#june29jp

イベント「東京工業大学CBECエンジニアリングデザインコンペティション」に参加してきた

2017-02-18

東京工業大学 CBEC エンジニアリングデザインコンペティション 2017

こちらのウェブサイトにも記載されている通り、弊社ペパボも協賛させていただいておりまして、また、ぼくはコンペティションの審査員として参加してきました。自分が審査員だなんて恐縮〜というのが正直なところですが、このような光栄な機会はそうそうないだろうとも思って、お引き受けいたしました。審査員席と書かれた席は最前列に用意されており、おかげで、全13チームのプレゼンテーションをたっぷりと堪能することができました。

審査結果の発表後にはマイクもまわってきて… そこでも述べさせてもらったことをここにも書いておきます。とにかく、どのチームのプレゼンテーションもおもしろく刺激的で、感心しっぱなしでした。

ひとつには、「ユーザの声を聞くこと」がしっかりと実践されているのを感じたこと。エンジニアリングデザインプロジェクトの特任講師を担当されている @kdmsnr さんからお話を聞かせてもらったところ、これはプロセスに組み込まれているとのことでした。最初は「えー、そんなのできるかなあ」という反応の学生さんも多いそうですが、一度経験してしまえばできるようになるのだそうで。こうして、学生時代に「問題発見と問題解決」のプロセスを体験した若い世代が社会に出ていく未来を想像すると、世の中のものづくりをきっとよい方向に変えてくれるだろうと期待せずにはいられません。

もうひとつには、ハードウェアとソフトウェアをうまく組み合わせたプロダクトが多かったのも印象的でした。協賛に 株式会社ウフルさんや DMM.make AKIBA さんが名を連ねているところを見ても、そういった流れがあることは間違いないでしょう。そしてそれが、2017年の学生さんたちからすれば「ふつう」のことなのだろうとも思って、頼もしく感じました。

どちらの要素も「ぼくの大学生時代との比較」という意味で新鮮なわけです。ぼくが大学にいた時期と言えば、もろに「Web 2.0」の潮流のさなかにいて、思い返してみると「個人でなにかソフトウェアを作り上げて世に出せる」そのことに大きな価値を感じていた時代だったと思います。それが今や、ソフトウェアだけじゃなくてハードウェアの自作もグッと安価に気軽にこなせるようになり、ただ作るだけではなく、真に必要とされるものを作ろうとするフェーズに移行していると感じます。この10年足らずの間に、ものづくりをとりまく環境は、どんどん変わっていっているのだと感じずにはいられませんでした。

最後は、おまけとして弊社の協賛企業ブースの写真を紹介します。

ぼくらはいつも採用目的。ふたりの距離つなぐ採用活動。

この写真はくろくんのインスタグラムから。たくさんの学生さんたちと交流できて、とっても楽しかったです。弊社も、もっともっと学生さんたちとの接点を増やして、学生さんたちに喜んでもらえるような取り組みをたくさんやっていきたいなあ。

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イベント「エンジニアとして、地方ではたらく。」に参加してきた

2017-02-14

【増枠!】エンジニアとして、地方ではたらく。 - connpass

先日も「LOCAL Community Summit 2017 に参加してきた」というエントリを書きまして、ここのところたまたま「地方とソフトウェアエンジニア」というテーマで考えさせられる機会が続いています。弊社は東京と福岡という2つの場所にオフィスがあるし、ぼくは北海道出身だし、ということで、ぼんやりとでも考えることがあるテーマではありますね。

同じ期間に在籍してきたわけではないけれど、同じ釧路高専の出身者として交流が続いている後輩の @frkout くんが立派にトークしていて、自分のことじゃないのにうれしくなりました。卒業から10年以上が経った最近、母校によってもたらされるつながりにじんわりと感謝の気持ちを感じることが多々あります。登壇ついでにうちのオフィスも見学してもらって、ちょっとの時間だけどゆっくりお話できてうれしかったです。またこっちに寄る機会があれば気軽に声をかけてほしいな〜。

弊社からは @pyama86 さんが登壇しました。急に決まった代打での登壇だったけれど、そこはさすがの @pyama86 さんでしたね、場を魅了する姿には感心してしまいます。同僚とはいえ別オフィスの勤務となると、実はゆっくり話したことがなかったりするので、こういった機会にちょっとでも話せるのはうれしいなあ。弊社の福岡メンバーズにお話を聞かせてもらうたびに「福岡に遊びにいきたい」と思わされるので、今年はなんとか理由をつけて福岡オフィスにご挨拶に行きたいと思っています。

