールデンカムイ

去年と比べるとやや失速したようにも見えるけれど、それでもなおおもしろい。変態図鑑としても楽しめる冒険譚、とってもいいですね。この文章を書いている間に Kindle に12巻が降ってきました。あとで読みます。うずうず。

ゴールデンゴールド

タイトルは知っていたもののなかなか手が伸びずにいた作品。エイヤッと思い切って読んでみたらめちゃおもしろかったです。どこにカテゴライズしたらいいかよくわからない物語なので、興味があったらとにかく1巻を読んでみてくれ。それで判断したらよい。

ザ・ファブル

ちょっととぼけた感じの、伝説の殺し屋が主人公。主人公もいいけど、妹(仮)のキャラも最高だなあ。ストーリーがだんだんと加速していく感じもいいですね。新刊が楽しみ。

さよならフットボール

四月は君の嘘の絵柄が好きで、かつ、サッカーが好きならもう読んじゃいなよ〜という感じでしょうか。「さよなら私のクラマー」に続く。

さよなら私のクラマー

「さよならフットボール」がよくできた短編なので、あれで終わっておいてもよかったとぼくは思う。これはこれでおもしろいんだけどね〜。

作中では、選手がシザーズを使うたびにみんなで「シザーズ!」って驚いている気がします。作者がシザーズ好きなのでしょうか。

ジャガーン

作中に「サイバービージェント」という架空の企業が登場し、ここの社長がイキっていて最悪なので、そのシーンだけでもぜひお目通しください。

物語としては寄生獣みたいな感じでしょうか。主人公の体に変化があって、それで悪いやつと戦います。

ジンメン

動物の顔が人面になったやつが襲ってきて大変なことになるパニック系です。

スピリットサークル

これは完成度が高かった。水上さんは「ちょっと長くなってしまった」と言っているけれど、これだけの壮大な物語が6巻に納まっているのはなかなかすごいことだと思いますよ、ぼくは。水上さんが退行催眠を受けて、そのときに見たものが元ネタというのもだいぶおもしろい。

読後感でいえば懲役339年を読み終わったときのそれに近かったかな。

ダーウィンズゲーム

異能バトル系ですね。異世界でワイワイやっています。

デストロイアンドレボリューション

これも今年完結した作品のひとつ。物語の構図だけ見ると DEATH NOTE に似てると言えるでしょうか。人智を超越した力を手にしてしまったピュアな人間が、その力をどう使うのか。森恒二さんの作風が好きな人には迷わずおすすめします。

トモダチゲーム

「なんちゃらゲーム」っていう漫画は多くあって、これは LIAR GAME 系に分類されるやつです。

ドラゴンボール超

ずっとスルーしていたのですが、急に思い立って読んでみました。おもしろいといえばおもしろい。ただ、巻末に鳥山明さんととよたろうさんがお互いにお互いをほめあうコーナーがあって、あんまり健全な状態には思えないのだよなあ。考えすぎか。そういうの気にせず、ドラゴンボールの続編だと思って読めばいいのかもしれません。

ハーモニー

頼む、3巻を出してくれ!最後まで読みたいんじゃ!

ハイスコアガール

騒動のせいですっかり熱が冷めてしまったけれど…作品がおもしろいことに変わりはありませんね。

ハピネス

押見作品の中では、ずいぶんと物静かな部類に入りそうですね。独特の静かな世界の中を進んでいく物語。ぼくは押見作品が全面的に好きなのでこれも「好き」としか言いようがない。

ふしぎの国のバード

系統で言えばぼくが手に取って読むタイプの漫画ではないのですが、たぶん Amazon でなにかの漫画を買ったときに「こんなのもあるよ」って表示されていたんじゃないかなあ。出会ったときのことはよく覚えていないものの、とにかく楽しく読めているので偶然の出会いに感謝。書籍「サピエンス全史」の上巻を読んだ直後だからより楽しめている、ってのもありそうです。

プラチナエンド

DEATH NOTE」「バクマン。」に続く、大場・小畑コンビの作品。現時点での最新7巻まで読んであります。今後もっと盛り上がって、先行2作品をこえるよろこびを届けてほしいものです。ハードルが高いか。