Misoca@toyoshi さんに久しぶりにお会いできたのもうれしかったです。事業も順調そうで、ご活躍されていて素晴らしい。お互いに近況報告できてよかったです。愛知方面に遠征に行くときには、どうぞよろしくお願いします。

平日の夜、お仕事を一段落させてからオフィスビルの階段を降りていって、ふらっとこういうイベントに参加できて俺得でした!みなさん、お疲れさまでした〜。

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我が家の自家用 Slack に後輩ふたりが居候している話

2017-02-07

概要

2015年の年末から、後輩ふたりが我が家の自家用 Slack に居候してくれています。もとは奥さんとぼく、それに何体かのボットだけで暮らしていた Slack に、家族以外の人間を招き入れて過ごすようになってから丸1年以上が経ったので、ぼくらの身にどんなことが起きたのか共有してみようという試みです。我が家以外でそういった事例は聞いたことがないので、率先して発信してみるのがよさそうと思いまして。

招待した経緯

当時、後輩がいろんなことで悩んでいて、2015年の忘年会的な飲み会のときにも、ちょっと元気がない様子だったんですよね。たまにいっしょにごはんを食べたりして、とってもいいやつなのはわかっていたので、なんとかこの子が元気な毎日を過ごせるようになるといいな〜と思っていました。幸い、数年長く生きている身としてぼくの立場からでも助言できることはありそうだったので、まずは交流の機会を増やしてどんなことでも気軽に相談してもらおうということで、我が家の Slack に招待することにしました。

ちなみに、後輩たちはそれぞれこんな子です。

  • 20代なかばのウェブ系エンジニア
  • 20代なかばのウェブ系デザイナ

どんなことをやりとりしているか

日々 Slack でやりとりしている内容は、だいたい以下のような感じです。

  • なんでも雑談
  • なんでも相談
  • 近況報告
  • ボットによる毎朝8時の東京都の天気予報通知
  • フィードによる各位の新着ブックマーク
  • フィードによる各位の読んだ本

もともと奥さんとの間で活用していたボットや各種インテグレーションは、ほとんど後輩たちと話すチャンネルに持っていきました。

この1年の間に、どんなことが起こったか

いまふりかえってみて、招待してみて本当によかったなぁと思います。後輩たちはふたりとも元気にしていて、今日も Slack 上で定常的にコミュニケーションを取っています。

ぼくが充分にその役目をまっとうできているかどうかは置いておくにしても、20代の若者にとって、人生に迷ったときに気軽に相談できる相手というのは非常に重要なのではないか、と感じています。自分の場合は、20代の半ばで自身の価値観に大きな影響を与えてくれる出会いがたくさんあり、その中で信頼できる大人たちにも出会うことができました。人生における大きな決断の際には、そんな大人たちに話を聞いてもらってフィードバックを受けたりもしました。そうではなくとも、かっこいい大人たちの姿をウェブ越しにでも拝みながら過ごしていると、自分の決断にも勇気を与えてもらえるような気がするものでした。

居候してくれている後輩も、わかりやすいところでいえば「今の仕事をこのまま続けていてよいものか…」と悩んでいた時期があり、そんなとき、すぐに相談に乗れる場所があったのはよかったと思います。うちの奥さんは、後輩たちが元気に過ごしているかちょくちょく気にしていて、その姿はまるで寮母さん。そうそう、これはちょっと寮に似ているかもしれませんね。

特に大きな悩みがない時期は、お互いに「最近はこんなことをがんばっている」なんてことを共有し合って、それに「めっちゃいいじゃん」と声をかけあって、切磋琢磨する間柄になります。ぼくも、後輩たちが元気にがんばっている姿を見ると、負けていられないぜ〜という気持ちになれるのでとてもありがたいです。

それと、後輩ふたりがとっても仲良くなったことも書いておきましょう。Slack 上ではよく雑談していて、ごはんの約束をしたり、ライブ等のイベントに誘い合ったり、お互いの恋愛の進捗を確認しあったりしています。その様子を奥さんといっしょに眺めて「またイチャイチャしている〜」とにこにこしてしまいます。

まとめ

うちの Slack に居候してくれている後輩たちのお話を書きました。人間が難しいことも乗り越えてがんばっていくには、どんな形であれ「帰る場所」があると心強いのだと思います。それは職場にあるかもしれないし、コミュニティかもしれないし、今回紹介した事例のように、どこかの家庭の Slack だったりするのかもしれません。

今後、いつまでこの形が続くのかわかりません──後輩が結婚するときには、うちの Slack を卒業していくのかも…なんて思ったり──けども、後輩たちがちょっと疲れて帰宅したときに、うちの Slack に「今日も疲れたー」と書いてくれる今が続く限りは、ぼくは「お疲れさまでした、おかえりなさい!」と返していきたいと思っています。

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LOCAL Community Summit 2017 に参加してきた

2017-01-28

2017年1月28日(土)に開催された LOCAL Community Summit 2017 に参加してきました。北海道出身のソフトウェアエンジニアがたくさんいて、わいわいと楽しい時間でした。

サイトにも記載がある通り、ぼくは実行委員長の @hokkai7go に声をかけてもらって、パネルディスカッションに参加させてもらいました。

前日までも、運営のみなさんとパネリストたちで「どんな話をしましょうね」と賑やかにお話していたものの、ぼくは当日の朝にようやくスイッチが入って、パネルディスカッションのイメトレをできるようになりました。そして、最初の自己紹介のところを想像したら… あれ〜!いっしょに登壇する @mrkn さんと @onodes はもろに同じ研究室の出身だし、もうひとりの @takahashim さんにしたって同じ大学だし、これだけ偏っていて大丈夫なのだろうか…!と少しだけ不安になりました。

まあまあ、フタを開けてみれば!いまおかれている状況が多様な4人だったので、いろんな視点からの声が飛び交う、いい感じのパネルディスカッションになっていたように思います。単に「北海道いいよね〜」という話を重ねるだけではなく、実際のところどうなの〜というディープな内容でトークできて、嘘偽りのない刺激的なディスカッションでした。

(写真は @onodes にもらいました。ありがとう!)

聴衆として見ていた「道産子 CTO Evening」は、期待していた以上におもしろくて最高でした。北海道のお菓子を食べながらの休憩タイムや、夜の懇親タイムも楽しくて、久しぶりにお会いする北海道ゆかりのみなさんや、今回初めてご挨拶できる人もいたりして、濃密な時間を過ごすことができました。

実行委員会のみなさん、会場でお会いしたみなさん、どうもありがとうございました!次は LOCAL Community Summit 2018 があるのかしら?またわいわいできることを楽しみにしています。

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minne デザイナーズとドラッカー風エクササイズ

2017-01-25

ドラッカー風エクササイズとは?

弊社のハンドメイドマーケット minne のデザイナチームのみなさんが「ドラエクやってみたい!やるぞ!」という感じで年明け早々から高まっていたので、じゃあやってみましょうということで、ぼくは進行役としてお手伝いさせてもらいました。

ドラッカー風エクササイズ、通称・ドラエク。弊社でドラエクといえば、ドラエクおじさんことけんちゃんくんさんがいるわけですが、ドラエクは進行がそんなにむつかしいわけでもないし、社内に進行できる人が何人かいた方がいいじゃろう、わしもできるようになっておいた方が今後のためにもなりそうじゃわい、ということで進行役に立候補したのでした。

ドラエクは基本プレイ無料で楽しめるチームビルディングのメソッドのひとつで、詳しくは下記のドラエクおじさんのエントリ及び紹介資料をご覧くださいまし。

ぼくは当日のお昼過ぎまで「オリジナル版でやろうか、ペパボアレンジ版でやろうか」と悩んだ末、結局はこっちの方が今回の期待にマッチするだろうということでペパボアレンジ版を選びました。というわけで、けんちゃんくんさんの資料をほとんどそのまま流用しました。

ぼくはこの手のワークショップ系のアクティビティにおいて、空間がシーンとなる瞬間が苦手なので、よく会場にうっすらと BGM を流しておきます。今回も例外ではなく BGM を流していたわけですが、冒頭の挨拶では「ドラエクは、よくドラクエと間違われるのですが、ドラクエではありません」と説明しているときにドラクエの音楽が流れていたので、場をどうしたいのか意味不明な雰囲気になりました。

ドラエクをやってみて

ぼくは進行役ということで、一歩離れた位置から参加者のみなさんを眺めていたので、参加者がどういう気持ちになったかはアンケートを通じてしか知ることができません。アンケートを見ると… ふむふむ、だいぶ満足してもらえたみたいですな〜!よかったよかった。

ふだんいっしょにお仕事をしているチームメンバーと言えど、お互いに「相手に期待していること」をしっかりと言葉にして交換する機会って、あんまりなかったりしますよね。ちょっと照れ臭い気持ちもあると思いますが、日々のお仕事をより力強いものにするために、こういった意識のすりあわせはとても有益であるな、と感じました。

先日、とある後輩も「チームでドラエクをやってみました!よかったです!」と話してくれて、ほっこりエピソードでした。世界中に、自分たちのチームを大事にするチームが増えるといいなぁと思います。