ブラッククローバー

落ちこぼれの主人公が、実はすごい力を秘めていて、自身や世界を大きく変えていくことになる…という構図を見ると「NARUTO」「進撃の巨人」あたりと同じなんですけどね、ちゃんとオリジナルの作品として魅力的ですごいなあと思います。主人公の能力が「めっちゃ強い魔力」じゃなくて「魔力無効化」なところが深みを生んでいるのかしら。楽しく読んでいます。

マイホームヒーロー

主人公であるお父さんの設定がいいですねぇ。他に似ている漫画を知らないので、とてもそそられています。早く3巻を読みたい。

メイドインアビス

アニメもよかったですねぇ。今年の個人的な大ヒット作品のひとつです。ぼくは1巻を2016年5月に購入しているのですが、なんと、読まずに放置したまま2016年を終えてしまったのですよ。興味は持ったものの、ふだん消費する作品たちにはない絵柄だったので遠ざけてしまっていたのでした。年が明けてから1巻を読み、そこから最新刊まで読むのはあっという間でしたね。んなあ。

つくしあきひとさんの作品ということで、こちらも読みました。とある漫画家の人が子どものポルノのアレコレでトラブったときに、世間がつくしあきひとさんを心配しまくっていておもしろかった。笑いごとではない。

レイリ

レイリ殿〜!日本の戦国モノですね。おもしろい。

ワールドトリガー

健康第一ということで、葦原さんには無理なくがんばってもらいたい…!ぼくはいつまででも待ちますよ。丁寧に書かれたワールドトリガーを、最終話まで読みたいのです。

ワンパンマン

7月末に、ふと思い立って全巻を購入しました。おもしろいですねぇ。パンチ1発で倒せちゃうようだと展開がなさそうな気がしちゃいますが、いろんなキャラクタたちが登場してちゃんと物語を紡いでいくからすごい。どうやって終わらせるつもりなんだろう。楽しみ。

亜人

亜人っていう設定が最高。たしかに世の中に亜人がいたらこうなりそうだな、というリアリティを持たせつつ、ぼんやり読んでいるぼくのような読者の想像の範囲は容易にこえてきてくれる。まんまと「そうなるか〜!」とウキウキしながら読んじゃっています。

嘘喰い

最近は命懸けでハンカチ落としをやっている。安定しておもしろいなあ。「エア・ポーカー」がおもしろかったな〜と思って記憶に残っているけれど、あれを読んだのは去年か。

映像研には手を出すな!

不思議な雰囲気の漫画でおもしろかったです。空間の見せ方が独特だなあ。その空間にあわせて台詞を立体的に配置する手法も不思議。これは1巻で止めちゃうともったいないやつで、まっとうに評価したかったら2巻のラストまでは読んでおくとよさそうですね。2巻がよかった。

王様達のヴァイキング

数少ない、プログラマが主人公の物語ですよ。けっこうな巨悪と戦っているので、この戦いが終わったら物語も終わっちゃうんじゃないかって心配しています。今後数年は読みたい作品なので、いい形で長続きしてくれたらうれしいなあ。

仮面ライダークウガ

ゴースト、エグゼイド、ビルドと最近またテレビ番組の仮面ライダーを観るようにしていて、平成ライダーの原点を思い出そうと思ってクウガの漫画も読みました。テレビ番組は子ども向けという感じがするけれど、漫画になると少年コミックを飛び越えて一気に青年コミックになるからおもしろいですね。テレビ番組で観たクウガとはシナリオも少しずつ違うのかな。

花園メリーゴーランド

すごく雑な言い方になっちゃいますけど、村って怖いじゃないですか。「惨殺半島赤目村」で描かれるような村もそうですし、この作品の舞台となる村もそう。その小社会の外から見ると「えっ、なんで!?」ということがその村の内においては極めて重要な意味を持っていたり、盲信されていたり…。これは村だけじゃなくて閉鎖的なコミュニティ全般に言えることなんですけどね。そういう怖さがたっぷり表現されていておもしろかったです。

村の外から見た村の怖さと、子どもから見た大人の怖さと、それらが重なっているから余計に怖いのかもしれません。

海王ダンテ

ぼくの大好きな皆川作品ですよ。これまでの作品でいうと「D-LIVE!!」がいちばん近いかしらね。2016年に「PEACE MAKER」が完結してしまって、ぼくはちょっとした皆川ロスを抱えて生きていたので、今はこの作品にすがるような気持ちがあります。