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このブログを Hugo で再構築しました

2017-01-22

2006年6月29日に、当時23歳だったぼくが Birth. というエントリを書いてスタートさせた当ブログ。最初は「cameralady」という名前でした。それから10年以上が経ち、今では33歳になったぼくが Hugo でブログを再構築しました。

Hugo :: A fast and modern static website engine

Hugo

実は2016年中には完了させるつもりで12月に作業していたのだけれど、最初に選んだ方法ではうまくいかなくて、あれやこれやと試行錯誤しているうちに2017年を迎えてしまったのでした😌

もともと、2年周期くらいで「ブログを1から作り直したい」という衝動がわいてくる10年間を過ごしてきて、2〜3年前に自分のブログシステムの要件を考えたときには「スマートフォンからも更新できる」を含めていたように思います。なんだけれど、スマートフォンのある暮らしを数年続けてみて、自分はスマートフォンでまとまった量の文章を書くことはほとんどないと気付いてしまったので、それは要件から外しました。

だとすると、あとはもう基本的には MacBook でしか書かないわけですから、使い慣れたエディタで文章をダダダンと書いて、使い慣れた Git で push したら記事が投稿される、というのでよかろうと。静的サイトジェネレータでブログを再構築する方針に決めたのでした。

  • もともと WordPress で動かしていた june29.jp の全エントリをパーマリンクも変更せずに移行する
  • 自分的に「エッセイを書く場所」という位置付けで運用してきた june29.hatenablog.jp のエントリもいい感じに統合する
    • はてなスター、はてなブックマーク、Facebook の Like あたりの数は、捨てるのはモッタイナイので元エントリのものを表示したい
  • 2017年なので、ちゃんとスマートフォンからアクセスしたときにも読みやすくなるように配慮する

…というくらいの要件で、ゆるゆる〜っと移行作業をしました。細かいところはぜんぜん手が回っていないので、これから趣味としていろいろと手を加えて遊びながら少しずつ整えていきたいと思います。まずは自動デプロイの仕組みを整えるぞ〜。

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ペパボの本社事業部のチーフテクニカルリードになりました

2017-01-11

2017年1月1日付けで、勤務先であるGMOペパボ株式会社の本社事業部のチーフテクニカルリード(通称CTL)になりました。各方面から「おめでとうございます」と言われがちなので「ありがとうございます」とお返事しています。

ここでCTLの先輩たちのエントリを紹介。このおじさんたちは2016年9月1日からCTLで、本社事業部はいろいろと事情があって半年遅れでのスタートです。

半年遅れている分だけ「追いつかなきゃ…!」という気持ちもありますが、先輩CTLたちがこの半年の間にやってきたことがぼくにとっては道標になるので、後発のアドバンテージを活かしてババーンとやっていきたいところです。

2016年12月の某日にCTOのあんちぽさんと面談していて、なにかの話の流れで「来年はCTLをやってもらうわけですが、」と急に聞かされる形になったので、一瞬、キョトンとしてしまいました。ですが、ぼくがもともと本社事業部でやっていたこと・やろうとしていたことがあって、それは別にCTLにならなくてもやっていただろうと思うので、そういう意味では「もっとバーンとやってくれ」という追い風なのだと捉えて、しっかりと「やらせてください」とお返事できたのはよかったです。こうして、こじんまりとやっていく理由はなくなったので、盛大にやっていきたい気持ちで今年を過ごしています。

きのう2017年1月10日(火)に「本社事業部エンジニア決起集会」というものを開催し、関係各位とやっていきを確認し合えたので、ようやく自身のブログでも報告できる状態となりました。

解決したい課題

本社事業部は「いくつかのサービスを束ねて管理する事業部」という実状があって、EC事業部やホスティング事業部と比べてみても、あまり名が体を表していないんですよね。東京本社に拠点がある、ということくらいしか言っていない事業部名です。そんなところもあって、管理下にある各サービスごとにチームがあり、計画があり、目標があり、開発プロセスがあります。これだと、ともすれば「各サービス、がんばるように」となってしまい、同じ事業部といえどもサービス間の連携が弱くなりがちです。

他の職種は除いたエンジニアのみの配置図を描いてみると、事業部の組織構造によって「各自、がんばるように」となりがちな構図が浮かび上がってきます。この構図は様々な問題を引き起こし得るでしょう。

(画像は、決起集会に向けて用意した資料の一部を公開用にマイルドにしたやつ)

CTLとして、まずはこの構造上の課題と向き合うことにしました。「本社事業部エンジニアーズ」という単位で仕事に当たり、各個人のパフォーマンスを最大まで引き出せる体制を目指します。そしてもちろん、エンジニア以外の全スタッフとも連携できる組織になり、本社事業部の全サービスの成長に貢献していきます。全員成長で、全サービス成長だ!