監禁嬢

ちょいエロ要素ありのサスペンスホラー。赤ちゃんをピョンってやるシーンがいちばん怖かった。リアリティはあんまり感じていないものの、漫画としては楽しめています。

監禁嬢 : 1 (アクションコミックス)

監禁嬢 : 1 (アクションコミックス)

監獄実験

これ系は「ただただ残酷な描写だけでゴリ押し」的な大ハズレもあると思って選ぶときに慎重になりがちなんですが、監獄実験はなかなかよかったです。社会実験っぽい成分が含まれているのがぼく好みだったのかな。

鬼滅の刃

週刊少年ジャンプで連載を追いかけていた頃はあんまりピンときていなかったのですが、高評価をたくさん見かけたので今年後半になってエイヤッと買ってみました。単行本で読んだ方がおもしろく感じます。

響 (小説家になる方法)

主人公の強キャラっぷりが最高。そこいらの少年漫画よりよっぽど破天荒な主人公、響ちゃん。でも読み進めていくと、響ちゃんよりドギツイ隠れ強キャラが他にもポツポツと存在していることに気付いて味がしてきますね。いいぞ。

なるほど、こういう女の子を描きたくてしょうがないのか〜という気持ちになれるので他の作品のあわせ読みもよいですね。

空挺ドラゴンズ

最近のファンタジー漫画は架空の料理と食事シーンを丁寧に描きたがる!!!

君が死ぬ夏に

タイムリープもの。クセがないので読みやすくていいですね。こういうのは作品が完結してからあらためて一気読みしたくなる。

血の轍

圧倒的な人間の気持ち悪さを得たかったら、押見作品〜!今度のテーマは「毒親」ときましたか。1巻からさっそく気持ち悪くて本当にすごい。あいかわらずの押見作品の気持ち悪さなのだけれど、これまでのどの作品とも違う新境地にも感じられました。だいぶ気持ち悪い。

健康で文化的な最低限度の生活

社会派おもしろ漫画。ぼくはこれ好きなので結末まで見届けると思います。

殺戮モルフ

スプラッター。12月20日に2巻(電子書籍版)をゲットするはずだったのだけれど、いろいろあって発売中止になってしまいました。

残虐シーンが外薗さんの確認なく黒く塗り潰されちゃったみたいですね…。妙なトラブルにならないことを祈るばかり。

七つの大罪

王道ファンタジー。この作品のおもしろポイントがどこにあるのかはいまだにわからないのだけれど、28巻まで興味を失わずに読めているんだからやっぱりおもしろいのだと思う。王道だからそれでいいのか。

出会って5秒でバトル

これはタイトルを毛嫌いしてしばらくスルーしていました。もっと早く読めばよかった!懸念していたような雑な内容じゃありませんでした。しっかりおもしろい。

将国のアルタイル

絵が繊細できれいな戦国モノ。バルトライン帝国との戦いも激化してきましたね〜。

少女ファイト

大好き作品。高校女子バレー。今年は14巻しか出なかったのかな。くぅ〜、もっと読みたいでござるよ〜。

昭和天皇物語

@igaiga555 さんとランチしたときに教えてもらって即購入。こうして、自分では発掘しないような漫画を読むのもいい。ぼくは昭和生まれだけれど、昭和天皇さんのことをなにも知らないなぁ、と思いました。この漫画で概要からでも知っていけたらいいな。

進撃の巨人

20巻を過ぎたあたりからぼくの理解が追いつかなくなってきた感はあります。でもいいんだ、完結したら最初から読みますから。24巻はなかなか衝撃的でした。どう着地するのだ。

世界はボクのもの

若杉さんのゆるいテイストで展開していく「アイドルオタク & ボクシング」の漫画。早く続きを読みたい!ってテンションでもないんだけれど、なんだかんだでこのまま読み続けそう。おもしろい。

青の祓魔師

ぼくの中では「鋼の錬金術師」と近いところに分類されているファンタジー。こういうことを言うと熱心なファンの人に怒られそうですね。主人公の生い立ちは「NARUTO」に似ている。

先生の白い嘘

いい感じに完結した!最後までおもしろかったですねぇ。登場人物がことごとく悲哀を帯びているダウナー系。10年後に読んだら、また受ける印象がちがうんだろうな。2017年のこの社会の雰囲気の中で読めてよかったです。

創世のタイガ

自殺島」「デストロイ アンド レボリューション」が完結したと思ったら、またサバイバルが始まったよ〜!と思った人は静かに挙手してください。下手すると自殺島の焼き直しみたいになっちゃいそうなものなので、どう差別化してくるのか楽しみです。

双亡亭壊すべし

「ザ・藤田作品」って感じでおもしろいですねぇ。実は「月光条例」にうまく乗れなかったぼくなので、この作品を通じてまた藤田作品を楽しめているのはとてもうれしいです。落ち着いた頃に月光条例に再挑戦してみようかな。時期を変えて読んだらすんなり読めた、ってこともありますからね。

地底旅行

全4巻。わかりやすく冒険モノです。おもしろかった。

鳥葬のバベル

いいテンションで2巻を読んでいて「お、これは今後が楽しみな展開になってきたな〜」と思ったものの、4巻で終わるお話でした…。こういう世界観の長編も読んでみたいな、と思わされました。おもしろかったです。

鳥葬のバベル(4) (モーニングコミックス)

鳥葬のバベル(4) (モーニングコミックス)

東京喰種トーキョーグール:re

たしか8〜10巻あたりで「まったりしてきた…?」と思ってしまったタイミングがあって、このままズルズルといくようなら「東京喰種で終わっておけばよかったじゃん〜」という暴言に至っていた恐れがありまして。また加速してきましたね!なんかもうすぐ終わりそう!(ヤンジャンは読んでいないので最新情報は知りません)

波よ聞いてくれ

北海道札幌市が舞台ということを知って即買いして読んでみました。ジャンルすらよくわからない謎の物語。高密度に散りばめられた小ネタを拾い集めて楽しんでいけばいいのかしら。どこかで大きな展開があるのかな。どきどき。

白暮のクロニクル

きれいにまとまったサスペンス。終わり方もきれいでしたね。2日くらいでガッとサスペンスを読みたい人におすすめしましょう。

辺獄のシュヴェスタ

えっ、6巻で完結しちゃうんですか…?ぼくもこの目で結末を見届けましょう。

僕だけがいない街

メディアミックスも盛り上がって、大ヒットでしたねぇ。素直におもしろかったです。

僕のヒーローアカデミア

ぼくが紹介するまでもないッスね。少年漫画のド真ん中。直球でおもしろい。

夢で見たあの子のために

「僕街」の三部さんの新作だーーー。これまた憂いを帯びた物語で、どんな展開になっていくのかとても楽しみです。

約束のネバーランド

孤児院に見せかけた人間農場から脱出をはかる子どもたちの物語。けっこうな緊張感があって、ハラハラしながら読んでいます。

まとめ

思ったよりたくさんあって、一言ずつ添えるのも大変だった…!来年も漫画を読みまくるぞ!

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このサイトを https 対応しました

2017-12-10

このブログを Hugo で再構築しましたに書いた通り、これ以降 june29.jp は Hugo でソースコードを管理して成果物を GitHub Pages に載せて配信しています。見ての通りの独自ドメイン運用です。

この構成だと下記の記事にて説明されているような手順で https に対応できます。

CloudflareでブログをHTTPS化 | To Be Decided

ドメインが絡む作業なので設定が反映されるまでの待ち時間はそれなりにあるものの、お手軽に対応できちゃってお得だなぁと思いました。

結局のところ https 移行のいちばんのハードルは「これまでに蓄積してきたブックマークや Like やスターなどがゼロになっちゃう」のを受け入れにくい心理のところにありました。まあいいや、ということで思い切ることにしたので、初心に返ってがんばっていきましょう。

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書籍「サピエンス全史」の上巻を読んだ

2017-12-06

サピエンス全史(上) 文明の構造と人類の幸福 サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福 | ユヴァル・ノア・ハラリ, 柴田裕之 | 歴史学 | Kindleストア | Amazon

先日の「アメトーーク!」の読書芸人の回で Mr.ビーンbot @kazlaser さんが紹介していて、おもしろそうだったので電子書籍版を買って読んでみました。だいぶおもしろかったのでテンション高めに感想を書きます。