とはいえ、いきなりエンジニアを乱獲して今日から各サービスに配属させることもできませんし、常に「人手不足」となりがちなサービス開発の現場にどのようにアプローチしていくのか?ここがひとつ、悩みどころではあります。いろいろと手を尽くしていこうと思っている中で、今週からはじめてみるのが「番長制度」です。

各サービスごとにチームがあって計画を立てて進んでいく以上、各サービスのコアなところはサービスのチームメンバーにしかわかりません。他のサービスチームの人に相談するにはハイコンテキストすぎることが多々あります。それでも幸いなことに、ぼくらはエンジニアです。一般化・抽象化されたエンジニアリングについて言えば、サービスに依らず適用可能なことがあります。エンジニアリングは共通言語です。共通言語があれば話ができる、やりましたね!

というわけで、エンジニア各位におかれましては、各自の得意なこと、あるいは、これから得意にしていきたいことについて、番長になってください。みんながみんな、なにかしらの番長であるのがよいと思います。あなたが、フロントエンド番長ならば、フロントエンド関連のIssueやPRを見つけては、番長から見て技術水準が充分かどうかレビューしていってほしいと思います。それを苦手とする人がいたら、ぜひともあなたの得意で助けてあげてください。得意なことを持ち寄って全員で成長していきましょう。各自の「自分としてはがんばりました」の水準ではなく、業界の水準を意識して仕事していけるようにがんばっていきましょう。

ぼくが大きな声で「自分の担当サービス以外のことにも関心を持ってくださいね」と叫び続けたとしても、精神論にしかならず、あまり実際の行動は誘発されないだろうと悪い予想をしました。番長という役割を置くことで、サービスや事業部の目に見えない境界線を越えてエンジニアたちがオラオラとやっていけるような、そんな取り組みに育てていきたいと思います。さっそく、番長の名乗りあげが相次いでおり、ひとりひとりの存在を本当に心強く感じています。他の事業部からも番長が次々に現れて、もう一触即発です。

今日、決済番長が「決済番長なので、新年会のお金を集めます!」と元気に声をかけてくれましたが、それはただの集金係だと思いました。ん?

あらためまして

立場も新たにしながら新年を迎えたので、今のお気持ちを表明しました。あわせて、やっていく取り組みの一部を紹介しました。

今年は、自分ひとりで奮闘してもほとんど成果にならないゲームに挑戦するので、これまで以上に周囲のみなさんの力を借りながらがんばっていく1年になることでしょう。あらためまして、本社事業部のみなさん、ペパボのみなさん、そして関わってくれているすべてのみなさん、どうぞよろしくお願いいたします!めちゃんこ頼りにしています。

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自分の言葉で書かれたコミットメッセージが好き

2017-01-11

140文字には納まらないな、と思ったのでちゃんとエッセイを書く人間になろう!

たとえばぼくがレビューを担当させてもらって「ここはAの方がよいと思いました」とコメントしたとして、そのときに「レビューで指摘された箇所を修正」というメッセージ付きのコミットが追加されたとする。そのあとぼくが思い直して「いや、他の箇所も考慮すると、やっぱりBの方がよさそうです」とコメントしたとする。また「レビューで指摘された箇所を修正」というコミットが追加される。

こういうやりとりだと、「レビュー」というプロセスというよりは「指示」を出している感じになっちゃって、レビューをしているつもりの身としては少し悲しい。そういった感情は抜きにしても、レビュー内容を理解して「うん、その方がよさそうだ」と思っているならそれを言葉にしてほしい。言葉になって出てくれば、レビューで伝えたかった内容がきちんと伝わっているか確認することもできてお得。もし悪さをした中学生を叱ったときに「怒られたのでやめます」と言ってきたら「なにが悪かったのか、理解してもらえたのだろうか…?」と心配になることだろう。あと、指摘されたので修正しました〜というメッセージはあとから見たときに有益になることは少ないと思う。「より意味のある名前に変更する」と書いてあったら有益だ。もし、コミットメッセージを自分の感覚と自分の言葉で書こうとしたときに指が止まってしまうとしたら、その変更の意義をしっかりと理解できていない可能性がある。そうだとしたら、レビューしてくれた人ともう少し丁寧に会話を重ねるのが筋でしょう。