社会に対する興味

ガラスの10代後半、情報工学を専攻しつつもアルバイトは接客業ばかり選んでいたし、イマイチ「情報工学と自身の人生」の接点を見つけられずにいたこと。それが20歳を過ぎて、世間が「Web 2.0」と呼ばれる潮流に沸き、ウェブが一気にソーシャル化していった時期にようやく自分がプログラミングをする意義に気付いて、のめりこんでいったこと。

ぼくはきっと「多数の人々のインタラクションから成る、社会」というものに強い関心があります。大学〜大学院時代に「複雑系」という領域に惹かれたのも、思い返してみるとすごく自然なことに感じられます。

小中学生のころのぼくにとっては、社会の授業ってのは単なる暗記科目だったんだよなあ。おもしろさに気付けていませんでした。それが今では、社会と呼ばれるものやそこで起こるアレコレを観察し、楽しむようになりました。だから、この本に向かって手が伸びたのも、なるほどなあという感じです。

常識とか伝統とか

書籍の最初の方に載っている歴史年表は「135億年前」から始まっています。紀元前の話もたくさん出てきて、数千年から数万年のスケールで物語が語られます。

そうすると、たかだか直近数十年のログに根差した「常識」だとか「伝統」だとか、あまり真面目に向き合うものでもないのかな、という気持ちになれました。ときに、自分の感覚の正当性を主張するための後ろ盾として、あるいは、自分が思考を放棄したいがために「常識」「伝統」といった便利フレーズがふりかざされるときがあって、その度にぼくはウームと唸るはめになるのでした。だけどもう大丈夫。大袈裟に気に病むことはなさそう。

仮に「常識」「伝統」といった類のものがあったとしても、時の流れとともに変化していくもの。変化を恐れずに、そのときそのときでちゃんと自分の頭を使って考えていけばよさそうです。

農業革命 (第5章〜)

ぼくはなんとなく漠然と、人類の生活レベルってのは右肩上がりにいい感じになってきたものだと思っていました。だけどそうではないらしい。

だが、一万年ほど前にすべてが一変した。それは、いくつかの動植物種の生命を操作することに、サピエンスがほぼすべての時間と労力を傾け始めたときだった。人間は日の出から日の入りまで、種を蒔き、作物に水をやり、雑草を抜き、青々とした草地にヒツジを連れていった。こうして働けば、より多くの果物や穀物、肉が手に入るだろうと考えてのことだ。これは人間の暮らし方における革命、すなわち農業革命だった。

(Kindle の位置No.1478-1481)

ほうほう。

かつて学者たちは、農業革命は人類にとって大躍進だったと宣言していた。彼らは、人類の頭脳の力を原動力とする、次のような進歩の物語を語った。進化により、しだいに知能の高い人々が生み出された。そしてとうとう、人々はとても利口になり、自然の秘密を解読できたので、ヒツジを飼い慣らし、小麦を栽培することができた。そして、そうできるようになるとたちまち、彼らは身にこたえ、危険で、簡素なことの多い狩猟採集民の生活をいそいそと捨てて腰を落ち着け、農耕民の愉快で満ち足りた暮らしを楽しんだ。

だが、この物語は夢想にすぎない。人々が時間とともに知能を高めたという証拠は皆無だ。狩猟採集民は農業革命のはるか以前に、自然の秘密を知っていた。なぜなら、自分たちが狩る動物や採集する植物についての深い知識に生存がかかっていたからだ。農業革命は、安楽に暮らせる新しい時代の到来を告げるにはほど遠く、農耕民は狩猟採集民よりも一般に困難で、満足度の低い生活を余儀なくされた。狩猟採集民は、もっと刺激的で多様な時間を送り、飢えや病気の危険が小さかった。人類は農業革命によって、手に入る食糧の総量をたしかに増やすことはできたが、食糧の増加は、より良い食生活や、より長い余暇には結びつかなかった。むしろ、人口爆発と飽食のエリート層の誕生につながった。

平均的な農耕民は、平均的な狩猟採集民よりも苦労して働いたのに、見返りに得られる食べ物は劣っていた。農業革命は、史上最大の詐欺だったのだ。

では、それは誰の責任だったのか? 王のせいでもなければ、聖職者や商人のせいでもない。犯人は、小麦、稲、ジャガイモなどの、一握りの植物種だった。ホモ・サピエンスがそれらを栽培化したのではなく、逆にホモ・サピエンスがそれらに家畜化されたのだ。

(Kindle の位置No.1507-1523)

ぼくたちは動植物に家畜化されていたんですね…!

雑にまとめると、農業革命によって「手に入る食糧の総量を増やすことに成功した」し、それから「種の個体数も増えた」けれど、各個人の生活が楽になったかというと、ぜんぜんそんなことはなかったと。しかも、こういった狩猟採集スタイルから農耕スタイルへの変化は何世代にも渡って徐々に進行していったので、渦中にいた当人たちは「生活が大変になっている」という自覚も持てなかったと。

これを2017年を生きるビジネス戦士たちの日常にあてはめてみると、売上も伸びて従業員数も増えているけれど満足度はむしろ下がっている…といった状況を思い浮かべるでしょうか。あるいは「小麦」を「ソフトウェア」に置換して読んでみても、読み取れるものがありそうです。ふーむ。

想像上のヒエラルキーと差別 (第8章〜)

人類史上のいたるところにヒエラルキーや差別は観測され、またそこに生物学的必然性はない、というお話。

あらゆる社会は想像上のヒエラルキーに基づいているが、必ずしも同じヒエラルキーに基づいているわけではない。その違いは何がもたらすのか? なぜインドの伝統的な社会はカーストによって人々を分類し、オスマン帝国の社会は宗教によって分類し、アメリカの社会は人種によって分類するのか? ほとんどの場合、ヒエラルキーは偶然の歴史的事情に端を発し、さまざまな集団の既得権がそのヒエラルキーに基づいて発達するのに足並みを揃えて、何世代もの間に洗練され、不滅のものとなる。

(Kindle の位置No.2546-2550)

けっこうウッとなる内容が多かったです…。関連しそうな話としては、以前に転校生マインドというエッセイを書いたこともありました。「高校デビュー」「大学デビュー」なんて言葉たちが市民権を得ているところを見ても、いったん定着してしまったポジションというのは「リセット」しないとなかなか覆らないということかと思います。

あとはトランプゲームの「大富豪」のことも思い出しました。富めるものは次のゲームでも勝ちやすくなっていて、しばらくは勝者と敗者が固定されますよね。しかも現実には「スペ3」のようなあえて一発逆転が起きやすくなるようなメカニズムは組み込まれていないのでした。このゲームを「大富豪」とか「大貧民」とか呼ぶ無邪気な残酷さよ〜。

2017年に日本で生活しているぼくは差別的な考えは持ちたくないとは思っていますが、生まれるのが100年前だったら、きっと無自覚に女性を低く見てしまっていたのだと想像します。奴隷が当たり前に存在する時代と場所で育っていたら、きっと考えも染まっていたと想像します。

そうやって考えていくと怖いのは、老後の自分のことですね。最近も、ぼくの2倍くらいの期間を生きている男性が、現在のぼくの感覚では「なんでそんな差別的な発言をわざわざするんだ」としか思えないことを言って、批判を受けて頭を下げていました。ぼくもインプットを絶やさずに価値観をアップデートしていかないと、30年後くらいになんの気なしに放った一言で大変なことになるかもしれません。もしそれが、2017年に言う分にはまったく問題にならない一言だったとしても、です。

最強の征服者、貨幣 (第10章〜)

ついにおでまし、史上最強の宗教との呼び声も高い「貨幣」の登場。

タカラガイの貝殻もドルも私たちが共有する想像の中でしか価値を持っていない。その価値は、貝殻や紙の化学構造や色、形には本来備わっていない。つまり、貨幣は物質的現実ではなく、心理的概念なのだ。

(Kindle の位置No.3246-3248)

ズバーンと言い切ってくれて、実に気分がいいですね〜。そう、貨幣は心理的概念。

いや本当に、2017年にこの書籍の「貨幣」のところを読んでいて、仮想通貨というか暗号通貨のことを思い出すなという方が無理でしょう。人類の社会に貨幣はどのように定着したか、という過去の話として読むのもおもしろいけれど、まさに現在進行形で「定着するのか?しないのか?」と揺れ動いているビットコインたちのことを想いながら読むと連載中の漫画の最新話を読むときのような興奮もあります。

宗教的信仰に関して同意できないキリスト教徒とイスラム教徒も、貨幣に対する信頼に関しては同意できる。なぜなら、宗教は特定のものを信じるように求めるが、貨幣は他の人々が特定のものを信じていることを信じるように求めるからだ。