ところで、さっきのツイートをしたら、過去にお仕事でいっしょになったことがある後輩からメンションがきた。ぼくは言ったことを覚えていなかったのだけれど、彼は覚えていてくれてうれしくなった。彼には、ぼくのレビュー内容の意図がしっかり伝わっていたのだと感じられてうれしい。

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「WEB+DB PRESS Vol.96」に寄稿しました

2016-12-23

本日、2016年12月23日(金)発売の WEB+DB PRESS Vol.96 に寄稿しました。特集1の「レビュー実践研修」ってやつを書きました。ソフトウェア開発の現場における「レビュー」というプロセスについて書いています。

WEB+DB PRESS Vol.96

WEB+DB PRESS Vol.96

2012年12月22日(土)、今からちょうど4年前に発売の WEB+DB PRESS Vol.72 には、今では同僚になった @udzura さんによる「コードレビュー実践入門」という特集記事があります。これがとてもよい内容で「さすが、うっくん」という感じなのですが、あれから丸4年が経って業界の状況も変わっており、次の春には次の新卒さんたちが入社してくることもありますし、2016年〜2017年にあわせた内容で「レビューをはじめるなら、これを読んでくれ!」と言って手渡せるようなものを目指して書きました。

ぼく自身のレビューに対する考え方は、就職して上京した2008年4月以降になにかしらのプロジェクトでいっしょにわいわいさせてもらったみなさんの影響を大きく受けていることでしょう。みなさんと共に過ごす日々の中で「このレビューはよかったな」「今回のレビューはなんかうまくいかなかったな」と蓄積してきたものを、ふりかえって整理しながら文章にしていきました。そうした日々がなければ書くことはできなかった内容なので、この場で感謝の言葉を述べておきたいと思います。めちゃんこありがとうございました!!!

そして、3〜4ヶ月間ほど執筆に取り組んでいたぼくを笑顔で応援してくれた妻にも感謝させてください。ありがとう。ラブリー。

こうしてみると、あらためて「ずいぶんお世話になっているなあ」と感じます。いつもありがたいお誘いをいただいて感謝です。

そうそう、今回おそらく WEB+DB PRESS の原稿としては初の試みとして、本文中に Emoji を使わせてもらいました。ご紹介ツイートにも Emoji がついていてニコニコしてしまいます。

ではでは、WEB+DB PRESS Vol.96 をどうぞよろしくお願いいたします!弊社 CTO の @kentaro さんのエッセイも読めてお得なので買ってください!!天皇さまおめでとう!!!

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2016年のペパボのCEOは君だ!日々の発言ですべてが決まる

2016-12-20

pepabo Advent Calendar 2016

これは pepabo Advent Calendar 2016 の12月20日の担当エントリです。今日はわたくし june29 が書きます。

きのうは @takumakume さんによる技術を共有し高め合う!ホスティング事業部でTech MTGを開催しましたでした。最近のホスティング事業部は勢いがあって素敵〜と思いつつ、本社事業部も負けていられないのでウオーという感じです。やっていきましょう。

さて今回は、2016年の社内コミュニケーションはどんなだったかな?というところに興味をもっていろいろと遊んでみたので、その一部をみなさんに紹介します。

2016年のペパボの Slack の発言データを眺めてみた

弊社ではすべてのスタッフが Slack を用いて日々のコミュニケーションを行っているので、これを見たらなにかわかるだろうということで、おもちゃとして選びました。

対象データ

  • 対象期間: 2016年1月1日のはじまり〜2016年12月16日のおわり
  • チャンネルの数: 1,048 (現役: 258, アーカイブ済: 790)
  • 発言体の数: 687 (人間: 615, ボット: 72)
  • 発言データ数: 4,048,420

ちょっと思い立ってやってみました。わりと気軽なノリで着手して、ひとつの発言をひとつの JSON ファイルとして保存していったら400万ファイルも保存されてしまって、解析しようにもファイルのままじゃどうにもならんとなって Advent Calendar の担当日の前日に大慌てで MongoDB のセットアップをはじめるドタバタっぷり… 盛大にコードを書き散らかしてしまったせいで公開できるようなコードがないのを先に謝っておきます!ごめんなさい!!!

なお、ぼくは一般ユーザの権限しかなくて、発言データのエクスポートはできないので、素朴に API を使ってデータを収集しました。ので、対象発言はすべて「パブリックチャンネルに投稿されたもの」になります。プライベートチャンネルやダイレクトメッセージは対象外です。

眺め その1 : 発言に多く使われた絵文字ランキング

  1. 🙇 [:bow:, 24605]
  2. 🙏 [:pray:, 8746]
  3. [:hachan-dogeza:, 6844]
  4. 😭 [:sob:, 6720]
  5. [:hachansuman:, 6138]
  6. 🙆‍ [:ok_woman:, 3243]
  7. 💦 [:sweat_drops:, 2586]
  8. 👀 [:eyes:, 2552]
  9. 🙋 [:raising_hand:, 1672]
  10. 💪 [:muscle:, 1549]
  11. [:hai:, 1546]
  12. ✨ [:sparkles:, 1483]
  13. [:space:, 1454]
  14. 👌 [:ok_hand:, 1422]
  15. ☺️ [:relaxed:, 1273]
  16. [:show-gun-gun-guuun:, 1150]
  17. 🎉 [:tada:, 1129]
  18. 😇 [:innocent:, 1094]
  19. 📝 [:memo:, 1094]
  20. [:unko:, 1089]

(絵文字を添えていないのは、弊社オリジナルのカスタム絵文字になります)

1位はダントツで 🙇 :bow: でした!!! みなさんちょっとあやまりすぎなのでは?日本企業かっ!これ、たとえば英語圏の企業だとそんなに 🙇 :bow: は使われないとか、そういう傾向はあるのでしょうか。弊社独自のカスタム絵文字は、読者のみなさんにはナンノコッチャでしょうが、3位のは「土下座系」で5位のは「謝罪系」なので、とにかくみんな毎日毎日ペコペコあやまりながらお仕事していることになります。ちょっとびっくりしました。

ざっくりまとめると、ぼくたちペパボのスタッフは、あやまったり祈ったりあやまったり泣いたりあやまったりオッケーを出したりしながら、日々の業務にあたっているということになります。

まあ、本当に洒落にならないミスをしたときは Slack に 🙇 :bow: とか打ち込んでいる場合じゃないはずなので、きっと謝罪というよりは「よろしくです」「おねがいします」ってときに 🙇 :bow: しているのだと思います。思いたいです。

あと20位は :unko: でした。これに対する考察はありません。

眺め その2 : 個人ごとの多く使った絵文字ランキング

ってのも出してみました。ぼくがよく使っている絵文字はこんな感じ!

  1. 🙏 [:pray:, 567]
  2. 👀 [:eyes:, 237]
  3. 📝 [:memo:, 157]
  4. 😭 [:sob:, 141]
  5. 😇 [:innocent:, 105]
  6. 🙇 [:bow:, 88]
  7. 💨 [:dash:, 86]
  8. 🤔 [:thinking_face:, 79]
  9. 👌 [:ok_hand:, 78]
  10. 💪 [:muscle:, 70]
  11. 😌 [:relieved:, 70]
  12. [:go:, 59]
  13. 💡 [:bulb:, 52]
  14. 😉 [:wink:, 48]
  15. ☺️ [:relaxed:, 42]
  16. ✨ [:sparkles:, 33]
  17. 🎉 [:tada:, 32]
  18. 🍣 [:sushi:, 31]
  19. 😢 [:cry:, 28]
  20. 🚧 [:construction:, 27]

とにかく祈っていますね…。来年からエンジニアじゃなくて祈祷師という肩書きにしようかと思うくらい祈っています。そして88回も 🙇 :bow: していた… わしもあやまり文化を形成する一員やったんや… さっきは「あやまりすぎ!!!」とか言ってすみませんでした…🙇🙇🙇(という謝罪)

2位は 👀 :eyes: でした。誰かが気になる発言をしていたらすぐに 👀 :eyes: って書いている自覚はあります。同じように 📝 :memo: も使うなあ。思っていたほど 🍣 :sushi: は使っていなかった。

さて、ちょいと他の人の使用絵文字も紹介しましょうか。

弊社 EC 事業部長の @glover さんのトップ4は 🍺 [:beer:, 269], 🙇 [:bow:, 112], 👍 [:thumbsup:, 22], [:suzuri:, 15] でした。謝罪の2倍以上のビールが存在していますね。Twitter のプロフィールのところにいろいろと書いていますが、今すぐ「謝罪の倍くらいビールが好きです」と書き直してほしいと思いました。