(Kindle の位置No.3357-3359)

美しい文章構造だなあ。

帝国とグローバル化 (第11章〜)

上巻の終盤、帝国のお話もおもしろかったです。

  • 帝国は、ぜんぶまとめて俺が面倒を見るから!幸せにするから!というオラオラ系のノリで他を飲み込んで大きくなる
  • 飲み込むときには、人間たちを大量に殺戮したり迫害したり、文化を壊滅させたりもする
  • それでもバーンと大きくなると社会は安定する
  • 飲み込まれた民族や文明も、やがてその帝国の一部となって成長を助けることになる

ざっくりと、こんな理解であっているのでしょうか…!

こんな調子なので、現代の地球には「純正の文化」と呼べるようなものは残っていないそうです。

アメリカ合衆国という帝国では、ケニア人の血を引く大統領がイタリア料理のピザを食べながら、お気に入りの映画『アラビアのロレンス』(トルコに対するアラビア人の反乱を描いたイギリスの英雄物語)を観ることもありうる。

(Kindle の位置No.3605-3607)

わははは。

人類の文化から帝国主義を取り除こうとする思想集団や政治的運動がいくつもある。帝国主義を排せば、罪に汚されていない、無垢で純正な文明が残るというのだ。こうしたイデオロギーは、良くても幼稚で、最悪の場合には、粗野な国民主義や頑迷さを取り繕う不誠実な見せかけの役を果たす。有史時代の幕開けに現れた無数の文化のうちには、無垢で、罪に損なわれておらず、他の社会に毒されていないものがあったと主張することは妥当かもしれない。だが、その黎明期以降、そのような主張のできる文化は一つもない。現在、そのような文化が地上に存在しないのは確実だ。人類の文化はすべて、少なくとも部分的には帝国と帝国主義文明の遺産であり、どんな学術的手術あるいは政治的手術をもってしても、患者の命を奪うことなく帝国の遺産を切除することはできない。

(Kindle の位置No.3681-3688)

そうですよねぇ。もし今日から「純粋な日本文化のみに触れて暮らしていきます」と言おうとしたら、はたしてぼくの生活には何が残るのだろう?って思っちゃいますもんね。

ところで、ぼくにとっては「帝国」ってあまり身近な言葉ではなくて、アルスラーン戦記将国のアルタイルなどの物語の中に出てくる概念として捉えがちです。「身近なところに帝国ってある…?」ともうちょっとだけ立ち止まって考えてみると、ぼくが今年いちばん「帝国っぽい」と感じたのは Instagram でした。

人間の殺戮や迫害こそしないものの、ソフトウェア・プロダクトの影響範囲の拡げ方は、この書籍で読んだ帝国の姿に通ずるものがあると感じます。ある意味では、いまや Instagram が法であり、Instagram における影響力がパワーであり、カフェも Instagram の方角を見て営業しているわけです。鈍器や刃物や火薬を用いて領土を奪い合う戦いは減ってきたものの、テクロノジをぶつけあってシェアという領土を拡大するための戦いは、この瞬間にも進行しています。

今年に限定せずに直近10年くらいのスパンで考えてみると、Google、Amazon、Apple 等を見て「帝国じゃん」と感じることもできました。まあ、よく言われていることでしたね。ぼくの感覚がみなさんに追いつきました。

まとめ

ふとしたきっかけから、書籍「サピエンス全史」の上巻を読みました。けっこうボリューミィなので、読むのが遅いぼくはやや苦労しましたが、おもしろくて最後まで読んじゃいました。下巻はどうしようかなあ。下巻の目次を見てみると「科学革命」「資本主義」「文明は人間を幸福にしたのか」などなど目をひくフレーズが多いですね… 年末年始にでも読めるといいかな。

読んでいる途中で一度「これ、日本語で書かれた本だっけ?」と思ったときがあって、それくらい自然に読める翻訳です。めちゃくちゃ丁寧な仕事だと思います。

だいぶおもしろい書籍なので、いまさらですがぼくからもおすすめしておきます。ごちそうさまでした。

サピエンス全史(上) 文明の構造と人類の幸福 サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福 | ユヴァル・ノア・ハラリ, 柴田裕之 | 歴史学 | Kindleストア | Amazon

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