眺め その3 : リアクションに多く使われた絵文字ランキング

Slack では発言に対して絵文字で反応することができます。それがリアクションってやつです。リアクションに多く使われているのはどんな絵文字なのか調べてみました。

  1. [:hai:, 29208]
  2. 🙋🏻 [:raising_hand:, 13816]
  3. [:otsu:, 7614]
  4. [:hachansuman:, 7167]
  5. 🙇 [:bow:, 7041]
  6. 🙏🏼 [:pray:, 4996]
  7. 👀 [:eyes:, 4424]
  8. 🙆 [:ok_woman:, 4249]
  9. [:sumi:, 4128]
  10. 👍 [:+1:, 4084]
  11. 🎉 [:tada:, 3937]
  12. [:hachan-dogeza:, 2627]
  13. [:kidoku:, 2188]
  14. 😭 [:sob:, 1646]
  15. [:hachanhai:, 1580]
  16. ㊗️ [:congratulations:, 1378]
  17. 💪🏻 [:muscle:, 1335]
  18. 😇 [:innocent:, 1303]
  19. 🍣 [:sushi:, 1272]
  20. ✨ [:sparkles:, 861]

1位は :hai: ってやつです。最高に :hai: ってやつ。これは弊社のカスタム絵文字で「はい!」を画像にしてあるやつですね。2位の 🙋 :raising_hand: は片手をあげた女の人の絵文字なので、トップ2が「はーい!」って感じのやつです。たいへん聞き分けのよい、元気なお返事のできるスタッフがたくさんいるということです。アットホームな職場です(?)

9位の :sumi: もカスタム絵文字で「済」のハンコを画像にしてあるものです。たとえば総務や人事から「いついつまでに、これこれしてくださいね!」と全社アナウンスがあったときに、済ませた人から順に「済」のリアクション絵文字を置いていくような使われ方をしています。とってもかわいいコミュニケーションで、ぼくは大好きです。

あとは 👍 :+1: や 🎉 :tada: や ㊗️ :congratulations: や 🍣 :sushi: や ✨ :sparkles: はめでたい系ですかね。サービスの新機能がリリースされたときのアナウンスなんかには、よくこれらのめでたい絵文字がつけられている印象です。

眺め その4 : 個人ごとのつけられ絵文字ランキング

各自の発言にどんなリアクション絵文字がよくつけられているのかを見てみました。まずはぼくの分を見てみましょう。 …と思ったけれどあんまり見所のない結果だったので、ぼくのはスキップして他の人のを紹介しますね。

まずは @udzura さんの獲得リアクションをご覧ください。トップ6が [:hai:, 158], 🙏 [:pray:, 60], [:shingi:, 47], 👀 [:eyes:, 45], 👍 [:+1:, 28], 😇 [:innocent:, 24] となっております。@udzura さんはすごい人なので承認の 👍 :+1: をたくさん獲得していますが、「審議」の2文字を画像にした :shingi: や 😇 :innocent: をたくさん集めていることがわかります。@udzura さんの人柄がよく出ていて、ほっこりとした気分になれます。

続いて @pyama86 さんの結果。トップ6は [:hai:, 90], [:ikemen:, 49], 👍 [:+1:, 40], 🙏🏼 [:pray:, 30], 🎉 [:tada:, 29], 🙋 [:raising_hand:, 17] の通りです。2位に :ikemen: がきていて、なるほど、ただの自称イケメンではないということがわかりますね。ペパボのスタッフたちに認められているイケメンというわけです。ちなみに弊社 Slack に :ikemen: と書いて投稿すると @pyama86 さんの顔写真が表示されます。

眺め その5 : 個人の発言時間帯パンチカード

f:id:june29:20161221005838p:plain

横に長い文字列で、うまく表現できなかったので画像にしちゃいました。縦に曜日、横に時間帯をとって、各枠での発言数をまとめてあります。これによって、平均的に何時台から働きはじめて何時台に退勤しているかの雰囲気がつかめます。

全スタッフのデータを出したので眺めてみると、インフラエンジニアさんが深夜や早朝に対応してくれている様子や、土日にカスタマーサポート業務を担当してくれているみなさんの様子などが見えてきて、あらためて「みなさんありがとう」という気持ちになれたので俺得でした。

そして今年のペパボの CEO は…!

今年、もっとも多く絵文字を活用して発言していた人を、勝手に Chief Emoji Officer と呼んで表彰することにしました。栄えあるペパボ CEO 決定戦 2016 のチャンピオンは………………………

いろいろと考えた結果、社内限定で公開することにしました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

気になるという人はこのリンクをたどっていくと最終的に閲覧することができるので、ぜひぜひ結果を見にきてほしいと思います。

そんなこんなで pepabo Advent Calendar 2016 の12月20日のエントリを june29 が担当しました。

明日、21日の担当はぼくの隣の席の @kurotaky くんが担当です!彼はよく :ahiru: という絵文字をつけられているナイスガイです。

この記事は、もともと下記に投稿されたものです。各種いいねやブックマークの数は下記 URL のものを表示しています。

http://june29.hatenablog.jp/entry/pepabo-ceo-2016

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